make more than you take - アートとAIについて語るポッドキャスト -

make more than you take

アーティスト・しあと、キュレーター・鶴田正人。 表現の最前線に立つ二人による、アートと生成AIの交差点と、その先の未来を語るポッドキャスト番組『make more than you take』がスタートしました。 2022年のChatGPT旋風から数年。2026年現在、AIはもはや「特別なツール」ではなく、私たちの表現の隣にある「当たり前の存在」になりつつあります。 便利さの裏側にある、クリエイターとしての「悔しさ」や「塩梅(あんばい)」。そして、AIを使うことで初めて見えてくる「自分自身の癖」や「人間らしさ」。 この番組では、単なる技術論ではなく、作り手の体温が伝わるような「AIとの付き合い方」を、アーティストとキュレーターという異なる視点から探っていきます。

Episodes

  1. 5d ago

    #5 スタバ代が飛んでいく…!?AIと格闘したMV制作現場と、100年前の異端児・今村紫紅

    アートと生成AIの可能性を探るポッドキャスト「make more than you take」。第5回のテーマは、AIの無限性と表現の「物理的制約」。今回は、しあ自身が総監督を務めた最新のAI映像制作のリアルな舞台裏からスタートします。 BSよしもとの番組タイアップが決定した楽曲『まだ見ぬ世界へ』のミュージックビデオ制作において、しあが直面した「AIが思い通りに動かない葛藤」や「生成エラーのたびにスタバ代が飛んでいく切実な悩み」。そこから転じて、鶴田が足を運んだ横浜美術館の「今村紫紅展」へと話題は大きく広がります。42年ぶりの大回顧展となる100年前の日本画の話題から、巻物が持つ「時間軸」や、屏風のギザギザした形状がもたらす空間認識と持ち運びやすさなど、物理空間ならではのフォーマットの面白さが紐解かれます。 フレームの概念すら超えていくデジタル映像と、あらかじめ枠組みが定まっている日本画。「何でもできる」テクノロジーの中で、人間があえて引き受けるべき不自由さとは何か。一見すると対極にあるふたつの表現手法を交差させながら、表現に宿る「生々しい手触り」の所在を探求します。番組終盤では、しあが出演する新コーナー「言葉のポケット」のビッグニュースも飛び出す、知的好奇心を刺激するエピソードです。 パーソナリティ:アーティスト・しあ、キュレーター・鶴田正人

    28 min
  2. Apr 30

    #4 「表現したい」という渇きが技術を呼ぶ。AIも地続きな技術の連鎖の先にある [ゲスト:今津甲(音楽通訳者)]

    アートと生成AIの可能性を探るポッドキャスト「make more than you take」。第4回のテーマは、技術と表現の「主従関係」。ゲストに90年代から音楽評論の第一線で活躍し、自らを「音楽通訳者」と称する今津甲さんをお迎えしました。 表現に介入する最新テクノロジーをどう捉えるか。自身で開発中のAIエージェントが本人の無意識を映し出した驚きのエピソードや、ビートルズ時代の巨大なスタジオ機材がノートPC一台に収まるまでの「積層(マトリョーシカ)」としての技術史、さらにはOpenAIのSoraやGPT-5.5がもたらす速度感まで、知的好奇心を刺激する対話が展開されます。 「飛行機は、空を飛びたいという欲求があったから生まれた」。技術が表現を変えるのではなく、人間の「これがほしい」という渇望こそが技術を呼び寄せると今津さんは説きます。加速度的に進化するAIを「地続きの歴史」として捉え直し、表現者が最後にしがみつくべき「ワクワク(意欲)」と「想像力」の本質について深く語り合います。 パーソナリティ:アーティスト・しあ、キュレーター・鶴田正人ゲスト:今津甲(音楽通訳者)

    27 min

About

アーティスト・しあと、キュレーター・鶴田正人。 表現の最前線に立つ二人による、アートと生成AIの交差点と、その先の未来を語るポッドキャスト番組『make more than you take』がスタートしました。 2022年のChatGPT旋風から数年。2026年現在、AIはもはや「特別なツール」ではなく、私たちの表現の隣にある「当たり前の存在」になりつつあります。 便利さの裏側にある、クリエイターとしての「悔しさ」や「塩梅(あんばい)」。そして、AIを使うことで初めて見えてくる「自分自身の癖」や「人間らしさ」。 この番組では、単なる技術論ではなく、作り手の体温が伝わるような「AIとの付き合い方」を、アーティストとキュレーターという異なる視点から探っていきます。