残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

kotaro zamma

イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

  1. 年齢・地域・業種を混ぜるノベーション(1872回)

    10h ago

    年齢・地域・業種を混ぜるノベーション(1872回)

    昨日2026年6月10日第11回SEEが開催されました。130名の応募があり、最終的には105名が集まっていただきまして、11名の起業家との完全マッチングが行われました 詳細な内容と写真などについては、別途、整理がつき次第、お知らせしますが、今回、私が感じたことは、以下の通りでした 1、多様な年齢の価値 2、多様な業種・多様な地域の価値 3、イノベーショントライアングル 1、多様な年齢の価値 今回は、高校生起業家2人、高専生起業家1人、大学生起業家2人、社会人起業家が6名という方々がご登壇いただきました 思ったのは、確かに、社会人起業家は、技術や人脈、ビジネス化への成熟度、トラクションなど、しっかりされていて、道筋がはっきりされているなあという印象でしたが 学生起業家は、その年齢ならではの、現場感溢れる課題の発見、そしてそれを成し遂げたいというパッションとエネルギーについては、目を見張るものがあるなあと思いました だからこそ、そこに対するオープンイノベーションとして、例えば企業側が、技術面、人脈面、資金面などの、サポートを適宜することができれば、爆発的に伸びるビジネスの種が隠れている、というようにも思いました 現場のペインを感じることができるのは、現場にいる人たちが一番であるので、多様な年齢の人たちが、その課題をとらえて、解決策を出し合っていける、そんなプラットフォームがとても大切だなあと感じました 2、多様な業種・多様な地域の価値 SEEでは、オープンイノベーションの方の中で、UFO型と私が名づけているやる方をしているのですが それは、あえて、業種・業態を絞らない、さらには、あえて多様な地域から来ていただく、ということをやることで その業種ではそういう課題があってそんな解決をするんだ、とか、その地域ではそんな課題の捉え方をしてそんな方向へ向かおうをしているんだ というような、まるで、未確認飛行物体UFOを見つけたような新た視点で、自身の課題や業務と掛け合わせる発想をすることで、よりイノベーティブなビジネスが創発されるということを目指しているからです 今回も、業種で言えば、金融、防災業、鉱業、製造業、情報通信業、農業、水道業、情報分析業、ヘルスケア、エンタメ、ペットなど、多種多様な方々が集まっていただき 地域についても、沖縄、宮崎、宮城、冨山、秋田、アフリカなどから、集結いただきました 私は世界20都市でオープンイノベーションを主催している時も、世界各地の課題が全く違うからこそ、それらを混ぜて新たな気づきを得るということにこそ、新しい価値が宿ることを実感していました その意味でも、さらに、今回の交わりから、新たな気づきとイノベーション創発が起きるのではないかと、ワクワクしてしまいました 3、イノベーショントライアングル 今回のご登壇起業家は、優れたディープテックの技術きっかけのところもあれば 現場の心理的な課題きっかけのところもあり さらには、社会構造を変化させることに挑んでいるところもあり、これも千差万別でした これは、早稲田大学名誉教授の内田和成さんが言われている、イノベーショントライアングルは、技術、心理変化、社会構造変化、このトライアングルがイノベーションを構成する、というようなことに合致しているなあと思いました イノベーションは、技術だけではない。これも言われ続けていることかと思いますが 現場の課題にいかに深く寄り添えているか、ということがいかに大切なのかということを、教えていただいた気がします それは、心理から変えてくれてもいい、社会構造を変えてくれてもいい、そして、もちろん技術きっかけや、それらの課題を技術で解決できるということでもいい 技術主導のみではなく、イノベーショントライアングルからのアプローチを意識していくことが、これからのイノベーションには本当に大切だなあと思わせていただきました ということで、第11回SEEでの私の気づきは、一言で言うと 年齢・地域・業種を混ぜるノベーション そんなことを思いました ご登壇いただいた起業家の皆様、支えていただいているスポンサー・協力会社の皆様、オーディエンスとしてご参加いただいた皆様、スタッフとしてご協力いただいた皆様、感謝感謝でございます。本当にありがとうございました 参考:第11回Startup Emergence Ecosystem(SEE)

    18 min
  2. やるか、やらないかノベーション(1871回)

