Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜

Kiichiroh Hori

髭剃りを「面倒な作業」から「至福の儀式」へ変える研究所です。多枚刃にはない圧倒的な剃り味と、濃密な泡を育てる喜びを広めたい。こだわりの道具やソープの魅力を、独自の視点で研究・発信中。日常を整える最高の20分間を提案します。

  1. Oct 10

    第42回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|YouTube始動!動画と音声で伝えるウェットシェービングの魅力と今後の展開

    すっかり秋も深まり、札幌は朝晩の寒暖差が激しくなってきました。皆さんの地域はいかがでしょうか。今回は、ついに始動した「YouTubeチャンネル」についてのお知らせと、その動画の音声版をお届けします! 本日のハイライト YouTubeチャンネル始動!: これまでポッドキャストやnoteでウェットシェービングの魅力を発信してきましたが、ついにYouTubeでの動画投稿をスタートしました。動画制作の裏側: カメラのセッティングや服装、長年使っていなかった動画編集ソフト(Final Cut Pro)の操作、さらには生成AIを活用した動画作成の苦労話など、動画制作の裏側を赤裸々に語ります。今後のポッドキャストとYouTubeの連携: ポッドキャストの配信を今後どうしていくか、YouTubeとどのように連携していくかについてお話ししています。今回は特別に、YouTubeに投稿した動画の音声をそのままお聴きいただけます! YouTube動画の音声コンテンツ:ウェットシェービングの基本 番組後半では、YouTubeに投稿した動画の音声をそのまま配信しています。ウェットシェービング(両刃カミソリでの髭剃り)に必要な基本的な道具について、実際に手元で動かしながら解説している動画の音声です。 ウェットシェービングとドライシェービングの違い: 一般的な電気シェーバー(ドライシェービング)と、カミソリを使うウェットシェービングの違いについて。両刃カミソリの構造と使い方: 替刃のコストパフォーマンスの高さ(1枚数十円!)や、3ピース構造の両刃カミソリに刃をセットする方法を解説。シェービングソープとブラシを使った泡立て: 缶入りのシェービングフォームやジェルではなく、シェービングソープとブラシを使って豊かな泡を作るプロセスを紹介。シェービングボウルでの泡立て方や、直接顔で泡立てる方法など。 動画でさらに詳しく! 今回の音声でお聴きいただいた内容は、YouTubeの動画で実際に道具を動かしている様子をご覧いただけます。カミソリの構造や、石鹸がモコモコと泡立つ様子など、視覚的に確認したい方は、ぜひYouTubeチャンネルもチェックしてみてください! Wet Shaving Lab.について 札幌在住の物理教師が、ウェットシェービングを物理と文化の両面から発信しています。現在、国産固形シェービングソープも開発中です。「髭剃りの時間を、自分を整える時間へ」を日本に広めるべく活動しています。 YouTube:https://www.youtube.com/@WetShavingLabnote: https://note.com/wet_shaving_lab公式サイト: https://wetshavinglab.com/今後も様々な両刃カミソリやシェービングソープ、ブラシなどの道具を紹介していく予定です。ぜひYouTubeのチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします!

  2. Oct 3

    第41回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|オリジナルソープ&ブラシ制作の裏側と、お買い得なイギリスのシェービング通販サイト「Connaught Shaving」

