ペットリハトーク

浅野勇太(理学療法士、愛玩動物看護師、CCRT)

⚪︎⚪︎毎週日曜 19時45分 更新⚪︎⚪︎ 動物のリハビリに携わる理学療法士、浅野勇太が、 臨床での経験や学び、気づきをもとに、 動物リハビリの役割や考え方、実践のヒントをお届けする番組です。 この番組では、リハビリの知識だけでなく、 動物と向き合ううえで大切にしている視点や、 現場で感じてきたことも丁寧にお話ししていきます。 ーーーー こんな方におすすめ ・動物のリハビリに興味がある方 ・理学療法士や動物医療従事者の方 ・リハビリを導入したい動物病院の皆様 ・ご自身のペットの支え方を知りたい飼い主様 ーーーー 毎回ひとつのテーマに焦点を当てながら、 “学ぶ”よりも“気づきが増える”番組を目指しています。 肩の力を抜いて、 日常の中でそっと聞いていただけたら嬉しいです。

  1. Jul 26

    #35 股関節形成不全〜痛みが消えた「その後」のリハビリが重要だった〜

    いつもご視聴ありがとうございます!理学療法士の浅野です。 「股関節形成不全とお薬、そしてリハビリの関係」についてお話ししています。   愛犬が足を引きずり、動物病院でお薬や注射をもらって痛みが消えた時。「ああ、これで治った!」と安心していませんか? 実は、痛みが消えた「その後」に何をするかが、半年後、数年後の愛犬の歩みを決定づけると言われています。   今回は、最新の再生医療(PRP治療)と理学療法を比較した2020年の論文データを紐解きながら、なぜ「お薬だけ」では不十分なのか、そしてリハビリで作り上げる「筋肉のコルセット」がいかに重要かをお伝えしています。     🐾 【本日のハイライト】 ・痛みが消えた=治った、ではない理由 ・最先端の再生医療「PRP(多血小板血漿)」とは? ・論文が証明した「半年後」の劇的な差 ・実践する3つの運動療法 ・代償動作のリセットと「筋肉のコルセット」の作り方   📚 【番組内で紹介した文献】 Objective Comparison between Platelet Rich Plasma Alone and in Combination with Physical Therapy in Dogs with Osteoarthritis Caused by Hip Dysplasia (Cuervo et al., 2020) https://www.mdpi.com/2076-2615/10/2/175   ご感想や、「うちの子のこんな歩き方が気になる!」といったご質問があれば、ぜひコメント欄で教えてください! この配信が参考になった方は、ぜひチャンネル登録・フォロー・いいねをお願いいたします!   #動物リハビリテーション #理学療法士 #股関節形成不全 #ペットリハトーク #犬のリハビリ #犬の健康 #再生医療

    #35 股関節形成不全〜痛みが消えた「その後」のリハビリが重要だった〜
  2. Jul 19

    #34 セミの声と一緒にお届け!「やっぱり解剖って大事だな」と改めて気づいたお話

    【エピソード概要】今回は、子どもたちと遊びに来た休日の公園から、セミの鳴き声とともにお届けします!少し外の音が入っていますが、野外収録ならではのリラックスした雰囲気と臨場感を楽しんでいただけたら嬉しいです。テーマは、「やっぱり基礎解剖って大事だな」と僕自身が改めて実感したお話です。先日開催した、犬の前肢(前足)の筋肉を学ぶセミナーの振り返りを交えながらお話ししています。骨模型に粘土を貼り付けて筋肉を立体(3D)でイメージすることで、臨床現場での見え方がどう変わるのか? 基礎的な解剖学の知識がいかに「動物リハビリの価値」を高めてくれるのか、私なりの気づきをシェアさせていただきます! 【今回のトピックス】 休日の公園から野外収録!セミの声とともにお届け先日開催した前肢筋群セミナーの振り返り骨模型×粘土で作る、立体的(3D)な筋肉のイメージ筋肉の起始・停止・作用…基礎解剖が実際の臨床に直結する理由改めて実感!解剖学が「動物リハビリの価値」を底上げする【番組紹介:ペットリハトーク】動物の「リハビリテーション」に携わっている理学療法士の浅野が、臨床での学びや気づき、リハビリの役割や実践方法などを整理しながらお届けする番組です。獣医療に携わる方や、動物のリハビリを身近に感じてみたい飼い主様に向けて情報を発信しています!【フォロー&登録をお願いします!】番組を気に入っていただけましたら、ぜひチャンネル登録や高評価、コメントをお願いいたします! #ペットリハトーク #動物リハビリの価値 #理学療法士 #獣医療 #解剖学

