Tsuruike Performance Labから最初のエピソードをお送りします。私、鶴池は2012年に渡米し、カリフォルニア州はサンフランシスコから50マイル(80 km)南に位置するサンノゼ州立大学で日本人で初めての大学院資格後アスレティックトレーニング教育の主任として担当することになりました。以前から大学院修士課程の高度専門職教育の在り方に興味をもっていた私にとってそれを運営し、構築する機会をいただけることに驚きがあったことを今でもよく覚えています。その一方で大学院教育として研究をしていくにはどうすればいいのか。現場臨床に近い研究をしなければという思いから、サンノゼ州立大学のアスレティックス(局)の野球部の選手を対象に投球障害肩予防トレーニングを研究することができました。この時のエピソードも少し話してあります。
さて、本題の投球障害肩予防トレーニングについては、まず予防トレーニングで大切になってくるのが運動負荷の決定です。運動負荷はおよそ最大筋力の40‐50%になります。こうした中程度の負荷でのトレーニングなので、運動回数は15回ぐらいになります。それを2‐3セット行いますが、選手には感覚運動をしっかり意識してもらうためにも異なる姿勢、肢位で運動を行ってもらいます。また運動を行う器具もチューブからミニメディシンボール、ダンベルなどいくつも異なるものでトレーニングを行ってもらいます。痛みや症状がある選手なら腱板、特に肩関節外旋運動から行うことになります。代表的な運動として横に寝そべった「側臥位」(そくがい)で腕あるいはわきのと下にタオルを挟んだ外旋運動があります。段階を踏んで適切な運動負荷がどのように決まったのかについても話しています。
정보
- 프로그램
- 발행일2023년 4월 25일 오전 2:06 UTC
- 길이1시간 46분
- 시즌1
- 에피소드1
- 등급전체 연령 사용가