まほぶラジオ

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マスター北村と過ごす、静かなコーヒーブレイクタイム。 知る人ぞ知る「隠れ家喫茶きたむら」からお送りするトークラジオです。 人生を変えるかもしれないテーマを元に、いつもの常連さんと共に、温かいコーヒー飲みながらお話をしていきます。 毎回ちょっとしたトークテーマから、何を感じ、何を思い、何を学んだのか、あーでもこーでもないと、おもしろおかしく、でもちょっぴりためになる内容でお送りし、「あなたらしい未来を対話を通じてデザインする」ラジオプログラム。

  1. 3d ago

    第80回まほぶラジオ「もやもや相談」佐野編

    炎天下の駐車場。ドアを開けた瞬間に、先生が立っていた。 「今日は駐車場、開放していなくて。あちらの有料駐車場へ移動してください」 そこはもう埋まっている。歩けば開始に間に合わない。終われば次の仕事に間に合わない。仕事の合間を縫って、遠い高校まで走ってきたのに。 「——今回の保護者会って、任意でしたよね」「はい、任意です」「帰ります」 第80回は、佐野さんが相談者。テーマは「高校の保護者会って必要ですか」。今回ばかりは、モヤモヤではなくイライラです。話すほどにボルテージが上がっていく佐野さんを、今西とハットがただ見守る30分。 そして呼び出された偉人は、江戸の名奉行・大岡越前。(もう一人ハンナ・アーレントも候補にいましたが、ハットが「上ですね」と選びました。ハットだけに、ハッとする方をw) 越前の裁きは、400年越しに刺さります。 「任意と銘打ちながら実質強制。町触の多くも、お願いの形を取りながら、従わねば村八分。——任意と言うなら真に任意にせよ。義務と言うなら堂々と義務とし、便宜を図れ。中途半端が一番民を苦しめるのでござる」 中途半端な「任意」は、来られない人を静かにふるい落とす装置になる。それでも主催者は「ご案内はしました」と言える。誰も間違っていないまま、参加できない人だけが減っていく。 ……というかそれ、狙いなんじゃないの? 平日13時開始。共働きが当たり前の時代。中学校はもうオンライン配信に切り替えているのに、高校は炎天下、駅から徒歩15分。帰り際に歩いていくお母さんたちの背中を見ながら、佐野さんが思ったこと。 そして30分後、佐野さんが自分で辿り着いた結論が、また良いのです。 学校とちゃんとチームになれているか疑っている方。疲れて寝不足でイライラしている方。そして——もっとイライラしている人を見て、自分はまだマシだと思いたい方へ。 隠れ喫茶・きたむらで、冷たいコーヒーでもどうぞ! 👇 文字で読みたい方はこちら(Note) https://note.com/mahoroba_office/n/n2ba2c0598e4d 👇 まほろばの活動・参加はこちら https://lit.link/mahoroba_office

    第80回まほぶラジオ「もやもや相談」佐野編
  2. Aug 7

    第79回まほぶラジオ「もやもや相談」今西編

    道具は、揃っている。 土台も、できている。フィルターも組んだ。ポンプも買った。止まっているのは、プラスチックの箱に穴を開ける、たった一工程だけ。 なのに、動けない。 第79回のまほぶラジオは、いつもと逆でした。お悩みを持ってきたのが、今西です。 百人町に作ると言ってしまったビオトープが、いつまでも完成しない。いろんな人に喋ってしまったから、「いつになるんですか」と聞かれる。その中には、小さな女の子の声も混じっていました。 呼ばれた偉人は、ヘンリー・フォードと、糸井重里さん。「完成を考えるな、工程を分けろ」「完成させなきゃと思ったところから、ビオトープは嫌がるんですよ」 いい答えでした。肩の力が、すっと抜けました。 ──ここで終わっていれば、いい話だったのです。 そのあと、一番近くで見ている佐野さんが、静かにこう切り出しました。 「俺がビオトープを完成させようよって、今ちゃんに言わない理由があるんだよ」 その理由を聞いたとき、悩みの正体が、入れ替わりました。 遅れていたのは、やる気ではなかった。覚悟が足りなかったわけでも、なかった。 決まっていないことが、あった。 長い時間をかけて何かを続けようとするとき、いちばん難しいのは、熱を保つことではないのかもしれません。 答えは、この回では出ていません。穴のサイズも、世話をする人も、決まっていない。番組は「モヤモヤが深まりましたね」で終わります。 それでも、ひとつだけ動いたことがありました。ハットさんが、こう言ったのです。 「一旦僕、鍵お借りしていいですか」 ──余白は、つくれる。水をやる人は、決めないと現れない。 長期のプロジェクトを、誰かと一緒に続けている方へ。そして、自分が始めてしまった物語の重さを、ひとりで抱えている方へ。 パーソナリティ:今西/佐野/ハット収録:隠れ喫茶・きたむら 👇 文字で読みたい方はこちら(Note) https://note.com/mahoroba_office/n/nebed2a6fd32d 👇 まほろばの活動・参加はこちら https://lit.link/mahoroba_office

