全員かかってこいの甘えちょんよ!

全員かかってこい

mappiとnulyeによって構成されたアヴァンギャルド・パフォーミングアート。 始まりは、2人が出会った高校一年生。 いや、もしかしたらそのずっと前。 息も詰まるほどに蒸し暑い納屋の中、ブレイクダンスを踊り続けたmappi。 チューニングのズレた母のアコースティックギターを弾き続けたnulye。 ただ1人きり、時間を忘れ、滴る汗も構わずに。 誰から教えられたわけでもない。 誰から指示されたわけでもない。 僕たちに居場所はないと分かっていたから、 ただ自分がしたいことを、自分のまま、自分のやり方で。 きっとその時から始まっていたんだ。 「全員かかってこい」は、僕たちの中で。 毎週水曜日 21:00配信 生身に混沌を流し込む覚悟はあるか?

  1. Oct 7

    第87回「人権教室と黒人選手」の巻

    夜の静けさの中でラジオのチューニングを合わせるとき、僕たちは時々、自分の中にある古いOSのようなものに思いをはせることがある。 小学3年生の息子の授業参観に出かけた。教室で行われていたのは人権教育の授業だった。そこに登場する多様なバックグラウンドを持つ人々の姿を見ていると、現代という時代がいかに急速にアップデートされているかに感心させられる。僕が小学3年生だった30年近く前、人権という言葉のなかに「外国人」という色彩はほとんど含まれていなかったはずだ。時代は静かに、けれど確実に姿を変えている。 けれど、話がアジア大会のニュースに及ぶと、僕たちの頭の中にある古いレコードが針飛びを起こす。日本や中国、韓国の代表ユニフォームを着た黒人選手を目にしたとき、僕たちの心の中には「ずるくね?」という素朴で、そして少しばかり恥ずかしい疑問が浮かんでしまうのだ。 もちろん、それが僕たちのリテラシーの低さや、平成1桁という時代の残像にすぎないことは分かっている。世界は僕たちが思っているよりもずっと複雑で、そして軽やかに混ざり合っているのだから。そんな、僕たちのアップデートしきれていない意識と、変わりゆく世界との間にある心地よいズレについて、少しだけ話をしてみたいと思う。

  2. Sep 30

    第86回「ソワソワする瞬間」の巻

    他人に自分のスマートフォンを手渡すとき、僕たちは一種の静かな恐怖を覚える。まるで自分の鍵のかかった日記帳を、見知らぬ乗客に手渡してしまったような、あのざらりとした居心地の悪さだ。そして皮肉なことに、神様が用意する悪ふざけというのは、いつだってそういうタイミングを見計らって訪れる。ある日のこと、マッピはとあるおじさんのスマートフォンを 操作していた。その画面に突如として現れたのは、世界の深淵……というよりは、紛れもないそのおじさん自身のチン⚪︎だった。一方、ヌリエにも似たような記憶がある。かつてある中年男性から、「スマートフォンからチ⚪︎ポの写真が消せなくなってしまったんだ」という相談を受けた。二人の男たち、二つのスマートフォン、二本のチン⚪︎。 彼らは単に、時代遅れのデジタルな露出狂なのだろうか? あるいは、あるいはだ——現代という曖昧な世界において、それは僕たちがまだ理解できていない「紳士の嗜み」のようなものなのだろうか?今夜の放送は、スマートフォンと、そこに秘められたささやかなプライド、そして男たちの滑稽な愛おしさについての物語です。どうぞ、冷えたウイスキーでも片手にお楽しみください。

About

mappiとnulyeによって構成されたアヴァンギャルド・パフォーミングアート。 始まりは、2人が出会った高校一年生。 いや、もしかしたらそのずっと前。 息も詰まるほどに蒸し暑い納屋の中、ブレイクダンスを踊り続けたmappi。 チューニングのズレた母のアコースティックギターを弾き続けたnulye。 ただ1人きり、時間を忘れ、滴る汗も構わずに。 誰から教えられたわけでもない。 誰から指示されたわけでもない。 僕たちに居場所はないと分かっていたから、 ただ自分がしたいことを、自分のまま、自分のやり方で。 きっとその時から始まっていたんだ。 「全員かかってこい」は、僕たちの中で。 毎週水曜日 21:00配信 生身に混沌を流し込む覚悟はあるか?

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