    【説明文】 皆さん、こんにちは。「Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜」へようこそ。この番組では、5分の面倒な髭剃りを、20分の楽しい趣味に変える、ウェットシェービングの魅力をお届けしています。札幌で物理を教える高校教員が、一枚刃の両刃カミソリとシェービングソープで、皆さんの日常をアップデートするヒントをご紹介します。 10月に入り、札幌はすっかり秋めいてきました。今シーズン初めて最低気温が1桁になりそうで、朝早く家を出る私にとっては、コートを羽織らないと厳しい寒さになってきました。さて、今回は私が最近取り組んでいる、オリジナルのシェービングソープとブラシの制作について、そしてイギリスのお得なシェービング用品通販サイト「Connaught Shaving」についてお話しします。 オリジナルシェービングソープの制作9月中旬から、オリジナルのシェービングソープとブラシの制作を進めています。まず、ソープについてですが、海外のサイトを見ると数え切れないほどの種類があるのに、日本ではなぜ少ないのだろうと疑問に思ったのがきっかけです。そこで、日本のメーカーに依頼して、日本向けのオリジナルソープを作ることにしました。成分や処方について製造担当の方と相談しながら進めており、日本の市場に合った、新しいシェービングソープを生み出せるのではないかと期待しています。ただし、海外のソープとは少し異なるアプローチになるかもしれません。完成までには1ヶ月半から2ヶ月ほどかかる予定ですので、11月下旬頃には皆さんにお披露目できるかもしれません。 オリジナルシェービングブラシの制作一方、ブラシの制作は少し難航しました。札幌のメーカーに依頼したかったのですが、シェービングブラシを作ってくれそうなところが見つからず、本州の筆メーカーに相談することも考えました。しかし、今回は「日本製の合成繊維(シンセティック)ブラシ」を作ることにこだわりました。一般的に、シェービングブラシには動物の毛が使われることが多いですが、合成繊維のものは中国製が主流です。そこで、日本製の高品質な合成繊維を使ったブラシを作れないかと考え、生成AIも活用しながらメーカーを探しました。そして、個人からの依頼は通常受けていないものの、私の熱意を汲んで取引に応じてくれるメーカーを見つけることができました。現在は試作品の制作段階に入っており、ソープと同様に完成が待ち遠しいです。 イギリスの通販サイト「Connaught Shaving」後半は、海外のシェービング用品通販サイト「Connaught Shaving」をご紹介します。このサイトの最大の魅力は、なんといっても送料の安さです。日本への送料は重量によって異なりますが、例えば私が購入したMerkur 34Cの調整可能モデル「Mergress 34 Adjustable」の場合、送料はわずか4.48ポンド(約800円〜900円)でした。イギリスから日本への国際配送で、しかも重さがある商品でこの送料は驚きです。他のサイトと比較しても、圧倒的な安さと言えます。日本への配送は成田を経由して行われ、イギリスの郵便局と日本の郵便局が連携しているため、安心感もあります。 さらに、Connaught Shavingでは、表示価格から付加価値税(VAT)の20%が免除されるため、日本から購入する場合はさらに安く手に入れることができます。例えば、45ポンドの商品であれば、VAT免除で36ポンド(約7,000円)になります。送料を入れても、日本国内で購入するより安くなるケースが多いです。掘り出し物が見つかることもあり、日本では手に入りにくいアイテムをお得に購入できるチャンスがあります。ウェットシェービング愛好家の方は、ぜひ一度チェックしてみてください。 次回は、カナダのシェービングブラシブランド「AP Shave Co.」についてお話しする予定です。お楽しみに!

  3. Sep 26

    第40回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|国産新ブランド「悠久刃楼」の登場と、成分にこだわるソープ「Wholly Kaw」の魅力