    第79回まほぶラジオ「もやもや相談」今西編
  3. Jul 31

    第78回まほぶラジオ「もやもや相談」ハット編2

    竿とリールが、海に消えた。 落としたんじゃない。魚に、引きずり込まれた。 それから1ヶ月。ハットさんは、一度も海へ行っていない。買えばいい。奥さんも「行きたいなら買えば」と言っている。誰も止めていない。それでも、買えない。 その隣で、佐野さんは炊飯器の話を始める。ある日突然パサパサになったご飯。2週間の実験。8,800円の内釜と、8,800円の新品。20年もののわが家の炊飯器。 夜が深くなったころ、二人の偉人が呼ばれた。 民藝の父・柳宗悦は言う。「今夜は、今ある道具を1本だけ磨きなさい」。独眼竜・伊達政宗は切り捨てる。「同じものを買い戻すのは野暮である」。 そして問いは、思わぬ方向へ折れていく。竿の話が、仕組みの話になり、仕組みの話が、失敗の受け取り方の話になる。 最後に、ハットさんがモヤモヤの正体を口にした。それはたった一行で、そして誰の胸にも刺さる一行だった。 答えは、たいてい自分の中にある。ならば、なぜ人は相談するのだろう。 隠れ喫茶・きたむら、本日も開店しています。 👇 文字で読みたい方はこちら(Note) https://note.com/mahoroba_office/n/ndbc82fc1d76e 👇 まほろばの活動・参加はこちら https://lit.link/mahoroba_office

    第78回まほぶラジオ「もやもや相談」ハット編2
  4. Jul 3

    第2回AIなんて怖くない「AIって嘘つくの?」ーと聞く前に、僕らは"AI見知り"していた

    さて、今回も始まりました!第2回AIなんて怖くない! 「AIが怖い」「なんとなく使っていない」は、勉強不足ではないかもしれません。 まほぶラジオ「AIって怖くない!」第2話。今回はゲスト2人を迎えた4人回だったのですが、面白い発見がありました。 「AI、使ってますか?」——この一問で、大人が目を泳がせるんです。実際にはTシャツ選びや調べ物の入り口に使っているのに、「使ってないです」と答えてしまう。英語を「話せません」、運動を「してません」と言うのと同じ謙遜が、AIにも起きていました。 そして収録終盤に生まれた言葉が「AI見知り」。人見知りの人は、AIにも心を開かない。AIとの距離は知識の問題ではなく、性格の問題だった——という発見です。 だとすると、職場で「AIを使いましょう」と言っても進まないのは、能力の問題ではないのかもしれません。人見知りに「心を開け」と言っても開かないのと同じで、必要なのは号令ではなく、信頼が見知りを上回る「こいつ、意外と使える」という一回の体験なのだと思います。 ハットさんの職場では、利用ルールを明確に決めた上でAIが公式導入され、若手から自然に使い方が広がっているそうです。一方でその彼がAIに親しんだきっかけは、業務ではなく「子どものダジャレをAIに聞かせてみたこと」でした。間違ってもいいことから、距離は縮まる。組織も個人も、案外そこからかもしれません。 2400年前のソクラテスは「知らないと言えるのが、人間の知」と言いました。それっぽく取り繕うAIより、「分かりません」と言えるAIの方が信頼できる。人間も、きっと同じですね。 👇 声で聴きたい方はこちら(Spotify / Podcast) https://note.com/mahoroba_office/n/n72eb74abb5f6 👇 まほろばの活動・参加はこちら https://lit.link/mahoroba_office

    第2回AIなんて怖くない「AIって嘘つくの?」ーと聞く前に、僕らは"AI見知り"していた
  5. Jun 26

    第1回AIなんて怖くない!「AIって何者?」

    「AIを使わないと置いていかれる」——そんな煽りに、正直うんざりしている方へ。 まほぶラジオの新シリーズ第1回は、AIが苦手な佐野さんの素朴な疑問から始めました。「"AI"って2文字に身構える」「形がないからイメージできない」。よくわかります。 番組で見えてきたのは、AIは"考えている"のではなく、ものすごく"深読み"しているだけ、ということ。「今何時?」の裏で「なぜいま聞いたんだろう」まで推し量る、深読みおじさん。便利さと"ちょっと怖い"は、その深読みの表と裏でした。 哲学者デカルトの言葉を借りれば——AIが答える。だからこそ、考えるのは人間の側に残る。怖がって遠ざけるのでも、丸ごと信じるのでもなく。 最初の一歩は、たった一つ。今日ちょっと困っていることを、そのまま一言聞いてみる。「わからないことは"わからない"と言って」と添えるだけで、ぐっと付き合いやすくなります。 正しく怖がれば、AIはけっこう頼れる相棒になる。第1回、よかったら聴いてみてください。 👇 声で聴きたい方はこちら(Spotify / Podcast) https://note.com/mahoroba_office/n/n4140af8981b5 👇 まほろばの活動・参加はこちら https://lit.link/mahoroba_office

    第1回AIなんて怖くない!「AIって何者?」

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