    1d ago

    やるか、やらないかノベーション(1871回)

    病院シェフとして、人間ドックの予約が相当先まで埋まっていると言われている、山田康司さんの言葉に、感動しました 曰く "理想 なんか選択があって、自分は望む方を選んできたので。 それが結果的に、理想になりつつあるかな やればそれなりに誰でもできる。 まあ、やるか、やらないかだけなので やってこういうふうな空間を作れれば、みんなが楽しい。 かなっていう。" ここから私は思いました 1、獲得したものを捨てられるか 2、パッションの源を見つめているか 3、痛みに寄り添いみんなが楽しい 1、獲得したものを捨てられるか 山田さんは、東大に行かれていところ、突然辞められて、この世界に足を一から踏み入れたとのことです。 私が思ったのは、一度、獲得したものを、捨てることというのは、並大抵のことではないなということです 私の場合を考えてみると、少なくとも、これまでやってきたことの延長線上で、少しずつピボットしてきた感じがあります 最近では、アンラーニングと言われますが、これまでの成功体験や、培ってきたスキルにどうしても縛られてしまう、というところで なかなか新しい挑戦をしきれないということもあるような気がします 自分軸と他人軸で考えると、いつの間にか、他人軸で生きてきてしまっていて、その他人軸で得たノウハウを捨てて自分軸に振り切ることができるか でもそこまでできないと、もしかしたら、自分の物語を生きるということに、方向転換をすることは難しいのかもしれないなあと思いました 2、パッションの源を見つめているか そこで必要となってくるのが、その自分軸への思いの強さ、つまりパッションの源から迸る思いが、押さえつけられない、そういう状態になることなのかなあと思いました 山田さんは、インタビューを見ていても、そんなマッチョにパッションを叫ぶような人に見えない、とても物静かな印象を受けたのですが それでも、きっと、自らのパッションの源に生きるという覚悟が、すごく強い方だったのではないかと、想像します 何か違うのかもしれない、そんなふうに思った時に、自らのパッションの源が、何かを叫んでいる時だと思います その時に、改めて、自らのパッションの源ってなんだったっけなあと見つめてみることが大事かと思いました そして、 やるか、やらないか。 人生これしかないかもしれません。自分の人生を生きるために、その判断と勇気と覚悟が試されるのかもしれないなあと思いました 3、痛みに寄り添いみんなが楽しい 山田さんは、めちゃくちゃ有名なお店のシェフに一度なり、それもまた、ある意味、捨てて、そして、病院の専属シェフになられたというのも ある意味、2回、大きなものを捨てているような気もしました そして、病院や人間ドックのご飯を、目を見張るお良いしくて健康なものを提供し、さらには、病院にたくさんのバラを育てられて、レストランがバラ園のような形にまで自らの手でやられている 私がそこに感じたのは、徹底的に痛みのある方々に寄り添われていて、そこにいる人たちがみんな楽しいと思ってもらえるような 自分を超えた、そんな大義のものに、やられているように感じました それは、イノベータリップルモデルにおける、抑えきれないパッションから始まって、たくさんのシェフや病院の仲間の方々と共に、病院という最も痛みが強い人たちに笑顔になってもらい、楽しんでもらう大義を実現している まさに、真のイノベータそのものだなあと思いました ということで一言で言えば やるか、やらないかノベーション 何か違和感を感じた時に、それまでを捨てることができるか、自らのパッションの源に立ち返ることができるか、そして、たくさんの人たちが喜んでもらえる大義に到達できるか そんなことを教えていただいた気がしました そんな話をしています 参考:MBS 情熱大陸 2026年06月07日(日)放送分 病院専属シェフ Vol.1407 山田康司「元気回復」のための病院レストラン 東大中退・元名店シェフの優しい料理 https://www.mbs.jp/jounetsu/2026/06_07.shtml

    14 min
  3. 不毛な時間ノベーション(1870回)

    2d ago

    不毛な時間ノベーション(1870回)