    エピソード概要 本エピソードは第40回となります。9月も終わりに近づく中、今回は日本の精密技術を活かした新しい国産両刃カミソリブランドの話題と、ウェットシェービングコミュニティで高く評価されているシェービングソープブランドについて掘り下げます。 前半のトピック:国産の新たな両刃カミソリブランド「悠久刃楼」 前半では、X(旧Twitter)のリスナーからの情報提供をきっかけに知った、新しい国産の両刃カミソリブランド「悠久刃楼(ゆうきゅうじんろう)」について紹介しています。 このブランドは、大阪にある精密加工会社「山本精工株式会社」が初めて立ち上げたB2C(一般消費者向け)ブランドです。これまでは企業向けに金属加工を行ってきた会社が、一般向けに自社ブランドを展開するという新たな試みです。 「悠久刃楼」の主な特徴は以下の通りです。 デザインとコンセプト:「見出し並みに品格を。日本の精密技術と工芸美が息づく1本。毎朝の身だしなみを上質な時間へ」というコピーが掲げられており、ハンドル部分の一部に施された赤いカラーリングが印象的です。製品展開と素材:一気に8種類のカミソリが発売される予定です。ヘッド部分は共通で錆びにくい316Lステンレスが使用されており、ハンドル部分には銅製と真鍮製の2種類があり、漆塗りなどの伝統工芸技術が取り入れられています。価格帯:価格は16,280円から最高級モデルの29,700円(いずれも税込)まで幅広く設定されています。アクセサリーと替刃:専用のスタンド(5,500円および12,100円)や、替刃(30枚入り2,400円)も同時に販売されます。発売日:これらの製品は11月6日に発売が予定されており、現在予約受付中です。伝統工芸を取り入れた国産ブランドの登場に期待を寄せつつも、まずは様子を見たい。 後半のトピック:進化し続けるシェービングソープ「Wholly Kaw」 後半では、前回の配信で予告していたシェービングソープブランド「Wholly Kaw(ホーリーカウ)」について詳しく解説しています。Wholly Kawは2014年に創業されたブランドで、RedditのウェットシェービングコミュニティのWikiでも「おすすめの13ブランド」の一つに選ばれるほど高く評価されています。パーソナリティ自身も初期の頃から愛用しており、最近では「イキガイ(Ikigai)」という日本語名のソープや、海外サイトのセールで購入した「エントロピー(Entropy)」などを所持しているとのことです。 このブランドの大きな特徴と魅力は以下の点にあります。 中蓋の採用:製品には中蓋がついていますが、使用後にすぐ閉めると水分がこもりやすくなるため、少し乾燥させてから閉めるのがおすすめだそうです。コミュニティとの対話による進化:Redditなどのコミュニティからのフィードバックを積極的に取り入れ、成分の改良を重ねてきました。特に「泡のすすぎやすさ」というユーザーの声を重視しています。こだわりの成分追加:伝統的なブランドがシンプルな成分を保つ傾向にあるのに対し、アーティザン(職人系)ブランドであるWholly Kawは、ロバのミルク、水牛のミルク、ホエイ(乳清)、シアバター、コクムバター、カカオバターなど、肌に良いとされる成分を次々と追加し、複雑で豊かな泡立ちを実現しています。このような成分へのあくなき探求心が、多くのウェットシェービング愛好家から支持される理由となっています。 次回予告 次回のポッドキャストでは、海外のシェービング用品販売サイト「Connaught Shaving(コノートシェービング)」についてお話しする予定です。noteではすでに記事にしている内容ですので、どうぞご期待ください。

  4. Sep 19

    第39回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|秋の札幌と熱狂のイベント「Lather Games」の開幕

    第39回となる今回は、当初予定していたブランド「Wholly Kaw」の紹介を来週へ延期し、急遽予定を変更してお届けします! テーマは、海外の巨大掲示板Redditのコミュニティ(r/Wetshaving)で10月の1ヶ月間にわたって開催される熱狂的なシェービングイベント「Lather Games(ラザーゲームズ)」です。 🎙 今回のエピソードのハイライト 札幌ローカルトーク:朝晩は上着が必要なほど冷え込んできた9月下旬の札幌。大通公園で約1kmにわたって開催されている巨大グルメイベント「さっぽろオータムフェスト」の驚くべき混雑ぶり(100m進むのに5分以上!)についてお話しします。「Lather Games」とは?:10月1日〜31日までの毎日、日替わりのテーマに沿ったソープを選んでヒゲを剃り、その理由や感想をSOTD(Shave of the Day)スレッドに投稿し合う、愛好家たちの過酷で楽しい1ヶ月間のイベント。驚きの「日替わりテーマ」たち:「国際コーヒーの日(コーヒー系の香り)」や「男子サッカーワールドカップ優勝国で作られたソープ」といったものから、「他の参加者と銘柄を伏せたサンプルを送り合うブラインドテスト」、「食器用洗剤やピーナッツバターで剃るワイルドな日」、「複数の香りを混ぜるフランケンシュタインソープ」まで、ユニークすぎるお題の数々をご紹介します。イベントの醍醐味:高得点(最大で1日13点など)を狙うための計画作りや、参加者同士での小分けサンプルのトレード、未知の香りに出会うコミュニティならではの楽しみ方について解説します。初心者の方でも参加しやすいようにルールが改定されるなど、ウェルカムな雰囲気も魅力のこのイベント。ぜひ皆さんもコミュニティの熱気を感じてみてください。 次回は今回お休みしたシェービングソープブランド「Wholly Kaw」についてお話しする予定です。お楽しみに!

