就職・転職の扉をひらく「ことばランド」

安正 前田
就職・転職の扉をひらく「ことばランド」

ことばは、自らを表現する大切なツールです。 そのツールをうまく使いこなして、未来の扉を開いていきましょう。「ことばランド」は、そのお手伝いをします。 文章コンサルタントの前田安正と、フリーアナウンサーのみどりーぬこと、江川みどりがお送りします。

  1. 28 THG 10

    EP#124 リーダーになることだけが「適材」ではない。裏方の重要さ、ゆめゆめ軽んじてはなりません

    リーダーになるのは、大体決まっているのだそうです。これは、動物の話なんですが、その群れのボスになるのは、体が大きいとか力が強い、という要素があるものの、その個体がもっている雰囲気なのだそうです。これは案外、人にも当てはまるような気がします。何となく真ん中にいる人っているでしょ。どんなに勉強ができても、リーダーに向いていないタイプっていうのも、経験上、理解しやすいところです。 世の中はリーダーになれる人を求めがちだけど、リーダーに向いていない人が、ダメだというわけではありません。補佐・参謀向きの人、交渉に長けている人、特筆するところはないのだけれど、人を魅了してリーダーになる人っているでしょ。ところが、もう一つ重要なのが、裏方に向いている人。これって、ものすごく大切。コツコツと業務の処理ができる人って、絶対重要。そういう人たちに支えられないと、表に立つ人も表に立てない。ところが、往々にしてここを軽んじる傾向にある。 アリだってハチだって、女王だけがいても繁栄しない。働きアリや働きバチが支えているから女王が生きられる。ところが、ここを無駄だという風に考える傾向が強い。生産性ということばで、何となく丸められている場合があるけれど、生産性を上げることは、無駄を省くことではあるのだけれど、ゆとりまで拭い去っていることがある。ゆとりと無駄を同一に見ていて混同しているからなんだよね。 働くということは、自分の労働・能力を時間で会社に貸しているとも言える。一人で働くようになると、労働も時間もごちゃごちゃになるし、表方も裏方も、全部自分でやらなければならない。この時になって、初めて裏方の意味がわかるようになる。 就活や転職をするときには、夢を抱くことは重要。それがポジションを得ることを目的とするのであれば、自らの力量を確認しておいた方がいいと思う。人間がすり減ってしまうからね。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    16 phút
  2. 21 THG 10

    EP#123  面接担当者は見ていた! 論理性、感性、そして見えない伸びしろ

    この番組では、就職・転職に役立つ内容、と言っているのですが、実は就職と転職というのは、意味合いが大きく違うんですよね。新卒での就職は、基本的に初めて働くということが前提になっているので、それまでの経験というのは、採用側としては、ある程度予想がつきます。ところが、転職の場合は、数年間社会に出ていたので働いたときの実績が問われてきます。 そのため、就活の場合は、いわゆる「伸びしろ」を企業は見ているんです。これを見定めるのは、ものすごく難しい。面接などでもしっかり準備して、そこをピークに持ってくるので、判断基準があってないようなものなんです。学生時代の成績は一つの判断材料になりますが、それと仕事とは必ずしもリンクしません。仕事は最終的に「人間性」だと思っています。しかし、これも確固たる判断材料がない。クラブ活動で主将をしていたとはいっても、うまくまとめられていたのかどうか、はいわば自己申告です。 その時にどう判断するか。一つには就活試験の論文を目安にします。伝えるべきことがしっかり書けているかどうか、を見ます。 ちょっと不思議な言い方をすると、採用した人の印象ってあまりないんです。当然、一緒にいるよね、という感覚なんです。むしろ採用のボーダーラインにいた人や採用できなかった人の方が、強く印象に残っていることの方が多いんです。「惜しいなあ」「ここを乗り切れればよかったんだけどなあ」と、採用の枠もあるので、あと一人採れるなら、という思いで、泣く泣く断念した人もいるんです。むしろ、その人の方が印象に残るんです。 転職の場合は、実績と今後の展望なんですが、実は、業績シートはさほど重要ではないと思っています。まったく業種の異なるところから転職する場合、過去の業績の内容ではなく、その仕事にどう関わってきたか、の方が重要です。僕は、そこを聞くようにしていました。業種が異なっていても、仕事の関わり方が一生懸命であれば、これからの仕事にも経験が生かせるからです。 やはり、社会人経験をどう将来に活かしていくのかが、上手くプレゼンできるか、に掛かっていると思います。転職はステップアップにならなければ、意味が無いからです。 ポジションとか役職が重要なのでは、そこでどういう働きをしていのか、が重要なんです。これは、異業種に転職する際も同様です。 僕の経験で言うと、文章でその人の論理性を見て、その人のまとう雰囲気で感性を推し量る、ことを意識していました。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    17 phút
  3. 14 THG 10