    株式会社アナザーヒストリーの代表取締役の佐藤悠希 さんからの、不毛な時間を解決するための3つの問いに、心を動かされました 曰く "解決のカギは【問いかけ】。主体性・未来・多様性という3つの角度から、自分や相手に問いを投げるだけで、時間の質が劇的に変わる。" ここから私は思いました 1、根っこのパッションの源 2、小さな一歩を踏み出してみる 3、不毛な時間にも価値があることも 1、根っこのパッションの源 不毛だなあと感じる時間は人それぞれにいろんなところにあるかと思いますが、私の場合は、この会議になんで私が出ているんだろう、みたいな時が、とっても不毛感満載だった気がします 佐藤さんがおっしゃられる、3つの問いかけは、そんな時間を減らす意味で、とても有効な気がしました 私がいつもお話ししている、自らのパッションの源がどこにあるのかということを、自分自身として将来への時間軸も含めて、わかっておくということがとても大切な気がしました 情熱のポートフォリオで言うと、大好きなこと、利他なこと、個性を発揮すること、成長・脱出したいこと、が、今のこの会議にいる中で、果たして少しでも触れるのかしら そしてその会議から始まって、自分自身が人生の三分の一の時間を使っている仕事についても、果たしてどうなんだろうと言うこともあると思います 全てが自分のパッションの源全てにかけられている人はそうそういないとは思いますが、自分軸と他人軸(会社軸)を掛け合わせた時に、真ん中のベン図に何を創発できるか 不毛を感じたら、実は、それを考えてみるきっかけが来た、と思っても良いのかもなあと思いました 2、小さな一歩を踏み出してみる 自らのパッションの源とのギャップがなんとなくわかってきたとしても、それを実行するのは、なかなか難しいような後も思います その会議、私意味ないんで、みたいなことを言える鉄の心臓の持ち主であれば、そもそも悩まないような気もしますが それでもギャップを感じるのであれば、まずは小さな伊歩を踏み出してみるのも良いかもしれないなあとも思いました 私が独立を考えていた時は、自分が本当に世の中に求められるのかを知るために、スポットコンサルに副業申請して、登録したりもしていました そのうちに、副業ではなかなか難しい仕事がきて、それをお断りとかしていたり、ぜひやってほしいと言われることが出てきたり うまくいかないかもしれないけど、何か小さな踏み出せる一歩を出していると、意外と違う道かもしれないけれども、何かが見えてくる、そんな小さな勇気と行動も大切なのかもなあと思いました 3、不毛な時間にも価値があることも いわゆるデフォルトモードネットワークのような、実は、休んでいるように思えている時こそ、創造性が爆発していると言うこともあると言う認識もあって良いかもなあとも思いました 散歩やお風呂、音楽、美術、仕事やれよと、心の中では言われるけども、あえて、全然違うことをやってしまう これによって、また不毛への考え方も変わることもあるかもしれないなと思います 先日お話ししたように、筋肉も脳みそも、実は、休息を肯定的にスケジューリングすることこそ、仕事である、と言う考え方もあるので 思いきって、不毛時間を、別名にして、例えば、毛髪育成期間、みたいな、全然行けていませんが、ある意味、意味のある時間なんだと、積極的に取り入れると言うのも、会っても良いかも 私の場合は、プレッシャーに弱いので、不毛かもしれない、と思った瞬間に、どうしようみたいな、不毛プレッシャーに押しつぶされてしまうかもなあとも思ったりして そんな時は、もしかしたら、価値がある時もあるかもなあとも思っても良いのかもと思いました と言うことで、一言で言えば 不毛な時間ノベーション 不毛な感じがきたら、自らのパッションの源を知りながら、小さな一歩を踏み出すチャンス到来なのかも そして、不毛プレッシャーに負けずに、あえて肯定して積極的に活用していると言うことも、あるのかもなあと そんな話をしています 参考:本: 不毛な時間をゼロにする 2025年5月30日 電子版発行 著者 佐藤悠希  発行所  株式会社サンマーク出版

    17 min
  4. 解釈の幅を広げて即座にぶつけるノベーション(1869回)

    3d ago

    解釈の幅を広げて即座にぶつけるノベーション(1869回)

