ブレインフレンドリーラジオ

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Brain Friendly Radioは、脳科学(ニューロサイエンス)や心理的安全性の知見をもとに、私たちBrain Friendly Labが実践する「脳にやさしい学びの場づくり」のアイデアやヒントを発信する番組です。 こんな方におすすめ:組織開発・人材育成・リーダーシップ開発に携わる方、心理的安全性や対話の場づくりに関心がある方、脳科学や行動変容を現場に活かしたい方 学びや育成のアプローチをアップデートしたい教育関係者 毎回のエピソードでは、対話形式・インタビュー・実践事例などを交えて、明日から使える考えを変える、行動を変えるためのヒントをお届けします。 番組へのご感想、ご質問を以下のリンクよりぜひお聞かせください。 https://forms.gle/UpC2DL2bVVuSsJdr8

  1. 4d ago

    新任リーダー必聴!脳の罠からチームを守る「3つの無意識バイアス」

    「よかれと思って放った一言が、メンバーとの溝を深めてしまった……」 「リモートワークの部下と、どうも距離感が縮まらない……」 新しい部署に着任したリーダーや、初めて部下を持つマネージャーの皆さん。その悩み、実はあなたのマネジメントスキルの問題ではなく、脳が自動的に発動させている「無意識のバイアス(思い込み)」の仕業かもしれません。 前回の「縦と横(ステータスとフェアネス)」の配信は大変多くの反響をいただきました。続く今回は、ニューロリーダーシップ研究所が提唱する「SEEDSモデル」の中から、特にリーダーが捉われやすい3つの脳の罠(類似・経験・距離のバイアス)を徹底解説します。 日常のクスッと笑える「夫婦の道案内バトル」の例から、コロナ禍以降の「一律出社回帰」の裏に潜む脳の防衛本能まで、今回も脳科学のレンズを使って人間関係を立体的に紐解きます。 後半では、リーダーがこのバイアスを「あ、今発動しているな」と認識(ラベリング)し、チームのパフォーマンス向上へとつなげる具体的な軽減アプローチ(対策法)についてもご紹介。スタッフの可能性を公平に引き出し、より良い関係性を築きたいすべてのリーダーへ届ける「ブレインフレンドリー(脳に優しい)」な処方箋です。 【00:00】オープニング:前回の振り返りと「ニワトリの衝撃」 「ステータス(縦)」と「フェアネス(横)」を知ることで、日常の体験が少し変わる。 【01:50】リーダーの脳がバグる?「無意識のバイアス」とは まっさらな状態で事実を見られない脳の仕組み。良し悪しではなく、脳の防衛本能として理解する。 【03:30】罠その1:類似バイアス(Similarity Bias)――自分に似ている人を優遇してしまう 「同じ大学」「同じ出身地」「前職が一緒」。脳は共通点がある相手を無意識に「優秀で信頼できる」と評価しがち。 スカーフモデル(SCARF)の「確実性(C)」や「関係性(R)」との深い結びつき。 【06:30】罠その2:経験バイアス(Experience Bias)――「自分のやり方が絶対に正しい」 自分の経験したプロセスの方が正確で優れていると思い込む脳の癖。 【爆笑エピソード】道順をめぐって一歩も譲らない!あるご夫婦のドライブから見る経験バイアスの正体。 【11:45】罠その3:距離バイアス(Proximity Bias)――遠くの部下より近くの部下 リモートワークや多拠点チームのリーダー必聴。脳は物理的に近くにいて「はっきり全体像が見えるもの」を好む。 コロナ明けの「出社回帰」の動きは、脳の距離バイアスによる不安が影響している? 【16:15】実践:バイアスを飼い慣らすリーダーの対策法 まずは「ラベリング(認識)」することから始める。自分を責めずに客観視する技術。 自分の経験を「たった1つのデータ」として捉え直す。あえて共通点がないメンバーの「類似点」を積極的かつ楽しんで探す関わり方。 綿引 いずみ(ニューロサイエンスを日常に活かすナビゲーター) 石原 正雄(LEGO® SERIOUS PLAY® 認定ファシリテーター / STEM教育、計算論的実践) リーダーとしてだけでなく、一緒に働く仲間やスタッフ同士の間でも、この「類似・経験・距離」のバイアスは日々働いています。 「自分の職場を振り返ると、あの時の衝突は『経験バイアス』だったかも……」 「こんなシチュエーションでの脳の働きが知りたい!」 など、皆さんの感想やエピソード、ご質問をぜひコメント欄でお聞かせください!次回以降の配信で詳しく取り上げさせていただきます。

