ごうちゃんの「照らすこころ」

照泰仏堂は、仏具店として人を心を大切に接客してきた幡司剛成さん「ごうちゃん」。 考え方や人生を楽しく生きるには?といった日々心がけること、 「気付き」や「きっかけ」お聴きいただいているリスナーと今後共有していきたいと思っています。

  1. 1d ago

    意の如く~今 ここから~ 『感謝』には2種類ある

    『感謝』には2種類ある 「普遍的感謝」とは なぜ私たちは「感謝」しているのに満たされないのか? 「日頃から『感謝の気持ち』を持つように意識しているのに、なぜか心が疲れてしまう」 「自分なりに前向きに過ごそうとしているのに、嫌なことや挫折があるとすぐに落ち込んで立ち直れない」 日常の中で、そんな生きづらさを感じたことはありませんか? 成長意欲が高く努力している人ほど、「感謝しようと頑張っているのに報われない」という矛盾した悩みにぶつかりがちです。 私たちがひとくくりに「感謝」と呼んでいる感情には、明確な2つの性質の違いが存在します。   ポイント1:感謝には「2種類」ある―― 感謝には大きく分けて「恩恵的感謝」と「普遍的感謝」の2種類があります。   恩恵的感謝(条件付きの感謝) 特徴:良いことが起きた時や、誰かに何かをしてもらった時に生じる感謝。 「見返り」を前提とするためエゴが強くなりやすく、期待通りにいかないと不満が募ります。 長期的には気分が沈み、鬱傾向に陥るリスクもあります。   普遍的感謝(条件のない日常的な感謝) 特徴: 特別な出来事の有無にかかわらず、「今生きていること」「家族や仲間と過ごせること」そのものへ向ける感謝。 逆境に直面しても前向きさを失わず、困難を成長につなげるしなやかなメンタリティが育まれます。 「恩恵的感謝だけだとエゴが強くなり、次第に気持ちが暗くなって長期的には鬱傾向になると思うんですね。……もう一方の普遍的感謝は成長意欲が増大し、困難に立ち向かう勇気が持てるようになるそうです。」 何か良いことがあった時だけ感謝する生活から脱却し、当たり前の日常に目を向ける「普遍的感謝」を育むことが、折れない心の基盤となります。   ポイント2:「不合格」すら感謝に変える―― 受け入れる器を広げるマインド普遍的感謝がどのように現実の捉え方を変えるのか。 「高校受験の不合格」のエピソードです。 県立高校を受験した人見校長は、ドラマ『101回目のプロポーズ』にちなんだ自身の受検番号「101番」に運命を感じ、「絶対に合格している」と信じて疑いませんでした。 女子生徒が多く通う共学校での華やかな高校生活を夢見ていたのです。 しかし、発表当日に番号はなく、3回確認し直しても結果は「不合格」。 憧れの共学ライフは崩れ去り、当時、男子生徒ばかり3,000人規模の男子校へ進学することになりました。 一見すると大きな挫折ですが、普遍的感謝の視点が身につくと、 後になって「あの時、落ちてよかった」「今の自分があるのは、あの経験のおかげだ」と素直に受け入れ、 不合格すらも深い感謝へと昇華できたと言います。   普遍的感謝は「現実を受け入れる器」を広げてくれます。 思い通りにいかない状況も丸ごと受け止められるため、失敗からの立ち直りや気持ちの切り替えが圧倒的に早くなります。   