    株式会社朝日広告社プランニングディレクターの羽田康祐(はだこうすけ)さんからの意見の作り方に深く考えさせられました 曰く "目の前の事実に対して、「さあ、深く解釈しろ」と言われても、何から考えればいいかわからないのが普通だ。" "そこで使ってほしいツールが、私がコンサルタント時代から愛用し、今も企画の現場で使い倒している、思考を強制的に拡張するための「5Qフレームワーク」だ" "Q1(過去へ):なぜ起きた?  Q2(未来へ):どうなる?  Q3(他者へ):あの人はどう思う?  Q4(逆へ):裏返すと?  Q5(自分へ):で、どうする?" ここから私は思いました 1、ニーチェの解釈論は無限大 2、パッションの源の掛け算 3、DAY1仮説 1、ニーチェの解釈論は無限大 「真実はない、あるのは解釈だけである」というようなことをニーチェが言っていた通り、誰かのフィルターを通った瞬間に、そこには、何かしらの解釈があると思います すなわち、一人ひとりのフィルターを通ることにより、解釈は無限通りにあるわけで、自分としてどの解釈を選択するのか?ということがとても重要になってくると思います 同調圧力が強い中にいると、誰かの解釈に引きずられてしまって、それでいいや、ということにもなってしまいがちですが、この「5Qフレームワーク」は もっといろんな解釈があっていいんじゃないという選択肢を広げてくれる、画期的な考え方だなあと思いました イノベーション案件においても、デザインシンキングなどで手に入れた、ユーザーの声を、どうかいしゃくするか?によって、イノベーティブな案件になるかどうかの鍵を握る部分と言ってもいいかもしれません まさにここにイノベーションの種を生み出すエンジンがある気がしました 2、パッションの源の掛け算 この本では、解釈の後に、自分の価値観とのすり合わせをするというステップをいれられているところが、また素敵だと思うのですが 無限大の解釈の幅を感じた後に、自らのパッションの源の琴線に触れることは何かを、ワンクッション入れることが大切だと思いました ここでも同調圧力に屈するのではなく、自分自身のパッションの源、琴線、つまり、大好きなこと、利他なこと、個性的なこと、成長脱出すること、におけるどの金銭に触れるかで 無限大の解釈を選択することが大切だと思いました そのためには、あらかじめ、今の自らのパッションの源を、自身として知っておく必要があって、それをメジャメントととして揃えておくことも大切と思いました 3、DAY1仮説 自らの意見を構築するために、時間をかけ過ぎてしまうということも、ありがちな気がしました 解釈の幅を広げて、自らの発源を掛け合わせるということを時間をかけてはいけなくて、ある程度不十分でもぶつけてみるということも大切と思います DAY1仮説とよく言われますが、情報がない中でもまずは自分なりの、おそらく間違ってるけれども、仮説を意見としてぶつける Fast Failして、そこからまた泳ぐということを恐れずにやることもとても大切と思いました ということで、一言で言えば 解釈の幅を広げて即座にぶつけるノベーション そんな話をしています 参考:本(電子書籍):意見をつくる 著者 羽田 康祐  発行所 フォレスト出版株式会社 フォレスト出版株式会社『意見をつくる』(2026年4月3日初版)に基づいて制作されました。

    17 min
  5. 自分か子孫か究極の選択ノベーション(1868回)

    4d ago

    自分か子孫か究極の選択ノベーション(1868回)