  5. Sep 12

    第38回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|シェービング情報サイト「Shave Compass」とTimeless Razorアルミスラントの魅力

    エピソードの概要 5分の面倒な作業を20分の楽しい趣味に変えてみませんか? 札幌在住、高校で物理を教える教師が、1枚刃の両刃カミソリとシェービングソープであなたの日常をアップデートするヒントをお届けします。 前半は、アメリカで新たに立ち上がったウェットシェービングのポータルサイト「Shave Compass(シェーブコンパス)」をご紹介します。運営者のブラッド・ヘイ氏が18年ぶりにシェービングの世界に戻ってきた際、「文字だけで香りを想像しにくい」「情報があちこちに分散している」という自身の課題を解決するために作られた画期的なサイトです。 Scent Atlas(香りの地図):「バーバーショップ」「シトラス」「メンソール」「タバコ・レザー」など、香りの系統ごとにシェービングソープを検索できます。現在245種類ものソープが体系的に整理されています。 Blade Atlas(替刃の地図):初心者向けの基本セットから、マイルドな刃、鋭利な刃まで、現在22種類の替刃を特性ごとに分かりやすくナビゲートしてくれます。 現在はアメリカ国内のみの発送ですが、眺めているだけでも楽しい、まさに愛好家にとっての「羅針盤」となるウェブサイトです。 後半のメインテーマは、アメリカの高級ブランド「Timeless Razor(タイムレスレイザー)」のアルミニウム製スラントホルダーのレビューです。 Timeless Razorの歴史と理念:2016年に兄弟で創業。父親の工場で高校時代から学んだ高度な機械加工技術を活かし、「親から子へ、子から孫へ」と世代を超えて受け継がれる品質(=Timeless)を追求しているブランドです。 手頃で高品質なアルミニウム製:数万円台の高級なステンレスやチタン製モデルで圧倒的な高評価を得ている同社ですが、今回紹介するアルミニウム製のスラントホルダーは現在84ドル(約13,100円)という比較的アクセスしやすい価格帯で提供されており、発売当初は即完売するほどの人気を集めました。 物理教師目線の使用感レビュー: マイルドで効率的:ヘッドが薄く設計されているため、鼻の下など細かい部分も非常に剃りやすいのが特徴です。 安定したグリップ:太めのハンドルは滑りにくく、快適なシェービングをサポートしてくれます。 刃との相性:スラント(斜め)構造により刃がねじれてしっかりと固定されるため、鋭いフェザーの刃や、マイルドな炭素鋼替刃など、どんな刃をセットしてもブレがなく快適です。 注意点:アルミニウム製ゆえに非常に軽量です。「ロックウェル 6C」などの重みのあるホルダーを好む方には少し軽すぎるかもしれません。アグレッシブさで言えば、ロックウェルのプレート3程度のマイルドな肌当たりです。 他にも、愛好家向けに毛束(ノット)を自分で接着できる「ハンドル単体」の販売を行うなど、Timeless Razorのユニークな商品展開についても触れています。 シェービングの新たな羅針盤「Shave Compass」メインテーマ:Timeless Razor「アルミニウム・スラント」ホルダー

  6. Sep 5

    第37回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|Treet社の炭素鋼替刃の魅力とRedditの過酷なシェービングイベント報告

