50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ

あわわっち & あっつ

同じ映画を世代が違う2人が観たら、こんなにも違って見えるの? 実の親子(外資系企業勤務30年弱の父あわわっちと、大学の映画学科の監督養成コースに通う息子のあっつ)が、新作、旧作から気になる映画を毎週1本取り上げ、語り合うプライベート空間。ジェネレーション・ギャップは当然。でもこの世代差こそが、映画が描く恋愛、友情、家族、人生のコアな部分を浮き彫りにするから不思議。毎週火曜17時配信。

  1. 6d ago

    第40回『オデュッセイア』:ノーランの新たな三部作の1作目か?

    これはノーランの新たな三部作の1作目なのか? 「クリストファー・ノーランが、ギリシャ神話をここまで正面から映画化するとは」――20年温めてきたという企画に、監督は何を託したのか。あの叙事詩を全編IMAXカメラで撮り切った最新作を、"三部作の法則"という独自仮説とともに読み解きます。 取り上げるのはアメリカで2026年7月17日、日本で9月11日公開、クリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』。 原作はホメロスの同名叙事詩。トロイア戦争終結後、英雄オデュッセウス(マット・デイモン)が故郷イタケへ帰るまでの10年の旅路を、妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)、息子テレマコス(トム・ホランド)、女神アテナ(ゼンデイヤ)らを交えて描きます。 ・あつのセミプロ目線: 時系列いじりも核となるシーンもない――表面上「ノーランっぽくない」今作に、実は散りばめられている演出上の仕掛けとは・あわわっちの独自解釈: 正義の名の下に、どこまでの手段が許されるのか。トロイの木馬作戦から読み解くノーランの警鐘・ノーラン監督は全作品を三部作単位で制作しているという持論のもと、今作を新たな三部作の1作目と位置づけて徹底討論。次に来るのは神話系?それともまさかのホラー三部作? 公開されたばかりの新作のため、大きなネタバレは避けてお届けしています。劇場に行くかどうか迷っている方の判断材料としてもぜひ。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) ノーラン監督がギリシャ神話に挑戦!『オデュッセイア』全編IMAXで2026年公開(01:31) ノーラン最新作『オデュッセイア』概要解説と3部作仮説の検証(02:11) ノーラン最新作『オデュッセイア』概要解説と映画通目線での評価(11:05) ノーラン映画に見えない『オデュッセイア』——神話映像化への本気の姿勢(14:51) 神話の映像化に挑んだノーラン新作「オデュッセイア」の真意を読み解く(37:51) ノーラン新3部作の展望:「オデュッセイア」が示すメッセージと次なる挑戦 #シネジェネ #オデュッセイア #映画podcast #クリストファーノーラン #マットデイモン #アンハサウェイ #トムホランド

    第40回『オデュッセイア』:ノーランの新たな三部作の1作目か?
  2. 6d ago

    第39回『ディア・ハンター』:ロシアン・ルーレットは、なぜ"ロシアン"なのか?

    ロシアン・ルーレットは、なぜ"ロシアン"なのか? 実は"ロシアン・ルーレット"という言葉、1937年のアメリカの短編小説が生んだ完全なフィクションでした。この「事実のように広まった作り話」という構造が、本編を読み解く鍵になります。 取り上げるのは1978年公開、マイケル・チミノ監督『ディア・ハンター』。ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープ主演。アカデミー賞9部門ノミネート、5部門受賞。 ・"ロシアン・ルーレット"、意外すぎる語源トリビア・マイケルの狩猟哲学"One Shot"に貫かれた、努力と運の境界線・史実にない捕虜収容所の描写を、チミノはなぜ創作したのか・セミプロ目線(あつ):史実と異なる描写への批判、表現の自由と責任 ネタバレを避けつつ語った回です。本編と合わせてどうぞ。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) ロシアンルーレットはなぜロシアン?『ディア・ハンター』の歴史を紐解く(03:34) ディア・ハンターの舞台裏:戦火に散った3人の運命と「One Shot」の哲学(04:10) ザ・ディアハンター:戦争と運命、ロシアンルーレットが映す人生の境界線(13:00) 19歳で出会った『ディア・ハンター』。人間ドラマとしての戦争映画(15:09) 『ディア・ハンター』は戦争映画ではなく純度の高い人間ドラマ(18:30) 努力と運の境界線:『ディアハンター』が問いかける人生の残酷さ(36:18) 努力と運の境界線:「ディア・ハンター」が問いかけるもの #シネジェネ #ディアハンター #映画podcast #マイケルチミノ #ロバートデニーロ #クリストファーウォーケン

    第39回『ディア・ハンター』:ロシアン・ルーレットは、なぜ"ロシアン"なのか?
  3. Sep 1

    第38回『シェルター』:駄作映画を反面教師にする秘策とは?