    EP#122 「面接の準備」。それは本当に準備になっていますか?

    僕はあがることはほとんどないんですが、それでも若いときは、ちょっと自分の予想とは違う反応をされたときには、うろたえてしまったことがあります。 面接などであがってしまうのは、一つには自分を前に押し出すのが不得意だということがあるかもしれません。これを克服するには、場数を踏んで慣れるということも必要かと思うんですが、でも、そういう人が面接で失敗するかというと、そんなこともないんです。あがったとしても、自分の考えを伝えようとする姿は、面接担当者には伝わりますから。 それよりも、あがってしまう要因として大きいのは、準備不足だと思うのです。もちろん、準備していると思うんです。会社の資料を読んだり自分の考えをまとめたりしていると思うんです。ところが、資料の読み方が浅い場合が多い。一生懸命読み込んではいるのだけれど、面接担当者からの質問には答えられない。最初の一歩に躓くと、雪崩を打ったように崩れてしまう、というケースをよく見てきました。 実はこれって、準備ではなく用意なんです。「用意」はある物事を行うために必要なものなどをそろえるという意味です。それに対して「準備」は物事がうまく運ぶように前もって環境や態勢などを整えるという意味です。 つまり、資料を読んだだけなら、用意です。資料を読んだうえで、自分なりの意見を言えることが準備です。面接における想定問答集などが売られているかもしれないけれど、50も60も想定問答を考えたところで、全ての質問に答えられる訳がありません。そこから外れた質問が来たときに答えられるかどうかが勝負です。準備は、どこから質問をされても、自分の言葉で答えられるようにしておくことです。 会社に選ばれるという意識は拭えないと思いますが、一方の頭で、会社を選ぶという意識を持つべきだと思うんです。会社に合わせた答えを用意していたら、批判的に会社を見ることができません。批判的というのは、否定的とは違います。同業他社と何が違っているのか、それに対して自分は何を思い、どう考えるのか、ということを自分のことばで言えることが、準備なんです。 これができていないと、ちょっとした意見のズレに対応できなくなって、顔が真っ赤になって頭の中が真っ白という状態になりがちです。 面接担当者だって、パーフェクトじゃない。選ばれる側と選ぶ側は対等なので、必要以上に怖がる必要はありません。練習で泣いて試合で笑え、などと言いますが、準備の意味を改めて考えてもらいたいと思います。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    14 phút
  4. 7 THG 10

