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ラジオ沖縄

40年以上続く超人気番組。沖縄の「今」を沖縄の「言葉」で紹介します。

  1. Jun 30

    沖縄馬文化研究家 梅崎晴光さんが法政大学で講演

    2026年6月30日(火) 放送分 担当は中川信子さんです。琉球新報の記事から紹介します。   沖縄馬文化研究家で スポーツニッポン競馬記者の梅崎晴光さんがこのほど、東京の法政大学で 「消えた琉球競馬を掘り起こす」と題して 講演しました。 学生らを対象とした講座形式での登壇は 11年ぶりで、優美さを競う沖縄独自の 馬文化「琉球競馬(ンマハラシー)」の 魅力を語りました。 18世紀中盤から沖縄戦直前まで およそ200年間続いたンマハラシーについて「かつては県内各地に馬場が存在し、 離島では裸馬競走も盛んだった」と紹介し、 軍事化や戦後の社会変化の中で姿を消した 歴史をひも解き 「現代競馬がスピードを競うスピードスケートなら、 琉球競馬は人馬一体の美を競う フィギュアスケート」と例えました。 ンマハラシーの特徴的な歩き方である 「側対歩(そくたいほ)」を説明する際には、 梅崎さん自身が体を小刻みに揺らす実演を行い、会場の笑いを誘いました。 一般聴講者の女性は「琉球競馬を初めて知った。 優美さを競うという点が面白い」と語り、 法学部4年の女性は 「沖縄に興味があって受講した。 サラブレッドと琉球馬の歩き方の違いに 驚いた」と感銘を受けた様子でした。(了)

  2. Jun 29

    三島由紀夫賞に県出身の小説家・豊永浩平さん

    2026年6月29日(月) 放送分 担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。   第39回三島由紀夫賞の贈呈式が このほど、都内で開かれ、 受賞作「はくしむるち」を手がけた 県出身の小説家・豊永浩平さんに 賞が贈られました。 県出身者の受賞は初めてです。 豊永さんは沖縄を描いた小説を 読者に届けられることに「書いて良かった」と受賞を喜びました。 受賞作は、現代を生きる若者の日常と 沖縄戦に従軍した少年兵の物語を交差させ、戦中・戦後と時代を越えて沖縄を貫く暴力と その抵抗を描きました。 贈呈式で豊永さんは、沖縄に関係のない人が 小説を読んで会いに来てくれたという経験から「外にあるところに小説が届いた。 そういう小説を書けて、読者と出会えて 良かった」と語りました。 選考委員を務めた高橋源一郎さんは 「才能が豊かでうらやましい。 豊永さんの素晴らしいところは 書きたいことがあること。 その書きたいことが世界の重要な何かに 直接つながっている」とたたえ、 「22世紀になっても小説を書いてほしい」と 活躍を期待しました。 贈呈式には両親と、弟も出席し、 両親は「よくここまでやった。 ありがとうと言いたい」と喜び、 「こんな大きな賞、びっくりしている。 祖母も親戚もみんな喜んでいる。 好きな道に進めて良かったと思う」と話しました。(了)

  3. Jun 25

    「北谷城跡「中城ハンタ道」国指定史跡に追加指定求め 答申

    2026年6月25日(木)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。  国の文化審議会は19日、 北谷町の史跡「北谷城跡」と 中城村の史跡「中城ハンタ道」を 国指定史跡に追加指定するよう 文部科学大臣に答申しました。 県内の国指定史跡は44件のままで、 それぞれ指定範囲を広げます。 久米島町の天然記念物「久米の五枝のマツ」は、 松くい虫被害で枯死したため、 指定を解除するよう答申しました。 県内の国指定天然記念物は 52件から51件となります。 県内の天然記念物指定解除は日本復帰後初で、 いずれも答申を踏まえて、 告示される見通しです。 北谷城跡は、沖縄本島西海岸沿いの丘陵に 築かれた13世紀後半から16世紀前半の グスク跡です。 中山北方の要として 琉球国成立後まで存続しました。 今回は、東グスクの北側と東側の斜面から 麓にかけての一部を追加指定し、 保護を図ります。中城ハンタ道は首里と 中城間切などを結んだ道で、 中世・近世沖縄の交通史や土木史を知る上で 貴重な史跡です。 1853年に琉球を訪れたペリー提督探検隊が 通った道でもあり、 今回は探検隊が旗を立てたとされる 「ペリーの旗立岩」周辺を追加指定します。

  4. Jun 24

    晴れつづくも「梅雨明け」はまだ?