    シドニー大学生命環境科学部栄養生態学教授のデイヴィッド・ローベンハイマーさんと、シドニー大学生命環境科学部教授のスティーヴン・J・シンプソン さんより、食欲に関する衝撃的なお話をいただき、考えさせられました 曰く "少量のタンパク質を摂取すれば、長生きするが子孫を多く残せない。タンパク質の摂取をそれより少し増やせば、子孫は増えるがそれほど長生きできない。さらに摂取を増やせば、寿命も延びず子孫も増えない──少なくともあなたがショウジョウバエの場合はそうなる。" "繁殖と寿命では、栄養上の要件が異なるのだ。 子孫を多く残すためにはある食事を選び、死を遅らせるためには別の食事を選ぶ必要がある。同じ食事で両方の成果を達成することはできない。" ここから私は思いました 1、利己的な遺伝子  2、自分か子孫か究極の選択 3、大義と時間軸 1、利己的な遺伝子  リチャードドーキンスさんの「利己的な遺伝子」からのお話では、生物は遺伝子の乗り物であって、あくまでも遺伝子が生き延びる行動をとっている、というようなお話だったと思いますが このショウジョウバエの研究からすると、タンパク質の摂取方法により、自分自身が長生きするか、または、子孫を増やす方を優先するかを、選べるということになるという話なのだとすると、衝撃的なお話だと思いました 本書の中では、カロリーなどではなく、一番は自分に合ったタンパク質ターゲットを知り、それ割合をキープすることで、健康を維持できるとの、素敵な食生活をするためのコツもあるのですが 私には、利己的な遺伝子を乗り越えて、自分か、子孫かをある意味、選択することができる世界を作ることもできるのかもしれないということに、とにかく衝撃をいただきました 2、自分か子孫か究極の選択 では、たとえば、自分か子孫か究極の選択を迫られた時に、どのような判断をするのだろうという、問いにぶち当たりました 果たして、今、自分として、そのような行動ができているのかと思うと、そうではない部分もあるような気がしてしまいます ステレオタイプ的には、子孫のために、というところを外すことはおそらくないと思うのですが、行動として、たとえば、会社で何らかのビジネスの判断をする際に 果たしてそれは、自分たちの子孫のために、どう役に立つのか、ということまでを、判断基準に入れているかと言われると、まずは目の前の利益を考えないでどうする的な、ことで選択していることもある気がします 北米の先住民のイロコイ族が「セブンスジェネレーションズ(7代先)を考えて判断せよ」という有名な話がありますが、日々自分がそうできているかというと、そんなことはできていないなあと思います だとすると、口では、子孫の繁栄と言っていても、実は自分のために判断をしているということになってしまっているのかもなあと思いました 3、大義と時間軸 そう考えると、タンパク質の取り方で、自分か子孫かを究極の選択をする前に、自分の今の行動をどうしていくのかということがまずは、あってもいいかもしれないと思いました イノベーターリップルモデルでは、新しい価値を作る活動として、まずパッションから始まり、仲間と共に、誰かが喜んでくれる大義を作るものですが 最後の体技の持たせ方がとても重要になる気がしました それは、その大義に、時間軸を意識したものが入っているかということです 会社の新規ビジネスでも、ベンチャーのビジネスでも、もし、大義が短期的、たとえば7代先までの時間軸を見ていないものであったら 実は、タンパク質を少量しか取らない選択をして、子孫が残しにくい選択をしていることと同じことをしていることになるのかもしれない 大義に、たとえば7代先までの長期的な時間軸があるものであれば、それは、子々孫々まで続く価値を作っていくことにつながるのかもしれない その大義の設定に、長期的な時間軸を入れるということは、そういうことに繋がるのかもしれないなあと、その大切さを思わせていただきました ということで一言で言えば 自分か子孫か究極の選択ノベーション そんな話をしています 参考:本:食欲人:食欲人 2023年6月30日 Sunmark Books 電子版発行 著者 デイヴィッド・ローベンハイマー スティーヴン・」・シンプソン 訳者 櫻井祐子

    18 min
  6. 「休み」を成長するための仕事にするノベーション(1867回)

    5d ago

    「休み」を成長するための仕事にするノベーション(1867回)

