「市民を介護で困らせない ミンナの介護」社会福祉法人 小田原福祉会 潤生園

▽パーソナリティ:社会福祉法人 小田原福祉会 井口健一郎

FMおだわら 87.9MHzで毎週水曜日 16:30に放送している「高齢者介護」をテーマにしたラジオ番組です。 介護に関わる様々な疑問・お悩みをリスナーから寄せていただき、井口さんに実例に基づいた回答とアドバイスをお話しいただきます。 また、介護職に関わる方々にもご登場いただき、介護現場の様子や資格取得などの体験をお話しいただきます。 パーソナリティ:社会福祉法人 小田原福祉会 井口健一郎

  1. ミンナの介護394_20260624

    14h ago

    ミンナの介護394_20260624

    今回もゲストに橋本憲和さんと、看護小規模多機能型居宅介護ぐるんとびーの斎藤恵さんにお越しいただきました。お二人の対話から、今まさに介護に悩む方々へ向けた「希望のヒント」をお伝えします。 1. 介護者が抱える「心のトゲ」と信頼の回復 かつて橋本さんは、どの施設からも受け入れを断られ続け、「自分がやるしかない」という強いプレッシャーの中で、まるでハリネズミのようにトゲを出して周囲を攻撃してしまうほど孤立していました。 しかし、ぐるんとびーの斎藤さんたちと出会い、二人三脚でお母様を理解しようと努める中で、今では「同じ船に乗った仲間」のような深い信頼関係を築かれています。 2. 「顔を忘れられること」への新たな視点 介護家族にとって最も辛いことの一つは、毎日尽くしている自分の顔を忘れられてしまうことです。橋本さんも以前は「全否定された」と深く傷ついていました。 しかし現在は、「家族に介護される恥ずかしさや申し訳なさから自分を守るための、本人なりの防衛本能かもしれない」と捉え直しています。「プロに介護を任せ、家族は愛情を注ぐ」という理想が叶わなかったとしても、顔を忘れられるほど向き合ってきた自分を誇っていい、という力強いエールを贈ってくださいました。 3. 「独りで抱え込まない」ためのつながり 橋本さんは、介護は独りでは続けられないと断言されています。 SNSでの発信: 橋本さんは X(旧Twitter)や「note」で自らの経験を発信しており、それが介護の大きな支えになっています。「hamo 認知症」で検索して、ぜひ橋本さんの発信に触れてみてください。「ケアする人もケアされるべき」という番組の願いとともに、皆さんが自分自身の人生を諦めず、他人の風を入れながら歩んでいけるよう応援しています。