    22 min
  2. May 26

    縦の「地位」と横の「公平」― 脳を味方につける場づくりの対比(SCARFモデル)

    「なんだかモヤモヤする…」「理不尽さを感じる…」そんな日常のストレス、実は脳の原始的な防衛反応かもしれません。 今回のブレインフレンドリーラジオは、人間関係や社会的な場での脳の反応を読み解く「SCARFモデル」から、特に勘違いしやすい【Status(地位)】と【Fairness(公平性)】の2つを徹底比較! 「しくみとしては合理的(フェア)なのに、なぜか心がモヤっとする」という飛行機の搭乗案内の謎から 、「自分だけ飲み物が来ないとフリーズする」という会食での脳のバグまで 、身近な例を出しながら2つの要素の決定的な違いを解説します 。 さらに、後半ではこの脳科学の視点を「LEGO® SERIOUS PLAY®(レゴ®シリアスプレイ®)」の現場にどう落とし込んでいるか、具体的なファシリテーションの鉄則(エチケット)も大公開! 人の上に立つリーダーや、ワークショップの場づくり、研修デザインに関わる方には必聴の、今日から実践できる「ブレインフレンドリー(脳に優しい)」なヒントが詰まった回です 。 【00:00】オープニング:似ているようで全く違う「2つの要素」 スカーフモデルにおける「ステータス(S)」と「フェアネス(F)」の基本的な定義 。脳は社会的ストレスをどうキャッチしている? 【03:15】Status(地位)= 脳は「数字」と同じようにあなたをランク付けしている 縦軸のランキング思考 。ファーストクラスの優先搭乗に頭では納得しつつも、エコノミーの自分が少しがっかりしてしまう理由 。 個人だけでなく、会社や大学などの「集団のステータス」がもたらす優越感と劣等感(社会的アイデンティティ) 。 【08:40】Fairness(公平性)= 生存に直直結する「横並び」のスキャンプロセス 横軸の水平比較 。脳の原始的な部位(島皮質など)が反射的に作動し、アンフェアには瞬時に「おかしい!」と怒りが爆発する仕組み 。 「自分だけ飲み物が来ない」ときのフリーズ感 。ボランティアやゴミ拾いなど、世の中のアンフェアを正すことに脳が快感を覚える報酬反応について 。 【15:20】動物行動学からみる、縦と横の生存戦略 オオカミやサルの群れ 、そして鶏の「つつきの順位(Pecking Order)」と現代の組織の意外な共通点 。 【20:10】実践応用:LEGO® SERIOUS PLAY®の現場にみる「徹底的な公平性」 参加者全員に「全く同じ部品を、同じ分量だけ」配る鉄則に隠された脳科学的意図 。 誰か一人を贔屓しない!ファシリテーターが全員の作品に均等に声をかけ、アテンションを配分する理由 。 【27:45】クロージング:自己分析のツールとしてSCARFを使いこなす 自分のイライラの原因が「ステータス」なのか「フェアネス」なのか、冷静に客観視するだけでストレスは軽減できる 。 リスナーの皆さんからの「日常のSCARFエピソード」や質問を募集中! 綿引 いずみ(ニューロサイエンスを日常に活かすナビゲーター / LEGO® SERIOUS PLAY® ファシリテーター) 石原 正雄(LEGO® SERIOUS PLAY® ファシリテーター / STEM教育アドバイザー) 「宴席で自分だけ飲み物が来なかったとき、店員さんに声を荒らげる前に『あ、これがフェアネスの反射か!』と思い出せるでしょうか?」 あなたの職場や生活の中で、「これはSCARFのどの要素だろう?」と気になったエピソードがあれば、ぜひコメントや質問で教えてください!次回以降の配信で詳しく取り上げさせていただきます 。 📢 リスナーの皆さんへ 「宴席で自分だけ飲み物が来なかったとき、店員さんに声を荒らげる前に『あ、これがフェアネスの反射か!』と思い出せるでしょうか?」 あなたの職場や生活の中で、「これはSCARFのどの要素だろう?」と気になったエピソードがあれば、ぜひコメントや質問で教えてください!次回以降の配信で詳しく取り上げさせていただきます 。