    EP#121 違うんだなあ。ほめ方を間違えてるから、育たないんだよね。ほめるべきは、結果じゃないんです。

    前々回にラジオネームみかんさんから頂戴したメールをもとに、「さまざまありがとうございます」の違和感について、お話ししました。 その後、みかんさんは、若手社員に話をし、その社員もご自身で調べて「なるほど」と理解してもらえた、と いうメールを頂戴しました。 よかったですね。若手社員にどう話すかは、みかんさんの力量が試される部分だったのですが、きっと上手に伝えられたのだろうと、ホッとしました。 というわけで、今回は「人をほめる」に焦点を当てたいと思います。「ほめ殺し」ということばがありますが、誰しもほめられて嫌な思いはしませんよね。ほめ上手は、コミュニケーション上手なんです。 大体、人は、結果をほめるんですね。テストで100点取ったとか、ノルマを達成したとか。でも、それって結果がでなければ、それまでの時間や努力を否定されてしまうことになる。 もちろん結果も大事です。しかし、結果が出せないで一番悔しい思いをしているのは、本人です。そこにかけた時間や努力は、上手くいったときとそうでなかったときと、さほど変わらないんです。たまたま、どこかのポイントがわずかにずれただけなんです。 だから、途中経過をほめることってとても大切なんだと思います。途中経過って、ほとんど人から見られませんもんね。だからそこをほめるのは難しい。 文章は、結果として出来上がった作品について、評価されます。でも、僕が開いているライティングセミナーに参加している人たちは、最初は書くのに精いっぱいだんです。 ところが、セミナーで、僕がいろいろコメントしたり内容を確認したりしていくと、書くときに考えるようになるんです。どうすれば文を簡潔にできるか、この表現でいいだろうか、と。 何度も修正すると、その軌跡が見えてくるんです。それがとても素晴らしい。それまで使わなかった脳を使えるようになる。そうすると、文章を書くのが楽しくなる。必然的に文章もわかりやすく、自分を表現できるようになる。これが、大事なんです。この課程を言語化っていうのだと思います。 自分を表現するために、自分を見つめ直し考える作業ができる。その課程をほめられる、という循環ができるんです。これは、会社で後輩を育てるときにも重要なポイントになる。途中課程を見てあげると、コミュニケーションも円滑にいくようになります。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    16 phút
  5. 30 THG 9

    EP#120 「わざわざありがとうございます」。この言い方、違和感ありますか?

    先週、ラジオネーム「みかん」さんから「さまざまありがとうございます」の違和感についてお便りを頂戴し、お答えしました。 なんと、きょうはそれに関連して「わざわざありがとうございます」と言う若手社員が結構いる、というお便りを「つみたてニーサン」から頂戴しました。いつもありがとうございます。 これも、「わざわざ」の持つニュアンスなのだろうと思います。「わざわざ」には、「何かのついでではなく、労力を惜しまないで特にそのためだけにするさま」とか「特別に」という意味があります。そのため、悪い意味はないんですよね。「わざわざ遠くまでお運びくださり、ありがとうございます」は、労力を惜しまず来てくれたことに対しての感謝になります。 ところが、「わざわざ」には、もう一つ「わざと」という意味もあるんです。たとえば「わざわざ勉強の邪魔をしにくる」というと「わざと」というマイナスの意味になります。この感覚が微妙に反映しているのではないかと思うんです。「わざわざありがとうございます」が素直な感謝ではあるものの、受け取りようによっては「余計なことをしてくれて、ありがとう」という嫌みにも感じるということだと思うんです。 長所・短所について、お話しした回でも「ことばには両面の意味がある。長所は短所にもなるし、その逆もまたしかり」ということを指摘しましたよね。 つまり、ことばには辞書が解釈している表向きの意味と、そこに含まれる奥深いところの意味がひそんでいる、ということなんだと思います。面接のときだけでなく日常生活でも、ちょっとした違和感があるときは、立ち止まって辞書を引いて、考えるということをするといいと思います。 ただ僕は、ことばの意味を限定したり、抑制的に使ったりするのは、少し考えものだと思ってはいるのですが・・・。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    10 phút
  6. 23 THG 9

    EP#119「さまざまありがとうございました」丁寧なのに違和感! このわけ、わかりますか?