    11 min
  2. ミンナの介護393_20260617

    5d ago

    ミンナの介護393_20260617

    今回はゲストに橋本憲和さんと、看護小規模多機能型居宅介護ぐるんとびーの斎藤恵さんにお越しいただきました。 若年性認知症を患う母親を14年間にわたり在宅介護してきた橋本さんに、年間200回にも及ぶ過酷な徘徊対応や周囲の無理解に苦しみ、精神的に追い詰められていた過去を詳細に語っていただきました。 【14年にわたる在宅介護と、年間200回の「保護」】 橋本さんの介護生活は今年で14年目を迎えます。最も困難だったのは、お母様の「徘徊」でした。毎日家を飛び出し、警察に保護される回数は年間で200回以上、多い時には1日で3回も保護されたといいます。お母様は62歳で前頭側頭型認知症を発症されましたが、元教師で非常に活発、かつ見た目が若々しかったため、周囲からは病気だと理解されず、「家族が虐待しているのではないか」と疑われたり、近隣トラブルに発展したりすることも日常茶飯事でした。 【孤立無援の戦いと、限界】 周囲の無理解への反発心から「自分で解決しよう」と一人で奮闘してきた橋本さんですが、毎朝早くから家を出て、夜中の11時にようやく帰宅するような過酷な生活の中で、睡眠不足と疲労により次第に追い詰められていきました。一時は、介護施設に預けてもわずか3時間で「もう見られない」と断られてしまったこともあったそうです。 【「伴走者」との出会いが変えた景色】 そんな絶望の淵にいた橋本さんを救ったのが、藤沢市にある事業所「ぐるんとびー」との出会いでした。プロの視点が入ることで、大きな気づきがありました。例えば、お母様の激しいイライラが、実は「トイレの不快感(便秘)」から来ているのではないかと指摘されたことです。身内だからこそ「元教師の親がそんなことで荒れるはずがない」と思い込んでいた橋本さんにとって、この第三者の視点は、肩の荷を下ろす大きなきっかけとなりました。 【現在の状況とリスナーへのメッセージ】 数年前に脳梗塞を発症し、現在お母様は車椅子生活となり、徘徊することもなくなりました。身体的には不自由になりましたが、性格は以前よりポジティブになり、橋本さんも「一人で抱え込まなくてもいいんだ」と思えるようになったことで、自分自身の時間を取り戻し始めています。 橋本さんは、「自分一人でやっていたら、今の穏やかな結果にはならなかった」と振り返ります。介護という「終わりの見えないゲームのステージ」を進む中で、専門家という伴走者を見つけることの大切さが、その言葉に込められています。 在宅介護で悩まれている方も、プロや地域の助けを借りることで、少しずつ環境を変えていけるかもしれません。次回の放送でも、さらに詳しいお話を伺っていきます。

    9 min
  3. ミンナの介護388_202670513

    May 12

    ミンナの介護388_202670513

    今週もゲストに神矢孝之さんを迎え、就職氷河期に「人の役に立ちたい」と門を叩いてから、10回以上の異動を経験し、現場の最前線から相談業務まで歩み続けてきた神矢さんの軌跡に迫ります。 「鳩サブレー2枚」の信頼: 新人時代、特定のベテランしか受け入れない気難しい利用者様と心を通わせたエピソード。お気に入り職員だけに配られる「鳩サブレー」が1枚から2枚になった瞬間は、まさに介護の仕事の醍醐味です,。「あの」井口さんの新人時代を知る男: 現在の中心メンバーである井口さんが中途入社した際、創業者から直々に「全力で育ててほしい」と託されたのが神矢さんでした。異業種からの転職者を受け入れ、共に歩んだ育成秘話を語ります,。「車の免許がない」からのスタート: 福祉系大学出身ではなく、当時は免許も持っていなかった神矢さん。男性スタッフが自分一人という環境から、どのようにキャリアを築いていったのでしょうか。■ 上さんからのメッセージ 「介護は正解を提供する仕事ではなく、『これで本当にいいのだろうか』と問い続ける仕事。人と向き合う覚悟と探求心があれば、これほど奥深くやりがいのある領域はありません」。

    10 min
  4. ミンナの介護387_20260506

    May 12

    ミンナの介護387_20260506

    社会福祉法人小田原福祉会の地域連携推進本部より神矢孝之さんをお迎えし、地域社会と福祉を繋ぐ最前線の取り組みについてお話を伺いました。 1. 現在の役割と業務内容 神矢さんは「法人と地域をつなぐ」ことを目的とした地域連携推進本部にて、主に3つの事業を統括しています。 暮らしの相談室(居住支援事業): 高齢者、障害のある方、外国籍の方など、自力で住まいを探すことが困難な方々をサポートしています。お出かけサポート(福祉有償運送): 要支援・要介護認定を受けた方や障害者手帳をお持ちの方を対象とした、限定的なタクシーサービスを提供しています。障害者グループホームの運営: 障害のある方が地域の中で安心して生活できる場を運営・提供しています。2. その他の活動 福祉現場の仕事だけでなく、3年前からは厚木市にある専門学校で「社会福祉施設経営論」の講師として、週に一コマ授業を受け持っています。 3. 経歴と仕事への価値観 キャリア: もともとは高齢者介護の分野でのキャリアが長かったのですが、現在は障害者支援など、より広い意味での「生きづらさを抱えている人たち」と関わる機会が増えています。目指すビジョン: 生きづらさを抱える人々が安心して暮らせる地域社会を作っていくことを目標としています。仕事の面白さ: 介護や福祉の仕事は「1+1=2」のような正解がない領域であるからこそ、人との関係性から新しいものが生まれたり、制度では解決できなかった課題が解決できたりすることに、「ワクワク感」や喜びを感じると語っています。武村さんからは、イレギュラーな事態が多い部門において、これまでの長い経験を活かして重要なポジションを任されている人物として信頼を寄せられています