    27 min
  3. May 11

    旅先での「違和感」を読み解く——SCARFモデルで紐解く海外旅行の心理学

    ゴールデンウィーク明けの今回は、旅と脳の関係がテーマです。パーソナリティは綿引いずみと石原正雄です。多くの人が経験する「海外旅行での感覚」を、脳科学のフレームワーク「SCARFモデル」を使って深掘りします。 なぜ私たちは、海外のホテルやレストラン、あるいはストライキ中の駅で、ある時は「ワクワク」し、ある時は「強い不安」を感じるのでしょうか? 脳が社会的な情報を「報酬(喜び)」か「脅威(恐れ)」かで判断する5つの要素(Status, Certainty, Autonomy, Relatedness, Fairness)に当てはめると、その正体が見えてきます。 欧米のホテルでの「Status(地位)」への警戒心、空港での不条理な「Certainty(確実性)」の欠如、そして自分の意志で旅を組み立てる「Autonomy(自律性)」の快感。実体験に基づくエピソードから、日常のコミュニケーションや組織運営にも活かせる「脳に優しい環境づくり」のヒントを探る30分です。 【今回のトピック】 SCARFモデルとは?: 脳を「喜ばせる」か「怖がらせる」かを決める5つの指標 海外旅行と脳のセンサー: 欧米のホテルチェックインで感じる「Status(地位)」の不安 不確実性の恐怖: 仏空港や海外のストライキに学ぶ「Certainty(確実性)」の重要性 旅の醍醐味は「Autonomy(自律性)」: 自分で選択することの報酬と、スタバのカスタマイズ文化 仕組みと公平性: 「Fairness(公平性)」を感じるシステムが、いかに脳の負荷を減らすか #SCARFモデル #脳科学 #海外旅行 #心理的安全性 #Status #Autonomy #自律性 #1on1 #リーダーシップ #ブレインフレンドリー

    35 min
  4. Apr 28

    天才を突き動かした「執着」の正体 —— 野口英世の生涯と脳の上書きコスト

    【エピソード概要】 今週は世界的細菌学者・野口英世の光と影について、脳科学とも関連づけながら パーソナリティの綿引、石原で語ります。 渡辺淳一氏の傑作評伝『遠き落日』を脳科学の視点で読み解くと、教科書に載る「偉人」像とは真逆の、コンプレックスを燃料に爆走した一人の男の凄まじい「脳の戦略」が見えてきます 。 恩師が工面した大金を一晩で使い果たす破天荒なエピソードから、「人間発電所(Human Dynamo)」と呼ばれた超人的な努力の裏側、そして自説を「上書き」できずに悲劇的な最期を迎えた黄熱病研究の真相まで 。 SCARF理論をキーワードに、天才の成功と挫折を脳科学的に考察する15分です 。 猪苗代の空から野口英世へ: メシエマラソンの極限状態から出会った、野口英世の原点 。 Status(地位)への渇望: 貧困と左手のハンデ。毀損されたStatusを「業績」で埋めようとした脳の生存戦略 。 ドーパミン全開の放蕩と執念: 渡米資金500円(現在価値約300万〜500万円)を一夜で溶かす破天荒さと、1日3時間睡眠で論文200編を書き上げる異常な出力 。 上書きできなかった「成功体験」: 3年連続ノーベル賞ノミネートという名声(Status)が、いかに情報のアップデートを阻み、悲劇へと導いたのか 。 現代への問いかけ: 私たちは、自らの「成功体験」という神話を、必要に応じて書き換える勇気を持っているか? 書名:『遠き落日』(上・下) 著者:渡辺淳一 出版社:新潮社(新潮文庫)