    エピソードの概要 5分の面倒な作業を20分の楽しい趣味に変えてみませんか? 札幌在住、高校で物理を教える教師が、1枚刃の両刃カミソリとシェービングソープであなたの日常をアップデートするヒントをお届けします。 9月に入り、札幌も少しずつ涼しさを感じる季節となりました。今回は、海外のシェービングコミュニティ「Reddit」で開催されたユニークな8月のイベント結果報告と、知る人ぞ知る「炭素鋼(カーボンスチール)」替刃の奥深い魅力について深掘りしていきます。 海外コミュニティ「Reddit」の8月イベント結果報告 8月に行われた過酷でユーモアあふれるシェービングイベントの結果が発表されました。リスナーの皆様にもその面白さを共有します。 豚毛ブラシの31日間育成企画 新品の豚毛ブラシをボウルを使わずに31日間使い続けるチャレンジ。17人が完走した一方で、7人が失格となりました。初日にうっかりボウルで泡立ててしまった方や、25日目にブラシの写真を撮り忘れた方など、厳格なルールゆえの微笑ましいリタイアエピソードが寄せられています。MMOC Master Quest 1930年代の重厚でアグレッシブな片刃カミソリ「Gem Micromatic Open Comb」を、同じ刃・ブラシ・ソープで1ヶ月間使い続ける過酷な企画。12人中10人が見事に完走を果たしました。初日に違うカミソリを使ってしまった方や、27日目で石鹸が尽きてしまった方など、コメント欄での自虐的なやり取りからコミュニティの温かさと盛り上がりが伝わってきます。メインテーマ:パキスタン・Treet社の炭素鋼(カーボンスチール)替刃 今回のメインテーマは、現在主流のステンレス製ではなく、あえて「炭素鋼(カーボンスチール)」の替刃を作り続けているパキスタンの企業「Treet(トリート)」社です。 70年以上続く炭素鋼へのこだわり 1952年に事業を開始し、1954年から炭素鋼の替刃を製造し続けているTreet社。現在もパキスタン国内で高いシェアを誇り、世界45カ国以上へ輸出しています。安価な製品との競争がある中でも、理髪師や愛好家からの根強い需要に支えられ続けています。フェザー「青箱」とユニークなFAQ 日本が誇るフェザー社も「青箱」という炭素鋼の替刃を製造しています。興味深いのはフェザーの公式FAQです。ステンレス製の「ハイステンレス」を強く推奨し、自社の青箱については「錆びやすく切れ味の耐久性も低い」とあえて謙遜(?)するような記述があり、これが逆にマニアの心をくすぐります。「ブラックビューティー」の秘密と物理的考察 Treetの炭素鋼替刃「Treet Carbon Steel」は刃が黒いことから「Black Beauty」とも呼ばれます。これは炭素の色ではなく、錆を防ぐための酸化被膜などの表面処理によるものです。物理教師の視点から見ると、光の薄膜干渉によってわずかに色づいて見える、非常に興味深い現象です。アグレッシブなホルダーとの最高の組み合わせ 炭素鋼の刃は錆びやすく、使用回数も3回程度が限度ですが、ステンレスにはない「マイルドな肌当たり」が最大の特徴です。ミューレの「R41」やラゾロックの「ジョーズ」といったアグレッシブなカミソリホルダーと組み合わせることで、鋭さを抑えつつ極上の剃り上がりを実現します。1枚約10円というコストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。次回の予告 次回は、アメリカのブランド「Timeless Razor」のアルミニウム製スラントホルダーについてレビューをお届けします。どうぞお楽しみに!

  7. Aug 29

    第36回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|認定NPO法人への寄付と、予期せぬ出会いが生んだRazoRock「JAWS」の魅力

