アワノトモキの「読書の時間」

ep46-1「子どもの宇宙」「庭の話」/夏の家族時間と限界突破の野外研修

<今回の選書>

・「子どもの宇宙」(河合隼雄さん)

・「庭の話」(宇野常寛さん)

こんにちは、ホシノです。今回も近況トークからスタートしております。アワノさんは中高生・大学生を連れた野外研修の指導者として山や川を縦走、テントや食料を背負って挑む「限界突破の体験」を話していました。「葛藤に出会わざるを得ない」過酷な環境での出来事、参加者の顔つきの変化、そして日常に戻ったときのギャップなど、研修現場ならではのリアルを感じたきたそう。

一方ホシノはといえば、家族と過ごした熱海での思い出。波に揉まれて海を怖がった息子が、仁王立ちで30分海を見つめ、やがて波に入っていく姿。でも最終的には「流れるプール愛」に目覚めてしまったのでした。

そして本題、今回の選書紹介へ。ホシノのピックアップは河合隼雄さん『子どもの宇宙』。知識やスキル本に疲れたときにこそ沁みる、心理の根っこに迫る温かい視点を語ります。

アワノさんは宇野常寛さん『庭の話』。SNSやコミュニティに振り回される現代において「自分の庭」をつくるという比喩の力強さに共感し、その独特な語り口の魅力を伝えます。

次回はまずはホシノによる「子どもの宇宙」話から始めて参ります!