    長距離マラソンのトップコーチであるスティーブ・マグネスさんと元マッキンゼーの作家のブラッド・スタルバーグさんが語る、最高のパフォーマンスを出すための秘訣について、新たな学びをいただきました 曰く "結局、行き着くのは「負荷+休息=成長」という原点なのである。" "頭脳や創造力に秀でた天才たちが思考力を磨くためにやっていることは、身体能力に秀でたアスリートたちが体を鍛えるためにやっていることと同じだったのだ。" "マット・ディクソンという世界レベルのトライアスロン選手たちの育成にあたる名コーチと会ったとき、ぼくたちは「一流とその他を隔てるものは何か」と尋ねた。「休息だ」との返答が返ってきた。" "アイアンマンに出場する選手のトレーニング計画を練るときは、「軽めの練習日」だの「休み」だのといった言葉は使わない。その代わりに「サポートセッション」と名づけ、計画にたくさん盛り込むのだ。 休息を「成長と適応をサポートする日」と定義すれば、選手たちは休息を何もしない日、すなわち「トレーニングのない日」ととらえずに済む。それだけで、休息は追加トレーニングと同じぐらい生産的な活動になる。" ここから私は思いました 1、コンフォートゾーンを抜けるだけではダメ 2、「休むのも仕事」は、本当に仕事である 3、「休み」を成長するための仕事にする 1、コンフォートゾーンを抜けるだけではダメ 私の大好きな本アンダースンさんの「超一流になるためには才能か、努力か」によると、1、超一流の先生、2、コンフォートゾーンを抜ける 3、自分を信じるが、超一流への3大要素と思っていましたが それだけでは、足りないということを、思い知らされました そこに必要だったのは、なんと積極的な「休息」ということに、目から鱗がおちる思いでした 確かにこれまでも、ひらめきを得るためには、「デフォルトモードネットワーク」を積極的に活用する時間、つまり、散歩や、音楽を聴くなど、全く別のことをすること、というお話は何度もしてきましたが 明確には結び付いてはいませんでした ついつい詰め込んでしまう私としては、お風呂だったり、舞台を見にいくなどは積極的に取り入れていましたが さらなる成長を促すためには、脳も、体も、休息をいかに、組み入れていくかということにかかっているということは、大きな気づきとなりました 2、休むのも仕事は、本当に仕事である これまで、私に取っては、「休むのも仕事のうちだから」というのは、病気で休んだ時に、優しい上司が、慰めでかけてくれる言葉でした でも、実は違っていて、より良い成果を上げるためには、いかに計画的に休みを取り入れて、その間に、筋肉であれば筋肉の成長を、脳であれば、そこからの新たなひらめきを得るための 本当に重要な仕事の一つとして、休養を取り入れなくてはならい この考え方は、一部のトップアスリートでは常識なのかもしれませんが、それはトップアスリートだけではなくて 一般の私のような人にも、仕組みとして、適用すべき、重要なJOBなんだなと改めて思いました 例えば、会社活動の中で、果たして、組織的にどれだけ導入できているんだろう そして、個人としても、このノウハウを知っていることで、より成長できて、かつ、バランスの取れた生活ができるのかもしれない、とても重要なノウハウだなあと思いました 3、「休み」成長するための仕事にする そのために、何が一番大事なのか?ということを考えた時に、その休み自体に、休みという名前はつけずに、仕事の一部としての名前をつける という画期的なイノベーションを行われている、名コーチ、マット・ディクソンさんの名コーチ話がめちゃくちゃ刺さりました 確かに、休め、と言われても、切羽詰まった状況にあったり、本当に重要なステージを迎えている時に、自分もここから休むことができるのか?という問いには、難しいようなあと思っていました しかし、もし、その、休みに、仕事上の名前がつけられて、ちゃんとその仕事もこなす、という言い方ができれば、これは精神的にも肉体的にも、とても良い効果をもたらすことができるのかもしれないと思いました 企業においては、ワークライフバランスという言葉で、病気にならないためには、これだけ休む必要があるという、言い方をされていますが やっていることは一緒なのですが、それは休みではなく、サポートセッションという、仕事をしているのだ、と言った方が よりその必要性と、さらに、そのために自分自身も、ひいては会社自体も、より大きく成長できる、そんな形で表現するだけで 休みの意味合いが全く変わってくるし、むしろ、積極的にサポートセッションを、成長のために、取り入れていく 優秀な人材ほど、そういう動きになるというのは、休むということを、ポジティブに捉えて、成果も出しつつ、人生も豊かにしつつ、にと追うことができる、これこそ、イノベーションだなあと思わせていただきました ということで、一言で言えば 「休み」を成長するための仕事にするノベーション そんな話をしています 参考:本: PEAK PERFORMANCE 最強の成長術 2017年11月22日 プリント版第1刷発行  著 者—ブラッド・スタルバーグ、スティーブ・マグネス 訳 者—福井久美子 発行所——ダイヤモンド社

    16 min
  7. ヒーローが出れば産業が伸びるノベーション(1866回)

    6d ago

    ヒーローが出れば産業が伸びるノベーション(1866回)