ポイント3:「ありがとう」の原点――  神様へ届ける言葉と「先出しの感謝」「ありがとう」を漢字で書くと「有り難し(在ることが難しい=奇跡的なこと)」。 その歴史を辿ると、人間同士の言葉ではなく、「神様に対して感謝を伝えるための言葉」でした。 「普段からありがとうがなくて、ありがとうという言葉を発するだけで神様に伝えるって言われてるんですよね。」 歩いている時や車の運転中、街のゴミ拾いをしている時などに、ひとり言のように「ありがとう」と口に出してみる。 見えざる大きな存在へ感謝を届けるこの習慣が、対人関係における「先出しの感謝」を生み出します。   「片付けなさい!」と命令する× 相手は反発しやすい「片付けてくれてありがとう」と先出しする○ 相手が自発的に動き出す良好な循環が生まれる自分から先に感謝を投げかけることで、見返りを求めない心地よいコミュニケーションが広がっていきます。   ポイント4:年齢と経験がもたらす視点―― 「自分が」を捨てた時に広がるご縁 若い頃に少林寺拳法の大会で全国優勝するような成果を上げると、人はどうしても「自分が、自分が」という過信(エゴ)に陥りがちです。 当時は周囲への感謝を忘れ、視野が狭くなってしまうこともあります。 例えば人見校長は、42歳の厄年を迎えた時期の私生活の試練や手術などを通して、人は己の無力さと向き合うことになります。 そのどん底で気づかされるのは、どんな境遇になっても見捨てずに「頑張れよ」と支えてくれた周りの人々の温かさでした。 「どんな境遇になった時でもですね、周りに支えてくれる人がいることに気づいたんですね。……素直にありがたいなとこう思えるようになったんです。」 慢心を捨て、支えられている現実に感謝できるようになると、エゴが消えて人間関係や仕事における素晴らしい「ご縁」が次々と広がり始めます。   ポイント5:奇跡的な「縁」に気づく―― 当たり前ではない機会への感謝全国にある高校の中で、学校の立ち上げや引き継ぎという特別な局面に携わり、困っていた生徒たちが笑顔を取り戻していく過程に立ち会える機会は、決して誰もが味わえるものではありません。 RITA学園高等学校の立ち上げ・運営に関わるストーリーの中で語られたのは、そうした環境に身を置けていること自体が「巡り巡る縁のおかげである」という意識です。 自分が置かれている環境や役割を「当たり前」と切り捨てず、導かれた奇跡に感謝することが、普遍的感謝を深める大きな原動力となります。   今日から始める「普遍的感謝」の一歩 2種類の感謝を知る:見返りを求める「恩恵的感謝」ではなく、存在そのものを喜ぶ「普遍的感謝」を育む。 受け入れる器を広げる:受験の不合格すら糧にできる器を持ち、思い通りにいかない現実も素早く受け入れる。 言葉の原点と先出し:日頃から「ありがとう」を口にし、相手が動く前に感謝を伝える。 「自分が」を手放す: 挫折や試練を通して周りの支えに気づき、エゴを手放すことで良縁を引き寄せる。 機会の奇跡に気づく: 今ある役割や出会いはすべて「巡り巡る縁のおかげ」と認識する。   感謝とは、都合の良い出来事が訪れるのを待つことではありません。 すでに目の前にある「生きていること」「支えてくれる人がいること」「当たり前の日常」に光をあて、その価値を再発見していく生き方そのものです。 特別な条件が揃うのを待つ必要はありません。今日、当たり前の何に「ありがとう」を伝えますか?