    8 min
  5. ミンナの介護384_20260415

    Apr 14

    ミンナの介護384_20260415

    今回は小田原福祉会潤生園 暮らしの相談室所長の武村さんをゲストにお迎えし、日々の生活を支える2つの大切な事業についてお話を伺いました,。 お出かけサポート(福祉有償運送) 外出が困難な方々のための移動手段を提供しています,。 対象となる方: ご自身で移動手段を持たない高齢の方や、公共交通機関の利用が難しい障害をお持ちの方など。利用シーン: 自宅から病院への通院や、お買い物など、日常生活の様々な場面でお手伝いをしています。ドライバー募集中: 法人の車両だけでなく、ドライバーの方の個人車両も活用しており、現在一緒に活動してくれるドライバーの方も募集しています,。居住支援(居住支援法人) 「自分一人で家を探すのが難しい」という方々の住まい探しをサポートしています,。 サポート内容: 高齢などを理由に賃貸契約のハードルが高い方などのために、不動産業者との交渉のテーブルについたり、一緒にお部屋探しを行ったりします,。役割: 制度や言葉だけでは伝わりにくい「住まいの困りごと」に寄り添い、社会の中での安心した暮らしを支えます,。武村所長からのメッセージ 今年2月に人事部から現在の部署へ異動したばかりですが、「建物の中だけでなく、社会の中に一歩踏み出した福祉」に新鮮なやりがいを感じています。 「お出かけ」や「住まい」のことで少しでも不安や困りごとがある方は、ぜひお気軽に「暮らしの相談室」までご相談ください。非常に話しやすく、親身になって聴いてくれる武村所長が皆様の声を待っています,。

    10 min
  6. ミンナの介護383_20260408

    Apr 14

    ミンナの介護383_20260408

    【小田原に新名所誕生!フィギュアショップ『トシサントス』】 本日は、小田原の街をサブカルチャーで盛り上げている熱いゲスト、フィギュアショップ店主のトシサントスさんをご紹介します。 小田原で生まれ育ったトシサントスさんは、以前は旅行関係のお仕事をされていました。旅行先でも各地の雑貨店を巡るほどの大の雑貨好きで、今では自らマーケットへ足を運んで買い付けを行っています。 そんなトシさんが営むお店の魅力は、なんといってもその圧倒的な「フィギュア愛」です。 ドラゴンボールが半分以上!: 店内のショーケースの半分、さらに外の棚までもがドラゴンボールのフィギュアで埋め尽くされています。幅広いラインナップ: フィギュアだけでなく、アメリカントイ(アメトイ)や古着なども取り扱っています。世代を超えた情熱: アニマックスで放送されていた『ドラゴンボールGT』をきっかけにファンになったというトシさん。造形美を眺めながらお酒が飲めるほど、そのクオリティに惚れ込んでいます。 トシサントスさんが小田原でお店を開いたのには、「地域を豊かにしたい」という強い思いがあります。かつての駅前にあったような個人経営の雑貨店の賑わいを復活させ、サブカルチャーの力で小田原の街に面白い空気を取り戻したいと考えているそうです。 「ドラゴンボール愛なら誰にも負けない」というトシサントスさん。フィギュアが好きな方はもちろん、小田原の街を愛する皆さんも、ぜひ一度お店に足を運んでみてください。店主との熱いトークが待っていますよ!

    9 min

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