    【番組紹介】札幌在住の高校物理教師がお届けする「Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜」。毎日の面倒な髭剃りを、最高に楽しい20分の趣味の時間へと変えるヒントを発信しています。 第36回となる今回のエピソードでは、当ラボの新たな社会貢献活動への取り組みと、カナダ発・イタリアンバーバースタイルの人気ブランド「RazoRock(ラゾロック)」の攻撃的かつ魅力的な両刃カミソリ「JAWS(ジョーズ)」について熱く語ります。 🎙 今回の主なトピック 認定NPO法人テラルネッサンスへの支援と今後の展望 Wet Shaving Lab.としての新たな試みとして、ウガンダなどでの元子ども兵社会復帰支援や地雷撤去支援を行う認定NPO法人「テラルネッサンス」の法人サポーター(TSC北海道)に登録しました。シェービングソープに欠かせない「シアバター」の産地でもあるアフリカの地と、日々のシェービングを通じた間接的な繋がりを感じながら、将来的にはクラウドファンディングによるオリジナルソープ・ブラシの開発や法人化も見据えた活動を進めていきます。海外通販での「予期せぬ」トラブルと神対応 RazoRockの「BBS オープンコーム」を海外サイト(ItalianBarber)で注文したところ、手書きのチェックリストには正しい商品名が記載されていたにもかかわらず、箱の中身はなんと「JAWS」でした。しかし、拙い英語で問い合わせをしたところ、即座にミスを認め、正しいヘッドパーツを再送してくれた上に「手元のJAWSはそのまま使ってほしい」という素晴らしいカスタマー対応を受けました。恐ろしくも快適なRazoRock「JAWS」の魅力ひょんなことから手に入れた「JAWS」。その名の通りサメの歯のように隙間が広く、見た目は非常にアグレッシブで恐ろしいオープンコーム仕様です。しかし実際に肌に当ててみると、その見た目とは裏腹に、非常に快適で効率的なシェービングを実現してくれる優秀なモデルであることが分かりました。次回の予告:TREET(トリート)炭素鋼ブレードとの相性アグレッシブなカミソリには、マイルドな替刃を合わせるのが鉄則です。次回は、この「JAWS」とパキスタン製のマイルドな炭素鋼ブレード「TREET」を組み合わせた極上のシェービング体験について深掘りします。💡 こんな方におすすめ ウェットシェービングの奥深い世界に興味がある方RazoRockの「JAWS」やオープンコーム型カミソリの購入を検討している方海外通販でのトラブル対応やカスタマーサービスのリアルな体験談を知りたい方日常のルーティンを通じて、少しでも社会貢献に関わりたいと考えている方

  8. Aug 22

    第35回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|ヒリついて使わなかったソープが復活!「Ariana & Evans」とボウルラザリングの意外な相性|TREET炭素鋼替刃

    5分の面倒な作業を、20分の楽しい趣味に変えてみませんか?札幌在住、高校で物理を教えるパーソナリティがお届けする「Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜」。一枚刃の両刃カミソリとシェービングソープを中心に、毎日の髭剃りを少し楽しくするヒントをお届けします。 今回のテーマ 前半は、パキスタンの替刃メーカーTREETの炭素鋼ブレードについて。TREET DURA SHARPを実際に使ってみて感じた、やさしい刃当たりと切れ味についてお話しします。TREET CARBON STEEL、WHITE CARBON、DURA SHARP、CLASSIC、そしてステンレス製のTREET PLATINUM。種類の多さに加え、Amazonでは200枚単位ながら比較的手頃な価格で購入できるのもTREETの面白いところです。後半のメインテーマは、アメリカのシェービングブランドAriana & Evans。Kaizen、Kaizen 2、Ultima、Legacy、Ultima 2と、次々にソープベースを改良してきたブランドの特徴や、海外で評価されている滑走性、クッション性、剃った後のしっとりした使用感、そして存在感のある香りについて紹介します。私が使っているのは、Kaizen 2ベースのApricity、UltimaベースのMatcha Tea、そしてシェービングクリームのPlum & Bliss。実はApricityとMatcha Teaでは、フェイスラザリングをしたときに肌が少しピリつく感覚がありました。ところが、シェービングボウルで十分に泡立ててから顔に塗るボウルラザリングに変えると、その感覚はなくなりました。原因を断定することはできませんが、泡立てる前の濃い状態のソープや香料成分が直接肌に触れること、またボウルラザリングによる加水や香り成分の揮散などが関係している可能性について考えています。「このソープ、少しピリつくな」と感じたことがある方は、フェイスラザリングだけで判断せず、一度ボウルラザリングを試してみると、そのソープの違った一面が見えてくるかもしれません。 今回登場する主なアイテム TREET CARBON STEELTREET WHITE CARBONTREET DURA SHARPTREET CLASSICTREET PLATINUMAriana & Evans ApricityAriana & Evans Matcha TeaAriana & Evans Plum & Bliss次回は、RazoRock Game Changer JAWSについてお話しする予定です。名前も見た目も少し怖い、特徴的なオープンコームの両刃カミソリ。実際の剃り味を中心に紹介します。

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髭剃りを「面倒な作業」から「至福の儀式」へ変える研究所です。多枚刃にはない圧倒的な剃り味と、濃密な泡を育てる喜びを広めたい。こだわりの道具やソープの魅力を、独自の視点で研究・発信中。日常を整える最高の20分間を提案します。