    #34 セミの声と一緒にお届け!「やっぱり解剖って大事だな」と改めて気づいたお話
  3. Jul 12

    #33 脳科学が証明!犬にとって「飼い主の褒め言葉」は「おやつ」と同じくらい嬉しい?

    ■ エピソード概要 今回は、前回の「応援の効果」についてのスピンオフ(深掘り)企画です!「犬が飼い主さんに応援されたり褒められたりしている時、脳の中では何が起きているのか?」2016年に発表された画期的な脳科学(fMRI)の研究から、驚きの事実が判明しました。なんと多くの犬にとって、飼い主さんの「褒め言葉」は、美味しい「おやつ」と同じか、それ以上に脳の報酬系を活性化させていたのです!さらに研究では、「絶対おやつ派」「お母さんに褒められたい派」といった犬の個性(個体差)も明らかになりました。この脳科学の知見を、実際のリハビリ現場でどのように活かし、目の前の子の「やる気」を最大限に引き出していくのか。臨床の視点からお話させていただきました。 ■ 今回のハイライト• 前回の振り返り:「応援」の行動学的な効果について• 【脳科学の研究】15頭の犬がMRIへ!おやつと褒め言葉、脳が喜ぶのはどっち?• 判明した犬の個性:「おやつ派」と「褒め言葉派」• 臨床での気づき:「どちらが正解か」ではなく「その子の最高のご褒美は何か」を見極める• ご家族の愛と声は、脳科学的にも最高のプレゼント!■ 番組内で紹介した参考文献本エピソードで解説した研究論文に興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。• Cook, P. F., Prichard, A., Spivak, M., & Berns, G. S. (2016). Awake canine fMRI predicts dogs' preference for praise vs food. (Social Cognitive and Affective Neuroscience)#ペットリハトーク #犬の理学療法 #動物理学療法 #ハイドロセラピー #犬の脳科学 #ドッグトレーニング #犬の気持ち

    #33 脳科学が証明!犬にとって「飼い主の褒め言葉」は「おやつ」と同じくらい嬉しい?
  4. Jul 5

    #32 飼い主の「応援」には意味がある?犬の「頑張る力」と「達成感」を引き出すヒント

    今回は、水治療法(ハイドロセラピー)を頑張るミニチュアダックスフンドと、それを全力で応援するご家族の微笑ましいエピソードからスタートします。 「飼い主さんの応援って、犬にとって科学的にどんな効果があるの?」という疑問を調べていく中で見えてきたのは、リハビリにおける「2つの重要な要素」でした。 1つは、犬が困難な課題を諦めずに頑張り続けるためのエネルギーとなる「応援の効果」。 そしてもう1つは、自らミッションをクリアすることで得られる「達成感(エウレカ効果)」です。 ただ受動的に歩かせるだけの運動から一歩踏み込み、「犬が主体的にクリアできる小さな課題(ミッション)」を設定し、それを「ご家族の応援」でサポートする。身体機能の回復にとどまらず、動物の精神面までサポートする質の高いリハビリテーションのあり方についてお話しします! ■ 今回のハイライト ・娘さんからの喝!?水治療法での大賑わいな応援エピソード ・【2013年オーストリアの研究】応援がもたらす驚きの「集中力・忍耐力」の持続 ・【2014年スウェーデンの研究】犬にも「やり遂げた達成感(エウレカ効果)」がある! ・応援とミッションの掛け合わせで、水治療法を「やらされる運動」から変える工夫 ・身体と心を満たす、これからの臨床リハビリテーションの目標 ■ 番組内で紹介した参考文献 本エピソードで解説した研究論文に興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。 •            Horn, L., et al. (2013). The importance of the secure base effect for domestic dogs - evidence from a manipulative problem-solving task. (PLOS ONE) •            McGowan, R. T., et al. (2014). Positive affect and learning: exploring the “Eureka Effect” in dogs. (Animal Cognition) #ペットリハトーク #犬の理学療法 #動物理学療法 #ハイドロセラピー #水治療法 #エウレカ効果 #犬の気持ち