    意の如く~今 ここから~ 『感謝』には2種類ある
  2. 6d ago

    人は人との出会いで成長する

    【人生の出会いはすべて必然?】 1. 「なぜ、このタイミングでこの人と出会ったのだろう?」「素晴らしいご縁を引き寄せるには、どうすればいいのだろう?」 日常の中で、このような疑問を抱いたことはありませんか? 偶然のような出会いが人生を大きく変えたり、良い縁を結ぶための方法について考えたりした経験は、誰しも一度はあるはずです。 テーマは『人は人との出会いで成長する』。 私たちの人間関係や「自分のあり方」をより良く変えるための5つの視点をお届けします。   2. 「出会いは常にジャストタイミング」—ご縁の捉え方 「必要な時に、必要な人と出会う」——対話の中で真っ先に示されたのは、出会いは単なる偶然ではなく、必然的なタイミングで訪れるという捉え方です。 日本の哲学者・教育者である森信三先生の有名な言葉が引用されました。 「人間は一生のうちに会うべき人に必ず会える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」 この言葉を踏まえ、対話の中では「訪れた出会いをいかに成長へ繋げるか」。 縁を生かす姿勢:出会いそのもの以上に、その出会いから生じた「ご縁を生かせるかどうか」が人間としての成長の鍵となります。 気づきと自己成長:「出会いを通じて成長する」という意識を持つことで、今の自分に足りないものや必要な気づきに目を向けられるようになります。 必然として受け止める:すべての出会いを「自己成長のために起こっている必然」と捉えることが、縁を生かす第一歩です。 3. 教育は一方通行ではない—大人が生徒から学ぶ「逆転の成長」 一般的に教育といえば「先生から生徒へ(上から下へ)」という一方通行の関係をイメージしがちです。 しかし実際には、大人が生徒(子ども)から教わり、成長させてもらう場面も数多く存在します。 RITA学園では、日常の校内生活だけでなく、フラワーアレンジメントや島への外出、釣りといった「普段とは異なる環境」を作る工夫を重ねています。 例えば、生徒と一緒に島へ出かけた際、校内では無口な生徒が一生懸命に食事の準備をしたり、幼い子供たちの面倒を進んで見たりする姿が見られました。 学校の外に一歩踏み出す環境を用意することで、普段は見えてこない生徒の魅力や成長を発見でき、それが教職員にとっても大きな学びと喜びにつながっています。 4. 偶然に見える縁も実は必然—悩みが繋いだ学校設立の裏側 人間関係のドラマには、後から振り返ると「必然だった」と思えるエピソードが溢れています。 再会もそのひとつです。 ふたりはもともと「ママ友」という関係でした。 当時、娘の不登校に悩み、一方で横田先生は不登校支援の場を立ち上げようと模索していました。 その後、RITA学園が開校するタイミングで連絡を取り合ったことをきっかけに、不登校支援に関わる学校設立や、教員としての参画へと繋がっていったのです。 一見すると個人的な悩みや偶然のママ友関係に過ぎなかった縁が、時間を経て「学校の立ち上げ」という大きな社会的活動へ結びついていきました。 個人レベルの悩みを通じた出会いもまた、志を同じくする組織の「共通理念」へと昇華され、より大きな力となっていきます。 5. 組織を動かす強力な理念—「利他」の心が引き出す驚異のチームワーク RITA学園の教職員は、スクーリングや休日の対応にも極めて熱心で、校長が「日本一働いているのではないか」と感じるほどの主体性を発揮しています。 校長が手伝いを申し出ても、「大丈夫ですよ」と教職員同士で助け合う光景が日常風景です。 この強いチームワークを支えているのが、学校の理念である「リタ(利他)」の精神です。 理念の深い浸透:「利他」という学校の軸が、教職員全体にしっかり根付いていること。 組織としての利他行動:個人としては「自分は利 temptations(利他的)ではない」と思っている人でも、 組織の目的のために行動することで自然と利的な振る舞いになり、強固な協力体制が生まれること。 明確な理念を共有することで、組織全体が同じ方向を向き、互いを思いやる強力なチームワークが発揮されています。 6. 出会いの質を決めるのは「自分のあり方」—ビジネスと人生に共通する本質 幡司さんと人見校長の対話では、ビジネスや人生における出会いの本質として「自分のあり方」の重要性が語られました。 どんな人と出会い、どんな環境を引き寄せるかは、自分自身の内面や姿勢によって決まります。 利益優先の落とし穴:売上やお金融のことばかりを追い求めていると、相手のことを考えないような関係性や顧客を引き寄せてしまう。 見えない価値の重視:同校を応援する運送会社の社長は、研修の中で「数字に見えない部分を大切にする」ことの重要性を説いている。 目に見える数値や目先の利益だけを追いかけるのではなく、「数字に見えない価値」や「自分の姿勢・あり方」を大切にすること。 その誠実な姿勢こそが、結果として良いご縁や価値ある出会いを引き寄せる一番の要因となります。 7. 人は人との出会いを通じて成長します。 出会いは常に必要なタイミングで訪れ、お互いを高め合う機会を与えてくれます。 そして、どのようなご縁を結べるかは、他ならぬ「自分自身のあり方」にかかっています。 目に見える成果や利益だけに囚われず、目に見えない価値や理念を大切にすることで、人生を豊かにする必然の出会いが広がり続けていくでしょう。 「今、あなたの周りにいる人やこれから訪れる出会いは、どのような『あなたのあり方』を映し出しているでしょうか?」