    「おむすび権米衛」を運営するイワイの岩井健次社長の大義と仕掛けにイノベーターの真髄を見ました 曰く "必ず我々は固定価格で保証することによって、投資ができる。彼らはいわゆる未来が見えるようになったんですよ。 次のヒーローが出てくるんですよね。 農業は必ず次のヒーローが出てきますから。 ヒーローが出てくればみんな追随しますから。うん、憧れて。 そうおむすび屋で我々が今パリとかニューヨークか日本でこう来ましたよね。だからいろんな方が真似していただいて、競合店が増えてる 農業も同じように成功してる若手農業者がいれば絶対その産業はやっぱりこうね。流行るはずだっていう。" ここから私は思いました 1、日本の農業を救う大義 2、大義を実現するための仕掛けづくり 3、ヒーローの影には黒子あり 1、日本の農業を救う大義 大手商社を経てプロボクサーからサブウエイフランチャイズ運営を経て、日本の米農家と食料自給率を向上させるという大きな大義を打ち立てて、ここまで来られている岩井社長に、度肝を抜かれました 「おむすび権米衛」は確かに美味しいですが、なんと、こんな、日本にとって、非常に大きな、実は、社会課題解決型イノベータ企業だったとは、衝撃でした ここから私は、もしかすると、本当の社会課題解決イノベーションな企業とは、社会課題解決企業という名目は全く表に出さずに 生活の中に溶け込むソリューションを提供している中から、普通に生きている人々には全く知られていないけれども、ことさらにそれを全面に押し出すわけでもなく まるで水戸黄門のように、すごいことはお首にも出さずに、ただ、ひたすらに信じる大義を実現していく、でもそこに関わっている人たちにとっては、かけがえのないソリューションとして機能していく それが、真の社会課題解決型イノベーション企業の姿なのかもしれない、そんなこと思いました 2、大義を実現するための仕掛けづくり ただ単に素晴らしい大義があっても、それを実現させるべく仕掛けが実装ないと、絵に描いた餅として、全く意味がないということにもなりかねないのですが 本当にすごいのは、お米農家のペインに寄り添ったソリューションを提供されているということです つまり「おむすび権米衛」という超強力な販売網を軸に お米農家の最大のペインである、日々の売上が変動するために長期で投資することがことができないというところに 固定価格で購入保証をするというソリューションを提供することによって、お米農家が長期での投資ができるようになり、本当に品質の良い米を作れるようになる仕掛けを提供されていることに驚きました これはある意味、「おむすび権米衛」も、農家とともに一緒にリスクを取るという、見方を変えればオープンイノベーションなのかもしれないなあと思いました 共に生きるということを、仕組みの中で、宣言しているからこそ、農家も一緒に歩んでくれるし、そして結果を出すからこそ、さらなるドライブがかかるのだろうなあと思いました 3、ヒーローの影には黒子あり イノベーションを成功させるためには、まずは一つ、圧倒的な成功事例をつくるということが大事、ということを身をもって体現されているのかもしれないなあと思いました それは、米農家さんと一緒にリスクを取っている「おむすび権米衛」が、自らのビジネスとして、世界へ進出し、大成功を収めて、競合まで出てきている状態 これを、同じように、米農家さんでもできるはず、ということを、背中で伝えているようにも思いました 会社の中でも、イノベーション案件がなかなかできない、できてもちっちゃい案件でインパクトがない、なかなか幹部から認めてもらえない、、 私もこんな経験をたくさんしてきましたが、とにかく、一点集中で、フラッグシップビジネスを立ち上げることに、躍起になって集中して それでもイノベーション案件は時間がかかるので、実は、我々が植えた種が5年後に爆発的な芽として育ってきて、誰もが我々を忘れ去っていたとしても フラッグシップができたという事実で、新たな市場が立ち上がっていく、それをよしとして進めていく 自分もそんな思いを持っていたので、何かとても共感さえていただけるお話でもありました もちろん、「おむすび権米衛」さんは、おむすび業界におけるヒーローなのですが 実は、日本の農業界のヒーローを生み出すための、黒子であったということが、とても感動してしまいました ということで、一言で言えば ヒーローが出れば産業が伸びるノベーション そしてその影には、黒子としてのヒーローがいる そんなことを思いました 参考: カンプリア宮殿【日本も海外も熱狂させる!「おむすび権米衛」の秘密】2026/6/ 4(木)テレビ東京 https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/cambria/vod/post_341703