    #32 飼い主の「応援」には意味がある?犬の「頑張る力」と「達成感」を引き出すヒント
  5. Jun 28

    #31 W杯激闘!サッカー選手と犬に共通する「前十字靭帯断裂」の決定的な違い

    皆さんこんにちは!動物のリハビリに携わっている理学療法士の浅野勇太です。 先週は配信をお休みしてしまい申し訳ありませんでした!今週からまたしっかりとお届けしていきます。 今回のペットリハトークは、現在世界中が熱狂している「ワールドカップ」の話題からスタート! サッカー選手などアスリートに多いケガとして知られる「前十字靭帯断裂」ですが、実は犬の整形外科疾患の中でもトップクラスに多い病気であることをご存知でしょうか? 「同じ靭帯のケガ」と思われがちですが、人と犬とでは以下の3つのポイントにおいて【決定的な違い】があります。 ・ケガの原因の違い: 人はスポーツなどの「外傷」、犬は少しずつダメージが蓄積する「退行性病変」 ・足の構造の違い: 立っているだけで靭帯に負担がかかり続ける、犬特有の骨格的な宿命とは? ・治し方の違い: 靭帯を作り直す人に対して、犬は骨の角度を変えてしまうダイナミックな手術(TPLO)がスタンダード 理学療法士の視点から、この構造上の違いや、手術後のリハビリの大切さについて分かりやすく解説しています。お座りの姿勢(お姉さん座り)など、飼い主さんが日常で気づける早期発見のサインについてもお話ししていますので、ぜひ愛犬の様子と照らし合わせながらお聴きください! そして、いよいよ明後日はワールドカップ決勝トーナメントのブラジル戦です! 森保監督がよくおっしゃるように、日本からの応援の「念」は確実にチームの力になります。強敵相手ですが、リスナーの皆さんも一緒に特大の念を送りましょう!(笑) ■ 番組へのメッセージ募集中! この番組では、動物のリハビリに関するご質問や、日々の生活で感じているお悩み、エピソードの感想などを募集しています。コメント欄やSNSからぜひお気軽にメッセージをお寄せください。今後の配信テーマの参考にさせていただきます。 今回の内容が少しでも参考になった、考えるきっかけになったと思っていただけたら、ぜひフォローやチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

    #31 W杯激闘!サッカー選手と犬に共通する「前十字靭帯断裂」の決定的な違い
  6. Jun 14

    #30 グレードは変わらないのに、なぜ歩き方が変わるのか?〜膝蓋骨内方脱臼(MPL)保存療法のリアル〜

    「うちの子、パテラ(膝蓋骨脱臼)でたまにケンケンするけど、すぐ治るから大丈夫」…そう思っていませんか? 実は、その「様子を見ている期間」に、関節の軟骨が削れたり、将来の靭帯断裂リスクが高まったりしているかもしれません。 今回は、明確な文献データが存在しない「MPL(膝蓋骨内方脱臼)の保存療法のリアル」について、日々臨床現場に立つ理学療法士の視点から徹底解説します。 医療従事者が「パテラ」という言葉に感じる違和感から、ネットの運動情報を自己流でやることの危険性、そして「獣医学的なグレード(数字)は変わらなくても、リハビリで歩き方が変わる理由」まで、余すとこなくお話ししました。 愛犬の歩き方に不安がある飼い主様は、ぜひ最後までお聴きください! 【番組へのメッセージ・ご質問】 「うちの子の歩き方、こんな状況なんだけど…」「こういう診断を受けたけれどリハビリで良くなる?」など、エピソードの感想やご質問をお待ちしています! コメント欄、または各種SNSのDMからお気軽にメッセージをお寄せください。 【ハッシュタグ】 #動物リハビリテーションの価値 #ペットリハトーク #膝蓋骨内方脱臼 #MPL #犬のリハビリ #パテラ #犬の歩き方 #動物理学療法 #犬の整形外科 #獣医療

