どうもホシノです。今週の選書はミシマ社の『新・仕事のお守り』。7章・全42の「お守り言葉」から、とくに第3章「商売繁盛」を手がかりに、いまの商い感覚をもう一度組み直します。
話の中心は、「ビジネスより商売へ」の発想転換。近江商人の「商売十訓」を引きながら、「良いものを売るのは善、ちゃんと広告して売るのはさらに善」という思想を、遠慮なく現代の実務に当てはめてみました。単に「良い物語」で終わらせず、売るために伝える。その筋を、胸を張って通そうぜという提案です。
もう一つのキーは、足元から立ち上げること。地元の米や麹で勝負する酒蔵のエピソードを参照しつつ、理想から逆算するより、持っている資源と土壌を起点に設計するほうが商いは強くなるよね、という話に。そこから「顔の見える経済圏」を丁寧に広げる、つまり手の届く範囲の信頼を崩さずにスケールする道も掘りました。
「ボランティアじゃなく、ちゃんと儲ける」。でも最初の一歩は、身の丈と関係性から。そんな温度感で、次回はもう少し「具体のやり方」に踏み込みます。ぜひどうぞ。
Información
- Programa
- FrecuenciaCada semana
- Publicado6 de noviembre de 2025, 7:43 a.m. UTC
- Duración19 min
- ClasificaciónApto
