Bespokemaker presents 屋根裏談義に腕が鳴るっ!

S2 #74 後半 | フォーマルの装い。何が正解? 【 新郎衣装編 】

Step 74針 - 先週に引き続きフォーマル衣装の深掘り回。後半は、新郎の装いに焦点を当て話題は展開します。

新郎衣装と言えば『 タキシード 』

はたして、この考え方一択で良いのか?

ここを論点に、考察をお楽しみ頂ければ幸いです。

そもそも洋装のルールでは、タキシードは「 夜に着る装い 」準礼装であり、新郎新婦の御父様がお召しのモーニングは「 日中に着る 」正礼装であるのをご存知でしょうか?

結論、原理主義だけが正義ではない。

会のホストである新郎新婦がドレスコードを定める権限を持っており、お二人が " どうしたいか " を決めることが何より重要だと感じます。

今週もリスナーの皆様と一緒に、各々の価値観を育めたら嬉しく思います。

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🎙️この番組は、ビスポークメーカーの2人が、製造業の背景を紐解きながら、職人の葛藤や技術とファッション、時に笑いを追求するトークコンテンツです。

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【 番組パーソナリティ 】

🪡TAILOR SECOND HOUSE

中野 俊

https://second-house.tokyo

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🔨Shoedesign & Shoemaking When

小林 晃太

https://www.s-when.com

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【 専門用語集 】


︎ ◾︎ BESPOKE:ビスポーク

→ 和製英語のフルオーダーと同義語。英語圏での標準語。

お客様の体型や足型、ご要望を踏まえた型紙や木型の設計からワンオフ(一点物)で製作する注文紳士服、または注文靴。

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◾︎ MTM(Made To Measure) 

→ イージーオーダー・パターンオーダーと同義語。英語圏での標準語。

既存の型紙をモデファイして製作する注文紳士服。縫製工場を活用し、あらかじめ決められたルールに乗っ取り生産するオーダー領域。

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◼︎ MTO(Meade To Order):エム・ティ・オー

→ 主に靴業界で使用する言葉で、和製英語のパターンオーダーと同義語。英語圏での標準語。

既存の木型を使用し、あらかじめ用意された選択肢を組み合わせて製作するプロダクト。