    新装開店してから初めて、ラジオネーム「みかん」さんからお便りを頂戴しました。ありがとうございます。今回は、「みかん」さんからのお便りをもとに考えていきます。 「みかん」さんのお便りを紹介します。「はじめまして、いつも楽しく学ばせていただいております。 最近入社してきた若い子が[様々ありがとうございます]という言い方をするのですが、この使い方にとても違和感を感じています。これは間違った言い方でしょうか?ご意見聞かせてください」という内容です。 採用担当者や会社関係者などにお礼をするときに、迷うかもしれませんね。たとえば、「いろいろ(色々)、ありがとうございます」だとどうでしょうか。「いろいろ」を辞書で見ると、「さまざまに。あれこれと」と書いてあります。つまり「いろいろ」と「さまざま」は、ほとんど同じ意味なんです。 ところが、「いろいろありがとうございます」には違和感はないけれど、「さまざまありがとうございます」には違和感が生じるんですね。 「いろいろな本がある」というと、数量に重きが置かれているんです。そのため、「いろいろありがとうございました」は、ありがたいことがたくさんあったことに対しての感謝です。「いろいろ(と)考えてみる」「いろいろ(と)ご面倒おかけしました」も、「たくさん」という数量的な概念なんです。 「さまざま」には「それぞれ異なっていること」という意味があることなんです。「さまざまな本がある」というと、本の種類・ジャンルに重きがおかれた言い方です。そのため「さまざまありがとうございます」は、どういった種類・ジャンルに対する感謝なのかということを示さないと、落ち着かないんですね。 「いろいろお世話になりました」「いろいろと楽しかった」という言い方を「さまざまお世話になりました」「さまざま楽しかった」と言うと、同じような違和感が出てくると思うのです。 日常の生活を送っているときに、いちいちその種類やジャンルを指摘しながら感謝したり感想を言ったりしません。「いろいろ」は数量を「ザックリ、たくさん」という感覚で使われるものなんです。「さまざま」は「種類・ジャンルがたくさん」という中身を言うものだと覚えておくといいと思います。だから、みかんさんの言語感覚は正しいのだと思います。「みかん」さん、違和感の源がご理解いただけましたでしょうか。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    12 phút
  7. 17 THG 9

    EP#118 長所・短所は、全て武器にする必殺技! 面接担当者をオトすには、エピソードを語るべし‼︎

    以前「エントリーシートに絶対書いてはいけないこと」という話をしました。そこでは「いままでで一番辛かったこと」を取り上げたのですが、今回は単純に「長所」と「短所」をどう書くか、についてお話ししたいと思います。 奥ゆかしい人に取っては、長所を書くことが結構難しいですよね。大きな災害などがあった年には「寄り添う」「癒やす」というのがトレンドワードのようになって、誰もが同じことを書いてきます。 こうした例を除くと、大体「リーダーシップがある」「責任感がある」「我慢強い」などのことばが並びます。 でも、これは表層的なものですよね。スポーツ経験者なら、この三つのことばのどれかは当てはまりそうです。スポーツ経験者に限らず、だれもが使えることばなんです。これだけ書いても、面接の時に機能しません。「どうしてそう思うのですか?」という質問が必ず出ます。結局、それに答える間に時間切れになって、面接での会話が深まらないんです。 この時に必要なのが、「WHY」という問いかけです。なぜ 、リーダーシップがあると思うのか、なぜ責任感があると思うのか、なぜ我慢強いと思うのか、を自問自答して答えを出しておく必要があります。そして、それをエントリーシートに書いておくんです。そうすると、面接担当者からは、その内容について質問がくるので、一段階先に進めるということです。 聞いてほしいと思うことをエントリーシートにあらかじめ書いておけば、どんな質問が来るかがわかる。つまり、エントリーシートは、自分のテリトリーに面接担当者を誘導する役目がある、ということを頭に入れて、書けば、相手を自分の土俵に持ってこられます。そうしれば、しめたもの。会話も前に進みます。 エントリーシートや業績シートだけで完結させるのではなく、それは面接の道具だと意識しておくと、面接での心ゆとりが持てるようになります。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ https://forms.gle/Qbhg8cHCUtym2nRu8 また、ApplePodcastやSpotifyでお聴きの方は、評価やレビューを書いていただけると嬉しいです。皆さんの評価で多くの人にお聴きいただけるようになります。どうぞ宜しくお願いします。 未來交創・前田HP https://kotoba-design.jp/ 江川HP https://www.midori-egawa.com/