    2026年6月24日(水)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 沖縄地方は18日、 太平洋高気圧に覆われて広く晴れました。 この日、沖縄気象台の「梅雨明け」したと みられるとの発表はありませんでした。 ダムの貯水率は、17日までの降雨で 数値が回復し、 およそ5カ月ぶりに平年値を上回りました。 梅雨明けは、梅雨前線が北上し、 曇りや雨の日が少なくなる見通しが立つと 発表されます。 沖縄気象台によりますと、 沖縄地方に張り出している太平洋高気圧が 勢力を弱め、 九州付近に存在している梅雨前線が 少し南下し、 きょうにかけて沖縄地方に影響を 与えるということで、 きょうにかけて沖縄本島では 曇りの予報になっています。 沖縄気象台は 「状況に応じて柔軟に梅雨明けの 判断をしてきたい」と話しています。 一方、17日までの激しい雨で、 県内11ダムの貯水率は大幅に回復しました。 18日午前0時時点で平年値を 0・2ポイント上回り、 93・9%になりました。 貯水率は、ことし1月20日ごろに 平年値を下回り、 その後も少雨傾向で平年値以下の日が続き、 5月上旬には、平年値との差が 28ポイント程度まで広がっていました。

  5. Jun 23

    琉大教育学部学生が県平和祈念資料館を見学

    2026年6月23日(火) 放送分 担当は中川信子さんです。琉球新報の記事から紹介します。 琉球大学教育学部の学生およそ70人が このほど、糸満市の県平和祈念資料館を訪れ、展示を見学し、職員と交流しながら、 沖縄戦の展示をどう活用し、 子どもたちに伝えていくかを考えました。学生らは、前回の授業で体験者の証言を読み、 各自で沖縄戦に関する問いを用意しました。それぞれが持つ問いと、 「なぜ多大な県民の犠牲が出たのか」という 共通の問いについて、 展示見学や意見交換を通して答えを探しました。 資料館の展示を活用し、沖縄戦について 子どもたちにどう伝えるかも議論し、 学生からは「子どもは写真や展示品などの 『物』に興味を持つ。 その解説を教員が補う形にすると良いのでは」 「事前学習で問いを立てて答えを探す展開は どうか」などさまざまな意見が出ました。 広島県出身で、中学校の修学旅行以来 2度目の資料館への訪問となった 2年の南さくらさんは、 「中学時代よりも沖縄に暮らす人の視点で 見られたと思う」と振り返り、 「今後も証言を直接聞いたり、戦跡に行ったりと、 沖縄でしかできないことに取り組みたい。 子どもたちには、今日の議論から学んだ 工夫を生かしながら伝えていきたい」と将来を見据えていました。 (了)

  6. Jun 22

    キク農家のビニールハウス 電線盗難相次ぐ

    2026年6月22日(月) 放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 沖縄本島南部の糸満市を中心に キク農家のビニールハウスに電気を引く 電線の盗難が相次いでいます。 今年4月以降、JAおきなわでは5農家、 県花卉園芸農業協同組合では6農家が 被害を受けました。 両農協は「物価が高騰する中で、 資材となる金属の値上がりが 犯行を誘発しているのではないか」と指摘し、 防犯対策に追われています。 被害が集中するのは農閑期にあたる 5月から6月です。 出荷が終わり人の出入りが減るこの時期、 電気が使われていない夜間、 そして人目につきにくい場所にある農場が 狙われるケースが多いということです。 花き農協営農指導部の比嘉部長は 「どうにかしたいが、どうにもならない。 防犯カメラによる自己防衛は もちろん試みているが、 コストがかさむので限界がある」 と農家の苦境を伝えています。 電線盗難が頻発している中で、 花き農家が転作に踏み切ることも懸念され、比嘉部長は「物価が高騰している中で、 さらに電線盗難が発生している。 今後、電線を盗まれたのをきっかけに キクをやめる農家も出てくるかもしれない」 と危惧し、解決の糸口を見つけるため 「行政や警察も一緒に対策を 考えてほしい」と訴えました。 (了)

  7. Jun 19

    平和の詩 朗読の亀谷琉奈さん 「平和は当たり前ではない」

    2026年6月19日(金)放送分 担当は赤嶺啓子さんです。 琉球新報17日付 22面の記事の中から紹介します。   23日開催の沖縄全戦没者追悼式で 朗読される平和の詩の作者で、 豊見城市立豊崎中学校2年の亀谷琉奈さんが このほど、取材に応じ、 「平和は当たり前ではないと伝えたい。 今ある日常の大切さを、 同世代の皆さんにも 感じてほしい」と訴えました。 亀谷さんが戦争体験を聞いたのは5歳の頃で、 家族で食卓を囲んで座っていた時、 曾祖母の右太ももに傷があるのが見え、 「この傷どうしたの?」と尋ねると、 普段の明るい表情が消えました。 戦時中、石垣島から南洋のロタ島や 台湾に疎開し、夫は戦死したこと、 爆撃に遭い、逃げる途中で 倒れた人の姿を見ながら、 泣いて走ったことなどを聞きました。 詩の中では、右足の傷に着目しました。 恐怖と不安で感情のやり場を失い、 自ら石で何度も足を 傷つけた跡だったということで、 タイトルの「生きたいと願った証」には、 「戦争がひいおばあちゃんを精神的に 追い詰めた」との思いや、 極限の状態の中でも生きることを 諦めなかった人たちへの思いを込めました。 亀谷さんは 「亡くなられた方々への追悼の気持ちと、 生き抜いてこられた方々への感謝を込めて 朗読したい」と意欲を示しました。

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