    人は人との出会いで成長する
  3. Oct 26

    意の如く~今 ここから~ 不登校問題について

    ポッドキャスト番組『意のごとく』~今 ここから~ 【不登校問題について】 ゲストは、RITA学園高等学校 校長 人見 敏史さん 事務長 髙橋直美さん RITA学園高等学校にて公開録音をした模様をお届けします。 不登校から笑顔を取り戻す5つの視点「子どもが不登校になったら、親はどうすればいいのだろう……」 これは、不登校のお子さんを持つ多くの保護者の方が抱える、とても切実で深い悩みです。 近年、学校に通うことに悩みや生きづらさを感じるお子さんや、そのご家族が増えています。 どう対応すべきか分からず、ご家庭の中で孤立感を深めてしまうケースも少なくありません。 ですが、学びや成長の場は、決して「1つの学校」だけではありません。 現在では、全国の高校生のうち10人に1人が「通信制高校」を選択する時代になっています。 学校に行けない・通いづらい状態は、決して人生の行き止まりではありません。 むしろ、「自分らしい新しい選択肢や居場所に出会うためのきっかけ」になり得るのです。   香川県多度津町にある「RITA学園高等学校」の公開収録では、不登校に悩む親子に寄り添う、心温まるメッセージが明かされました。   視点1:高校に行く目的は「点数」ではなく「人生の選択肢を広げること」 「何のために高校へ行くのか?」という問いに対し、 RITA学園の校長先生は「高校卒業資格を得ることで、将来の就職や進学といった人生の選択肢が広がる」と語ります。 勉強のテストの点数を競うこと以上に、無理なく卒業資格を得ることが「自分なら大丈夫」という自己肯定感を育み、将来の可能性を広げてくれます。   通信制高校での学びは、主に以下の仕組みで成り立っています。 レポートの作成・提出 スクーリング: 各教科に定められた一定の授業数を出席 単位修得試験: リタ学園の場合、試験も含めた年間の登校日は10〜15日程度 人間関係や毎日の集団生活に強いストレスを感じやすい現代において、 「毎日通わなくても大丈夫」という仕組みがあることは大きな安心感につながります。 心に負担をかけず自分のペースで学び、将来の可能性もしっかり保持することができます。   視点2:子どもより先に「保護者自身が笑顔で過ごす」ことの重要性 不登校支援において、お子さん本人のケアと同じくらい大切なのが「保護者自身のケア」です。 RITA学園で美術を担当し、NPO法人「光かがやく絵顔の種」でも活動する横田先生(ご自身の娘さんの不登校をきっかけに支援を開始)は、 親子間で起こりやすい心の葛藤について指摘します。 子どもは「学校に行かなくていいよ」と言われると心が安らぎ、家庭で安心して過ごせるようになります。 しかし一方で、親側は「この先どうなってしまうんだろう」と不安になり、精神的に疲弊してしまうことがあります。 感受性の強いお子さんは、親が辛そうにしている姿を察して「自分のせいでお母さん・お父さんが苦しんでいる」と自分を責めてしまうこともあります。 互いに消耗し合う悪循環を防ぐためには、まず親自身が孤立せず、悩みを吐き出せる場所を持つことが大切です。 幡司さんの体験談では、娘さんが不登校になった際、無理に登校させず「行かなくていいよ」と受け止め、一緒に過ごしたそうです。 安心できる受け皿があったことで、娘さんは中学校に入るタイミングで自ら前向きに動き出すことができました。 