    #30 グレードは変わらないのに、なぜ歩き方が変わるのか?〜膝蓋骨内方脱臼(MPL)保存療法のリアル〜
  7. May 31

    #28 股関節を守るサスペンション!文献から読み解く「お尻の筋肉」の重要性と動物リハビリの価値

    今回は3つの興味深い論文と、獣医外科学の知識を交えながら、お尻の筋肉が持つ「メインエンジン」と「サスペンション」の2つの顔について解説しました。明日からのお散歩ですぐに実践できる「坂道歩行」のリハビリ効果(筋力アップ vs 神経・バランスのトレーニング)についてもお話ししています!愛犬の歩き方が気になる方や、シニア犬のケアに悩む飼い主様、そして動物リハビリテーションの価値を深く知りたい方にぜひ聴いていただきたい内容です。 🐾 【今回のトピック】・太ももではなく「お尻」が股関節の要である理由・お尻の筋肉は「推進力を生むエンジン」かつ「骨盤を支えるサスペンション」・股関節脱臼の手術から分かる、インナーマッスルとしての深い役割・平坦な道、上り坂、下り坂で変わる筋肉と神経へのアプローチ・筋力を鍛える「上り坂」と、神経・バランス感覚を鍛える「下り坂」の使い分け 📚 【番組内で紹介した文献(オープンアクセス)】 犬の後肢筋肉のバイオメカニクスと役割分担(2009年)Function of the extrinsic hindlimb muscles in trotting dogs歩行周期における中殿筋の活動タイミング(2021年・日本)Functional assessment of the gluteus medius, cranial part of the biceps femoris, and vastus lateralis in Beagle dogs...平地・上り坂・下り坂での筋肉の活動量の違い(2020年・スペイン)Surface Electromyography of the Longissimus and Gluteus Medius Muscles in Greyhounds Walking and Trotting...💡 【お願い】愛犬の歩き方に違和感があったり、痛みを抱えている場合は、自己判断で無理に運動させず、まずは必ずかかりつけの動物病院さんを受診してください。獣医師の先生の正しい診断のもと、安全なケアを取り入れていきましょう。 🎧 番組について「Pet Reha Talk」では、動物リハビリテーションの価値を分かりやすくお届けしています。日々の臨床での学びや気づきをシェアしていきますので、今回の内容が少しでも参考になった、考えるきっかけになったと思っていただけたら、ぜひ【フォロー・チャンネル登録・高評価】をお願いいたします! 💬 コメント欄やInstagramへのメッセージで、リハビリに関するご質問や、日常のお悩みなどもお待ちしております。 今後の配信テーマの参考にさせていただきます! #動物リハビリ #犬のリハビリ #理学療法士 #股関節形成不全 #変形性関節症 #老犬ケア #犬の解剖学 #PetRehaTalk #臀筋 #歩行 #散歩コース #ペットリハトーク

    #28 股関節を守るサスペンション!文献から読み解く「お尻の筋肉」の重要性と動物リハビリの価値

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⚪︎⚪︎毎週日曜 19時45分 更新⚪︎⚪︎ 動物のリハビリに携わる理学療法士、浅野勇太が、 臨床での経験や学び、気づきをもとに、 動物リハビリの役割や考え方、実践のヒントをお届けする番組です。 この番組では、リハビリの知識だけでなく、 動物と向き合ううえで大切にしている視点や、 現場で感じてきたことも丁寧にお話ししていきます。 ーーーー こんな方におすすめ ・動物のリハビリに興味がある方 ・理学療法士や動物医療従事者の方 ・リハビリを導入したい動物病院の皆様 ・ご自身のペットの支え方を知りたい飼い主様 ーーーー 毎回ひとつのテーマに焦点を当てながら、 “学ぶ”よりも“気づきが増える”番組を目指しています。 肩の力を抜いて、 日常の中でそっと聞いていただけたら嬉しいです。