    17 phút
  8. 9 THG 9

    EP#117 5割は面接で聞かれたことと、ずれた答えをしているものなんです。質問の意を汲みつつ、自分をアピールするには・・・

    先週、告知もせずお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。体調を崩して声が出なくなってしまったため、番組をお届けできませんでした。今後こうしたことがないよう、健康管理に気をつけるようにします。どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。 志望動機をどう書くか、はなかなか難しいのではないでしょうか。会社を何社か受けるわけだから、一つひとつの会社に同じだけの思いがあるわけではないですよね。僕は新聞社を受けました。第一志望があったとしても、同業他社会社も受けましたし、一般企業だって受けるわけです。全てを正直に話すわけにはいかない、ということを前提に志望動機を書き、面接を受けるわけです。 僕が面接を担当したなかでも、志望動機が迷走してしまった受験生がいました。最終の役員面接にあげたのですが、そこで志望動機を聞かれて、「育児制度が充実しているから」と答えたんです。ところが、明らかに役員の求める答えとはずれています。 「会社に入ってどういう仕事がしたいですか」と再度、質問を変えて聞かれたのですが「男性も出産休暇・育児休業が取れるのは素晴らしい」と答えました。 今度は違う役員が「校閲の仕事をしたいと思った理由を教えてください」と、また質問を変えて志望動機を聞いたのに、「出産休暇を取れるのは、女性だけだと思っていたのでとても素晴らしい制度だと思います」って答えたんです。これだけ助け船を出しているのに、これでは話が前に進みません。 あがっていたのかもしれません。しかし、1次・2次面接では、きちんと「新聞の信頼を高めるために、事実関係や誤字脱字などを防ぐ仕事に魅力を感じた」という内容の志望動機を話していたんです。それなのに、どうして急に育児休業の話になってしまったのか、いまだに謎なんです。 志望動機は、新卒でも途中採用でも、入社の時に一番大切なものです。ここがしっかり書けないと、面接で大きく響くんです。確かに、先程の受験生は「育児制度」についても触れていたんです。ただ、そこがメインの動機になると、採用する側としてはポイントがずれていると判断せざるを得なくなります。 質問の趣旨を考えて、答えないとドンドンずれていってしまいます。面接担当者を自分の土俵にあげるには、質問の本質を外さず、将来を語るようにしないとうまくいきません。例に出した受験者は、その手順を間違えてしまったんです。 新卒の方は、志望動機は「何をやりたいか」について、話ができるように準備するといいと思います。新卒ですぐ何かができるわけでもないので、先ずは与えられた仕事をしながら、5年先の姿をイメージしてそれを伝えることが重要です。 転職の方は、既に数年間の実績があるはずなので、そのリソースをアピールして、さらに新しい会社で何をしたいのかを具体的に説明することだと思います。 仕事の原点は、自分が楽しめるかどうかです。そのための努力は努力ではなくなります。いまできることと、将来やりたいこととの導線をしっかり描いて、面接に臨んでください。 ◇◇◇ 就活する方の悩みや採用側の悩みなどがありましたら、「ことばランド」番組概要欄の「お便りフォーム」からお送りください。番組の感想などもお書きいただけると嬉しい

    15 phút

Giới Thiệu

ことばは、自らを表現する大切なツールです。 そのツールをうまく使いこなして、未来の扉を開いていきましょう。「ことばランド」は、そのお手伝いをします。 文章コンサルタントの前田安正と、フリーアナウンサーのみどりーぬこと、江川みどりがお送りします。

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