「お母さん、お父さん、まずは家で明るく笑っとってください」 保護者の方が肩の荷を下ろし、ご家庭で笑顔を取り戻すことこそが、お子さんが元気を回復していく一番の土台になります。   視点3:「上手く描く」必要はない――アートを通じたオンリーワンの自己表現 従来の学校教育の中で「常に評価されること」に晒されてきたお子さんは、「絵を描いてみて」と言われても「無理です」と断ってしまうことがあります。 「上手く描かないと低い評価をされる」という怖さを抱えているためです。 表現活動の本質は「上手い・下手」という他者評価にはありません。 その子が描いたもの、表現したものは、他の誰も真似できない「オンリーワン」の価値を持っています。 RITA学園で開催されている「クリエイティブ授業」は、在校生だけでなく、不登校に悩む小学生や他校の高校生など、誰でも参加できる開かれた場です。 評価される恐怖から解放された自由な場で、「ありのままの自分」を受け入れてもらう体験を重ねることが、 本来の自分らしさや将来の希望を見つける大切なきっかけになっています。   視点4:職員室も校長室もオープンに。「1人の大人として信じる」居場所づくり 集団の教室に入ることが難しい生徒にとって、学校内に「教室以外の安心できる居場所」があることはとても重要です。 RITA学園では、校長室・職員室・事務室の扉を常に開き、生徒がいつでも自由に立ち寄れる環境を作っています。 日常のたわいない雑談や悩みを先生と交わし、それを否定せず耳を傾けてもらうことで、「先生が自分を認めてくれた」という大きな安心感が生まれます。 この小さな積み重ねが「ここなら自分らしくいられる」という居心地の良さにつながります。 この環境の根底にあるのは、「生徒を1人の人間として信じる」という強い信念です。 個人情報などが置かれている部屋であっても、「危険だから」「子どもだから」と遠ざけるのではなく、一人の大人として信頼して接する。 大人が先に信頼する姿勢を見せることで、生徒自身も相手を思いやった行動が自然とできるようになります。 大人からの信頼こそが、本当の意味で安心できる居場所を創り出します。   視点5:学校だけで抱え込まない。NPOや地域とつながる温かいネットワーク 不登校の支援や居場所づくりは、学校という組織だけで抱え込む必要はありません。 RITA学園では、NPO法人「光かがやく絵顔の種」をはじめとする外部団体と手を取り合い、地域に開かれたさまざまな取り組みを行っています。 校舎を活用した「マルシェ」の開催(地域に開放された体験と学びの場) ・音楽コンサートや講演会・校外体験学習・保護者向けの定期的な「お話会」・地域ごとの相談拠点や電話相談窓口の整備 学校・地域・NPOが多層的なネットワークを築くことで、「一人で悩みを抱え込ませない・孤立させない」ための温かい受け皿が地域全体に広がっています。 学校に行けない状態は、決して「人生の終わり」ではありません。 それは、これまでの「こうあるべき」という思い込みから解放され、自分らしい居場所や生き方に出会うための「大切で前向きなきっかけ」です。 一人で悩みを抱え込み、心をすり減らしてしまう前に、どうか思いをそのまま吐き出せる場所や、ありのままを受け止めてくれる温かい環境へ手を伸ばしてみてください。 あなたやご家族に寄り添い、話を聴いてくれる人は必ずいます。