    21 min
  8. 数値化「中毒」ノベーション(1865回)

    Jun 4

    数値化「中毒」ノベーション(1865回)

    早稲田大学文学学術院教授で、専門はパーソナリティ心理学、発達心理学の小塩真司[おしお・あつし]さんより、エビデンス重視、数値重視の落とし穴について、目から鱗がおちる思いでした 曰く "グッドハートによれば、ある「指標」が報酬や利益、評価と結びつけられると、人々はその指標を最大化すること自体に集中し、もともとの目的や価値を忘れてしまう傾向があります。 政策や制度が善意によって設計されていても、指標が目標に変化していくことで、人々の行動は「数値を上げる」方向に最適化されていくのです。" "だからこそ、私たちは測定や評価を用いるとき、その背後にある「何のためにその指標を使うのか」という問いを常に意識し続ける必要があります。" ここから私は思いました 1、わかりやすさバイアス 2、エビデンスよりコンテキスト 3、ネガティブケイパビリティと大義 1、わかりやすさバイアス 確証バイアス、利用可能ヒューリスティック、アンカリングバイアス、代表性ヒューリスティックなどなど、我々が抗いにくい様々なバイアスがありますが それらのバイアスを駆逐するために、エビデンスという必殺技があって、例えば数値化を用いるべきで、最近ではデータとエビデンスに基づく判断をすべきであるというお話に納得していた私でしたが 実は、そのエビデンスを用いることに、罠が生じてくる、というお話に、衝撃をいただきました これは私なりに考えると、もしかしたら、わかりやすいことへ飛びついてしまう、わかりやすさバイアスということもあるのかもしれないなあと思ってしまいました これがエビデンスなので、と言いながら、数値だけを見せられると、みんな、ははあ、とひれ伏してしまう そんなパワーを数値化というのもは持っていると思いました もしかしたら、物語化というのも、わかりやすさバイアスの一つなのかもしれない、とかと思うと 誰もが信じてしまう、わかりやすいものには罠がある、くらいの、クリティカルシンキングは持っておかねばならないなあと思いました 2、エビデンスよりコンテキスト グッドハートの法則は、言われてみれば、数値化目標をした途端に、その目標数値そのものを達成するために、手段が目標化してしまう経験は、自分も何度もしてきたなあと思います イノベーションに関しても、どれだけの数をアクセラレーションしたか、とか、オープンイノベーションのイベントで何人集まったとか 本来は、世の中を変えるプロジェクトを生み出すことが目的のはずが、その施策の短期的なKPIに奔走してしまうことだったり 来年度の予算どりを確保するために、本質的な内容ではない数値的なものを成果にしてみたり、思い出すと色々な苦労をしていました その渦中にいた身としては、それも継続していくためには、継続しなくては本来の目的も達成できないから、という矛盾の中でも苦しんでもいた気がします なぜその数値を目的にしたのか?というそもそもの背景や目的を忘れがちになってしまうし、異動で人が変わると尚更忘れ去られていってしまう その背景にあるコンテキストこそ、引き継がなくてはならなくて、常日頃、それを確認しながらの数値化をしていく必要があるなと、改めて思いました 3、ネガティブケイパビリティと大義 そいういう意味では、いくらデータ・ドリブン経営で、エビデンスとしての数値が並んだとしても、そこにある背景やコンテキストがどのようなものが重要なのか それを問い続ける、いわゆるクリティカルシンキングと、簡単でわかりやすい答えに飛びつかないネガティブケイパビリティが大切だし そもそも何を大義をして掲げていたのか、本当に到達したいことはなんだったんだっけ?という、ラテラルシンキングも重要と思いました イノベータリップルモデルにおける、パッションから始まり、仲間と共に、誰かが喜んでくれる大義を目指す その大義は、決して、数値化されるものだけではなくて、社会のどんな人をより良くしようとしているか、どんなより良き世界を作り上げていこうとしているのか その大義を忘れないで進んでいくということが、大切な気がしました ということで一言で言えば 数値化「中毒」ノベーション そんな話をしています 参考:本: 「数値化」中毒 なぜ手段が目的に変わるのか 著 者:小塩真司 発行所:株式会社PHP研究所 製作日:二〇二六年五月十一日

    17 min

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