    正直に言います、刺さらなかった。でも刺さらなかった映画だからこそ見えてくる学びがある――今回は、そんな逆転の発想で1本の映画と向き合ってみます。 取り上げるのは2026年1月30日(米国)・8月28日(日本)公開、リック・ローマン・ウォー監督『シェルター』。 元MI6工作員マイケル・メイソン(ジェイソン・ステイサム)は、スコットランド沖の離島で息をひそめて暮らしていましたが、嵐の日に少女ジェシーを救出したことをきっかけに、彼を憎むMI6元長官マナフォート(ビル・ナイ)や、MI6現職トップのロバータ・フロスト(ナオミ・アッキー)に居場所を知られてしまいます。 ・あつのセミプロ目線:『ボーン』シリーズが得意とする「手ブレ」「日常の道具」「静寂」というアクション演出の三要素を、今作はなぜ活かしきれなかったのか・脚本・演出・アクション、個々はそれぞれ70点でも、足し合わせると総合評価は55点になってしまう――「一芸に秀でること」の重要性という気づき・"情報の民主化"時代に許されないご都合主義? MI5とMI6、劇中の管轄違いから考える発信者の責任・元凄腕スパイの「暇な10年間」から考える、人は空いた時間を何に使うべきかという問い 公開されたばかりの新作のため、大きなネタバレは避けてお届けしています。劇場に行くかどうか、あるいは怖いもの見たさで観に行くかどうかの判断材料としてもぜひ。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) 駄作映画『シェルター』から学ぶアクション映画の作り方の失敗例(02:53) ジェイソン・ステイサム最新作『シェルター』徹底解説!既視感満載の王道アクション映画を学ぶ(03:27) ボーン・シリーズとの比較で見る『シェルター』のアクション表現の課題(08:47) ボーン・シリーズとの比較から学ぶ、アクション映画の設計の重要性(09:30) 映画に一芸がない理由~脚本・演出・アクションが70点では55点になる(10:38) 一芸に秀でることの重要性。情報の精度にこだわる映画づくり(33:14) 刺さらない映画から学ぶ、時間の使い方と自己研鑽の重要性 #シネジェネ #シェルター #映画podcast #リックローマンウォー #ジェイソンステイサム #ナオミアッキー #ビルナイ

    第38回『シェルター』:駄作映画を反面教師にする秘策とは?
  4. Aug 29

    第37回『時には懺悔を』:"クライム"じゃなく"シン"。この映画が求める懺悔とは?

    罪には2種類ある――法律で裁かれる"クライム"と、法には触れないまま人の心にのしかかり続ける"シン"。 中島哲也監督が8年ぶりに放つ最新作を、この視点から読み解きます。 取り上げるのは2026年8月28日公開『時には懺悔を』。原作は打海文三の同名小説。ある殺人事件の調査をきっかけに、一匹狼の探偵・佐竹(西島秀俊)とその助手・聡子(満島ひかり)は、9年前に姿を消した重い障がいを持つ少年・しん君と、その父・明野哲夫(宮藤官九郎)の存在にたどり着きます。 ・"環境ストーリーテリング"と"1カット1機能"――あつが読み解く中島演出の設計思想・『急に具合が悪くなる』との比較で見えてくる、あえて俯瞰のショットを排した理由・"やったこと"より"やらなかったこと"を悔いる登場人物たち。一番懺悔しているのは誰だと思いますか? 公開されたばかりの新作のため、ネタバレは避けてお届けしています。劇場に行くかどうか迷っている方の判断材料としてもぜひ。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) 法律的な犯罪者ではなく、心の罪を背負う者たちの懺悔(04:14) 『時には懺悔を』徹底解説:殺人事件の謎より重い「罪」が問われる人間ドラマ(05:08) 映画『懺悔』初見の感想。128分の濃密なドラマに没入する(09:35) 環境ストーリーテリングと過剰演出:映画『罪と罰』の映像表現を読み解く(21:07) やらなかったことへの後悔――映画『懺悔』が描く人間の業(31:27) 懺悔を」から見えた人生の締めくくり方〜黒沢明「生きる」との共通点 #シネジェネ #時には懺悔を #映画podcast #中島哲也 #西島秀俊 #満島ひかり #黒木華