    意の如く~今 ここから~ 不登校問題について
  4. Oct 16

    ごうちゃんの「照らすこころ」vol.22

    毎月第2火曜日ごうちゃんの「照らすこころ」仏具店として、人そして、心を大切に接客を続けるごうちゃんの考え方や、人生を楽しく生きるための「きづき」や「きっかけ」をお話いただきます。照泰仏堂HP:https://www.shoutaibutsudou.com/岡山の仏壇店「照泰仏堂」(昭和53年設立)は、お客様の仏事の【とーたるさぽーと】を行う仏壇屋です。お仏壇は唐木仏壇・金仏壇・モダン仏壇、合わせて随時100本以上展示。お仏壇の移動・掃除・処分も承ります。お仏具、位牌と文字彫サービス、線香・ローソク・神棚・神具、寺院用具、粗供養、満中陰志、各種返礼品、オンラインショップ、雑貨など、幅広い品揃えとサービスでお客様の毎日に寄り添います。 頑張りすぎていませんか? 毎日を「ちょうど良く」楽に生きるための心がけ 日々、仕事や子育て、人間関係などで「もっと自分が頑張らなければ」と限界まで心を追い込んでいませんか? 大切な人のために休日も休みなく動き続け、気づいたときには心も体も容量オーバーになってしまう方は少なくありません。 ごうちゃん自身も、「自分も頑張らないように意識しているけれど、ついつい頑張ってしまう」と語っています。 誰かのために尽くす人ほど、無意識に限界を超えて走り続けてしまうものです。   人は苦しむために生まれてきたわけではありません。 肩の力を抜いて、自分らしく「ちょうど良く」楽に生きるための心がけを紹介します。   無理に走るのをやめ、まずは自分を徹底的に褒める ここでの「走る」とは、日々のタスクや責任感に追われて心と生活を限界まで追い立てる 精神的な駆け足のことです。 まずはその足を止めてあげましょう。   自分を楽にする「スイッチ」を入れる辛いことや嫌な出来事は、放っておいても自動的にやってきます。 だからこそ、意識して自分を楽にしてあげる必要があります。 自分を一番の理解者にする周りからの評価を待っていると、評価されなかったときに傷ついてしまいます。 自分自身で褒めることが、心を守る「防具」になります。 ごうちゃん自身は、「鏡を見て『よく頑張ってるよ』って言ってあげたりとかするんですね。まずは自分を楽にしてあげるってことが多分1番なので」   あえて周りに「甘える」ことが、温かい関係を生む 「人に迷惑をかけてはいけない」という強い責任感は、時に自分を縛り付けてしまいます。 本当に辛いときは我慢を捨て、素直に周りに甘えてみましょう。   頼ることは「相手に徳を積ませる」こと甘えることは、手を差し伸べてくれた相手に「徳を積む機会」を贈ることでもあります。 感謝の循環が生まれる助けた相手には温かい感情が残り、頼った側には「今度は恩返しをしよう」という気持ちが芽生えます。 これが助け合える人間関係の土台になります。   忙しい時こそ運動を取り入れ、「心の余白」を作る 人との関係を整えると同時に、自分の内側のメンタル空間を整えるのに有効なのが「朝のランニング(運動)」です。 忙しい時こそ体を動かす時間を作ることが大きな意味を持ちます。   思考を物理的にストップさせる身体に適度な負荷をかけることで悩みや雑念が止まり、頭の中に「心の余白」が生まれます。 気分がリフレッシュし「強気」になれる不安で弱気になっていた心が、前向きで強気な状態へと切り替わります。 朝日のパワーをもらう朝の光を浴びて走ることで、太陽がまるで「自分の背中を押してくれる存在」のように感じられ、1日を踏み出すエネルギーになります。   他人のリアクションに惑わされない(無表情の裏にある感謝) 自分の心を整えて人に親切にしたとき、相手から期待通りの反応が返ってこなくても戸惑う必要はありません。 【Bluetoothイヤホンのエピソード】ごうちゃんが店先で拾ったイヤホンを、雨に濡れないよう配慮して保管し、翌朝探していた高校生に手渡しました。 しかし、高校生の反応はまったくの「無表情」で「ありがとうございました」というものでした。 一見冷たく見えるその「無表情」も、表現が得意ではない彼にとっての「最大級の感謝の表現」だったのかもしれません。   期待を押し付けない「こう反応してくれるはずだ」という自分の常識を相手に求めず、「あれが彼なりの精一杯なんだ」と受け止めること。 自分の心を穏やかに保つ相手の真意は感謝にあると理解できれば、他人の反応に一喜一憂せずにすみます。   振り返れば「全ては大したことない」&「笑うが先」 悩みの渦中にいるときは「人生最大の深刻な問題」に思えますが、過去を振り返ってみてください。 当時は絶望的だったことも、今となれば「なんとかなっていた」ことがほとんどではないでしょうか。   大らかな視点を持つ 全ての局面で過度に深刻化せず、「過ぎ去ってみれば全ては大したことない」と捉える。 「笑うが先」 良いことがあったから笑うのではなく、厳しい状況だからこそ「先に笑う」。 「笑い」という言葉は、音やニュアンスとして「平和の輪(和)が来る」と捉えることもできます。 自分から笑顔を見せることで周囲に温かい和が広がり、良い運気や解決策を引き寄せてくれます。   今この瞬間から「楽をすること」を選択しよう 今、あなたに必要なのはこれ以上努力を重ねることではありません。 今この瞬間から「無理をするのをやめること」、そして「楽をすること」を自分に許してあげることです。 頼れる人には甘え、自分をたくさん褒め、時には体を動かして心を空っぽにし、先に笑ってみる—— それだけで、人生はもっと「ちょうど良く」豊かなものになっていきます。