    30 min
  5. Apr 15

    為末大『熟達論』から紐解く「遊び」と「身体知」の重要性

    【エピソード概要】 「学び」や「熟達」とは、単に頭で理解することだけを指すのでしょうか?今回は、元陸上競技選手・為末大氏の著書『熟達論』をテーマに、人が何かを身につけていくプロセスを脳科学と身体性の観点から深掘りします。 話題は、為末氏が提唱する熟達の5段階(遊・型・観・心・空)から、綿引さんがオーストラリアで経験した「シュタイナー教育」の体験的エピソードへ。目的や意味を先に説明せず、まずは「身体で知覚する」ことから始める教育が、いかに人間の感性や知性を形作るのか。 後半では、フランスの「フレネ教育」における言語センスの磨き方や、現代社会で忘れられがちな「現在報酬型(今面白いからやる)」の重要性についても議論。効率や正解を求める現代の「学び」に対し、一見遠回りに見える「遊び」や「身体の感覚」が、実は熟達への不可欠なステップであることを再発見する30分です。 【今回のトピック】 熟達の第一歩は「遊(あそび)」: 不規則さを面白がることが、なぜ成長の土台になるのか? シュタイナー教育の原体験: 「色」や「詩」を身体で感じる、意味を超えた学びの価値 「未来報酬」vs「現在報酬」: 目的化された努力と、自発的な探求心のバランス 身体知とAI: 身体を持たないAIにはできない、人間ならではの「知覚」の核心 【キーワード】 #熟達論 #為末大 #身体知 #シュタイナー教育 #フレネ教育 #学びのプロセス #脳科学 #1on1 #リーダーシップ #現在報酬型

    26 min
  6. Apr 10

    リーダーの「寄り添いすぎ」に御用心!脳科学から見る1on1の落とし穴

    【エピソード概要】 新年度が始まり、部下との1on1や面談が増えるこの時期。「部下に寄り添い、共感することが大切」と意識しているリーダーも多いのではないでしょうか?しかし、脳科学の観点から見ると、良かれと思ったその「寄り添い」が、かえって部下のモチベーションを下げ、チームに負の連鎖を生んでいるかもしれません。 今回のソロキャストでは、パーソナリティの渡引氏が、脳科学に基づいた「寄り添いすぎ」のリスクと、リーダーが保つべき「中立な状態」について3つのポイントで解説します。 ネガティブの上塗りに注意: 共感しすぎることが、なぜ部下のネガティブな感情を強化してしまうのか? 「共感」よりも「観察」を: 感情に飲み込まれず、行動や事実(ファクト)に目を向けることの重要性。 コントロールと脅威: リーダー自身の感情が部下に伝染する「エモーション・コンテイジョン」の仕組み。 SCARFモデルの活用: 脅威反応から報酬反応へ切り替えるためのセルフ・レギュレーション。 #1on1 #リーダーシップ #脳科学 #SCARFモデル #モチベーション #心理的安全性 #共感の罠 #ブレインフレンドリー

    19 min
  7. Mar 6

    「好奇心」はサバイバル能力? 脳を休めてひらめきを得る「放電」のすすめ

    「好奇心」はサバイバル能力? 脳を休めてひらめきを得る「放電」のすすめ 今回のエピソードは、前回の「興味」に続き、私たちの内側から湧き上がる「好奇心」がテーマ。なぜ人間には好奇心が備わっているのか? という生物学的な問いから、現代人がつい忘れてしまいがちな「脳の余白」の重要性まで、脳科学の視点で深掘りします。 「毎日忙しくて新しいことを考える余裕がない」「効率ばかりを求めて疲れてしまう」と感じている方に、脳にやさしい(ブレインフレンドリーな)日常の整え方をお届けします。 【今回のハイライト】 好奇心は「生き残るため」のOS:人間は何も書き込まれていない状態で生まれるため、環境を理解し、より良い生存条件(食べ物や安全)を見つけるために好奇心が備わっています。好奇心は単なる趣味嗜好ではなく、種を存続させるための本能的な能力です。 「情報収集」と「ドーパミン」の罠:新しい情報を得ると脳内でドーパミンが放出され快感を得られますが、現代は情報過多により脳が常に「充電(入力)」過多の状態にあります。これでは新しいアイデアが生まれる隙間がありません。 「充電」の前に必要な「放電」:疲れた時にさらに何かをして休もうとするのではなく、まずは溜まったものを出す「放電」が大切です。脳のスクリーンセーバーともいえる**DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)**を活性化させることで、脳は情報の整理や統合を始めます。 DMNを起動する「ボーッとする」技術:散歩、シャワー、あるいは「レゴ®シリアスプレイ®」のような創作活動における没頭(フロー状態)は、意識的なコントロールをオフにし、DMNを優位にします。「何もしない時間」こそが、実は脳が最もクリエイティブに働いている時間なのです。 心理的安全性が好奇心を加速させる:好奇心を発揮するには、「正解がなくてもいい」「分からなくてもいい」と思える心理的安全な環境が不可欠です。自分自身に対して「わからない」を許容することが、脳にやさしい探究の第一歩になります。

    26 min

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