    第37回『時には懺悔を』:"クライム"じゃなく"シン"。この映画が求める懺悔とは?
  5. Aug 25

    第36回『グレイ・ミッション』:主人公たちが女ボスを"マム"と呼ぶ、意外な理由とは?

    主人公たちが女ボスを"マム"と呼ぶのは、一体なぜなのか? 第36回は、2026年8月21日に日本公開されたばかりの、ガイ・リッチー監督最新作『グレイ・ミッション』(原題:In the Grey)を取り上げます。 ニューヨークの巨大資産運用会社ゴールドスタイン社からの、10億ドルの借金を踏み倒す実業家サラザール。彼を追い詰めるべく乗り込むのは、一見ただのフリーランス弁護士、レイチェル・ワイルド。しかしその正体は、天才ハッカーから凄腕の戦闘員までを束ねるプロ集団のリーダーでした。 白でも黒でもない、グレイの仕事を担う彼女の下に、なぜか屈強な戦闘員たちが絶対の忠誠を誓っている――。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) ガイ・リッチー最新作『グレイ・ミッション』はらしさと新しさを兼ね備えているのか(02:14) グレイ・ミッション:ガイ・リッチーのらしさと新しさを検証する(02:51) ガイ・リッチーの編集術に見る「らしさ」と「バランス」の葛藤(08:22) ガイ・リッチーの新しいバランス。編集とテンポで見る『グレイ・ミッション』(21:52) グレイ・ミッション、主人公は誰か。新しい女性ボスの描き方(36:41) レイチェルという新しい女性ボス像:母親のような信頼関係の描き方

    第36回『グレイ・ミッション』:主人公たちが女ボスを"マム"と呼ぶ、意外な理由とは?
  6. Aug 20

    第35回『オークストリートの異変』:恐竜に込めた監督の社会風刺とは?

    恐竜という"不可抗力"に、監督は一体何を託したのでしょうか? 第35回は、2026年8月公開の新作『オークストリートの異変』(原題:The End of Oak Street)を取り上げます。 1982年、アメリカ・ミシガン州デトロイト郊外。平和で治安の良い住宅街オークストリートに暮らすプラット一家を、ある晩を境に降って湧いた"異変"が襲います。気づけば街は太古の時空に取り残され、恐竜たちが跋扈する危機的状況に――。 今回は、単なるパニック・ムービーとしての楽しみ方に加えて、「なぜ舞台が1982年のデトロイト郊外なのか?」という一点にこだわって深掘りしました。 一見強固に見えるコミュニティも、実は隣人トラブルや夫婦間の秘密を抱えていて……。恐竜という"不可抗力"を前にしたとき、住人たちが必死に守ろうとしたのは何だったのか。その構図の奥に、現代社会への静かな風刺を読み取ってみました。 さらに、アン・ハサウェイ&ユアン・マクレガーの怪演や、スティーヴン・スピルバーグが築き上げてきた"理想の郊外"像を、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督がどう再定義しようとしたのかについても、映画監督の卵であるあっつの視点からじっくり語っています。 これから観る方には、少しだけ見方のヒントを。すでに観た方には、別の角度からの解釈を。今この親子には、この映画がどう見えているのか。ネタバレに配慮しながら、じっくり語ります。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) 街全体が太古へ時空転送!郊外の平和な一家を襲う恐竜パニック(03:46) 街ごと太古へ転送された郊外のパニック映画『オークストリートの異変』徹底解説(04:23) 『オークストリートの異変』なぜ80年代デトロイト郊外?スピルバーグとの関係性を探る(13:39) スピルバーグの呪縛を断ち切った演出—80年代郊外の理想像を解体する(35:34) 現代社会の風刺:グローバル化から自国第一主義へ、映画に映る21世紀の分断