  5. Oct 14

    意の如く~今 ここから~ vol05 公開録音オープニング

    ポッドキャスト番組『意のごとく』~今 ここから~ 【オープニングトーク】 ゲストは、RITA学園高等学校 校長 人見 敏史さん 事務長 髙橋直美さん RITA学園高等学校にて公開録音をした模様をお届けします。   「利他」は自己犠牲ではない? 香川の通信制高校・リタ学園から学ぶ、現代社会を生き抜くためのヒント 「周囲の期待に応えようとして疲れてしまった」 「自分の気持ちを後回しにして相手に尽くしたのに、心が満たされない」 SNSや職場、学校などの人間関係において、「自分優先(利己)」と「他者への気遣い(自己犠牲)」の板挟みに悩み、 燃え尽き感を抱えている人は少なくありません。 「利他」という言葉に「自分が我慢して他人に尽くすこと」というネガティブな重みを感じている方も多いのではないでしょうか。   しかし、本来の「利他」とは、本当に自分が損をして相手を優先することなのでしょうか? RITA学園高等学校とは? 令和3年に開校した普通科の通信制高校(生徒数238名)。 校名に掲げる「リタ(利他)」の精神には、人間関係の疲れを解消し、現代社会を心地よく生き抜くための確かな知恵が詰まっています。   1.「人に尽くして疲れる」あなたへ。 少林寺拳法が教える「自分を半分立てる」生き方「利他」と聞くと、 「自分の想いや都合を押し殺して献身しなければならない」という誤解を抱きがちです。 真面目な人ほど自分自身を置き去りにし、心のエネルギーを枯渇させてしまいます。 しかし、RITA学園の教育の根底にある考え方はまったく逆です。 背景にある少林寺拳法には、次のような有名な教条があります。 「半ばは自己の幸せを、半ばは人の幸せを」この言葉が教えてくれるのは、「まずは自分自身をしっかりと自立・確立させること」の大切さです。 自分が満たされ、自分の足でしっかり立ってこそ、初めて他人を優しく思いやることができる。 自分の幸せを「半分」確保したうえで、残りの「半分」を相手の幸せのために使う。   校長先生は、次のように語ります。 「私たちが捉える利他の心は、自分も相手と共に大切にしながら支える心です」 自分を犠牲にする「自分0:相手100」の関係は持続しません。 「自分も相手も、どちらも共に大切にする」ことこそが、日常で取り入れるべき「利他」の真のスタートラインなのです。   2.経営の神様と弘法大師(空海)がつなぐ「利他」の系譜「リタ学園」という校名には、 歴史的思想と現代の経営哲学という2つのルーツが存在しています。   京セラ創業者・稲盛和夫氏の経営哲学(盛和塾) 今井理事長が「盛和塾」で学んだ「利他の心」をベースとする経営哲学。 未来を担う子どもたちに伝えるべく「RITA学園」と名付けられました。 弘法大師(空海)の真言密教(自利利他)多度津町は空海とゆかりの深い土地。 「修行は自分だけでなく人々の役に立つため」を目指す「自利利他(じりりた)」の精神は、四国の「お接待」文化にも根付いています。 一見難しく思える思想ですが、核心にあるのは「自分と他者の双方を活かすことで、持続可能な安心(心理的安全性)をつくる」という智慧です。 自分ひとりの利益や成功を追求するのではなく、周囲の幸せも同時に育む「自利利他」の精神が、現代の教育の場で再現されています。   3.「校長と生徒の距離ゼロ」? 職員室に生徒があふれる教育現場のリアル「自分も相手も大切にする」という利他の心は、実際の教育現場でどのように形になっているのでしょうか。   高橋事務長は次のように明かします。 「本校は校長をはじめ、教員も職員も関係なく、生徒との関わりがすごく深いというか、近いというのが特徴です。 毎日職員室には生徒がたくさんやってきます」   大人が立場や役職の壁を作って指導するのではなく、一人ひとりを対等な人間として受け入れ、寄り添う姿勢が徹底されています。 温かい空気感を象徴するエピソード今回の収録でMCを務めた幡司さんと人見校長は、実は50年来の幼馴染。 少年時代、自転車に乗って走り回っていた思い出が語られました。 50歳を迎えた今も冗談を言い合える、飾り気のない人間味あふれる関係性。 大人たちが素の自分を出し、お互いを尊重し合っているからこそ、生徒たちも背伸びをせずに安心して集まることができるのです。   4. 利己主義から利他主義へ――いま社会全体に求められる現代社会では、SNSでの比較や行き過ぎた競争によって 「自分さえ良ければいい(利己)」に陥ったり、逆に他者の目を気にしすぎて疲弊したりしがちです。 「利己主義から利他主義へ変わることが、今のこの社会で求められていると思います」 ここで言う「利他主義」とは、誰もが聖人君子のようになれという意味ではありません。 自分勝手に誰かを蹴落とす「利己」他人に気を使いすぎて自分を殺す「自己犠牲」この極端な生き方から抜け出すための視点のアップデートです。 生きづらさを感じたときこそ、「自分を大切にしつつ、目の前の相手も同じように大切にできているか?」と問いかける視点が、 自分自身の心を守る鍵になります。   「本当の利他とは、自分と相手の双方を尊重し、共に支え合う生き方である」というシンプルで力強い答えでした。 自分をすり減らしてまで誰かに尽くす必要はありません。 かといって、自分勝手に振る舞って孤立する必要もありません。 少林寺拳法の教えにあるように、「半分は自分のために、半分は相手のために」。 今日、職場や家庭で誰かと接するとき、ほんの少しだけその「半々の視点」を意識してみませんか? その小さな切り替えが、あなたと周囲の人間関係を、今より少し温かく、心地よいものに変えていくはずです。

    意の如く~今 ここから~ vol05 公開録音オープニング
  6. Oct 6

    生きているうちにどんなことができるのか?

    生前からの準備 死を語ることの重要性: 日本では死の話を忌み嫌う傾向があるが、元気なうちに「どう送られたいか」を家族に伝えることが、本人にとっても遺族にとっても納得感に繋がる。 伝達のヒント: 親から子へ、あるいはエンディングノート(岡山市などの自治体配布物を含む)を活用するなど、重くなりすぎず「ポップに」伝えることが推奨される。 納棺師への依頼方法 納棺師に依頼するタイミングや方法は以下の通りである。 事前相談の活用: 葬儀社の事前相談時に「特定の処置(ふっくらさせてほしい、など)」や「特定の納棺師」を希望することができる。 個別性の重視: 業者によって得意とする処置(シャワー、湯灌、化粧など)が異なるため、要望に合ったプランを事前に確認することが、後悔のない見送りに繋がる。 納棺という儀式の真の価値 納棺は、単なる「売上のためのオプション」や「遺体の衛生管理」ではない。突然の死によって混乱や悲しみの中にいる遺族に対し、故人が美しく整えられていくプロセスを共有することで、「死を受け入れ、前を向くための力」を提供するものである。 公森氏の活動は、故人の尊厳を最期まで保ち、遺族が「ありがとう」と言える時間を作り出すことで、死という別れの瞬間を、温かな思い出へと昇華させる力を持っている。 「自分の死について考えることは、明日から家族とどんな話をしようか、どんな風に過ごそうかを考えるきっかけになる。」(公森 氏)   「死」という言葉に、私たちはどのような感情を抱くでしょうか。 多くの人は、それを「縁起が悪いもの」「冷たくて怖いもの」として、無意識に心の奥底へと追いやっています。 しかし、生と死は表裏一体。 死を遠ざけることは、今の自分を形作っている「生の尊さ」から目を背けることになる。 死を意識することは、生を輝かせることなのかもしれません。

    生きているうちにどんなことができるのか?
  7. Sep 22

    「お化粧」と「装い」が持つ、人の心を救うチカラ

    「その人らしさ」を形作る技術と対話 公森氏が最も重視するのは、画一的な処置ではなく、故人固有の「らしさ」を再現することである。   深掘りするヒアリング 故人の「らしさ」は、具体的なエピソードから掘り下げられる。 日常の習慣: 「肌着をズボンの中に入れるタイプだったか」「寒がりだったか」といった細かな生活習慣を遺族に問いかける。 身だしなみのこだわり: 華やかなものを好んだ男性には、ネクタイの柄選びや結び方を工夫し、その人の個性を表現する。 対話の効果: 納棺師からの質問に答えるプロセス自体が、遺族にとって故人との生活を振り返り、感謝の気持ちを再確認する大切な時間となる。 尊厳を守る細部への配慮 項目 具体的な配慮内容 意義 表情の調整 入れ歯の装着や綿の入れ方の相談。 生前と同じように「食事に困らないように」という遺族の願いを叶える。 鼻毛の処理 ガーゼで隠しながら見えないようにカットする。 故人のプライバシーを守り、遺族に痛々しさを感じさせない。 所作の美しさ 体を拭く、持ち上げるといった動作のすべてを丁寧に行う。 スタッフへの信頼感を生み、遺族の不安を安心へと変える。

    「お化粧」と「装い」が持つ、人の心を救うチカラ

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照泰仏堂は、仏具店として人を心を大切に接客してきた幡司剛成さん「ごうちゃん」。 考え方や人生を楽しく生きるには?といった日々心がけること、 「気付き」や「きっかけ」お聴きいただいているリスナーと今後共有していきたいと思っています。

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