    第35回『オークストリートの異変』:恐竜に込めた監督の社会風刺とは?
  7. Aug 13

    第34回『バック・トゥー・ザ・フューチャー』:シリーズをもう一度観たくなる復習ガイド

    タイムマシンで若き日の両親に会ったら、友達になれるか? 今回は特別回。 1作ずつ深掘りするいつものルールを外れ、ゼメキス監督×ボブ・ゲイル脚本のBTTF三部作(1985〜1990年)を通しで俯瞰します。 1885〜2015年、4つの時代を行き来する大ヒットシリーズ。各作のオチに触れるネタバレ回です。 ・4つの時代に仕込まれた産業革命の"教科書"的描写と、実在・架空の固有名詞を織り交ぜるゼメキス印のリアリティ演出・実は解決していない「祖父殺しのパラドックス」。1作目と2作目でこっそり変わる時空解釈を「TENET」の運命決定論と比較・原案者ボブ・ゲイルの原点の問い「若い頃の両親と友達になれるか?」を親子で検証 リアルタイム世代の思い出話も収録。ネタバレ回のため、本編視聴後の一聴きがおすすめです。 次回は1978年公開『ディア・ハンター』 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) オープニング(00:00) バックトゥーザフューチャー全3作を時系列で解説:1985年から1885年への冒険(02:14) バックトゥーザフューチャー シリーズ全3作のあらすじと時代を超えた物語の魅力(12:40) BTTFシリーズ3作を徹底解析:時代描写とテクノロジーの進化(19:16) 産業革命を映像で学ぶ。BTTFシリーズが描く3世紀の時代変化(20:20) バック・トゥ・ザ・フューチャーが描く3世紀のテクノロジーと都市の変容(27:14) BTTFシリーズが教える産業革命とアメリカ社会の発展史(41:47) BTTFは矛盾だらけ?時間軸の解釈が変わった理由と映画の嘘(56:17) バック・トゥ・ザ・フューチャーで学ぶ運命決定論と時間旅行

    第34回『バック・トゥー・ザ・フューチャー』:シリーズをもう一度観たくなる復習ガイド
  8. Aug 6

    第33回『her/世界でひとつの彼女』:理想の恋人は、自分で作れるものなのか?

    理想の恋人は、自分で作れるものなのか? 2013年公開、スパイク・ジョーンズ監督『her/世界でひとつの彼女』を取り上げます。 近未来のロサンゼルスで、離婚を控えたセオドア(ホアキン・フェニックス)が、声だけの存在であるAI・サマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)と本気で恋に落ちていく物語。今回は2つの軸で深掘りします。 ひとつは「13年前のAI予測、答え合わせ」。2013年当時のテクノロジーの延長線上で描かれた"未来"は、2026年の今からどこまで当たっていて、どこが外れていたのか。イヤホン、音声入力、コミュニケーション手段まで、通信簿をつけてみました。 もうひとつは「理想の恋人は、自分で作れるのか」。マイ・フェア・レディ、プリティ・ウーマン、そしてherへと受け継がれるピグマリオニズム(理想の相手を育てる物語)の系譜と、人と人の絆を強くする4つの条件(対等性・成長曲線の共有・空間と時間の共有・排他性)を、父と息子、それぞれの視点から語り合います。 ネタバレなしでお届けするので、まだ観ていない方の予習ガイドとしても、観た方の答え合わせとしても楽しんでいただけるはずです。 感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。 Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では"芸名"と呼びます) お問い合わせフォームのページ (00:00) 2013年の未来予想は当たったのか?『Her』のテクノロジー検証(08:43) 2013年『HER』徹底ガイド:AIとの恋愛を真正面から描いた近未来ロマンスドラマ(09:36) AIと恋愛する孤独な男性、スパイク・ジョーンズが描く現代のラブストーリー(21:15) ピグマリオニズムで読み解く『her/世界でひとつの彼女』(22:45) 音声入力の矛盾から見る『Her』とピグマリオニズムの進化(33:14) 映画『her』から学ぶ、人間関係を深める4つの要素(50:26) AIと人間の成長速度の違いが絆を壊す―映画『Her』から学ぶ関係構築の本質

    第33回『her/世界でひとつの彼女』:理想の恋人は、自分で作れるものなのか?

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