早稲田大学Podcasts 博士一歩前

Vol.10 労働法学(2/2)/【労働法は"生き方"の教養】解雇と異動でひもとく日本型雇用のユニークさ / 水町勇一郎教授

早稲田大学 法学学術院 の水町勇一郎教授をゲストに、

「労働法の羅針盤でひらく 激動時代の働き方」の後編をお届けします。

日本ではなぜ解雇が難しく、異動は容易なのか?後半の今回では、水町先生の研究者としての歩みに触れながら、労働法学の第一人者・水町勇一郎教授が、解雇と異動を切り口に日本型雇用のユニークな仕組みを解き明かします。複雑な法制度をシンプルに解説し、諸外国との比較や働き方改革の裏側にも言及。「労働法は自分の生き方を考えるための教養だ」と語る教授の言葉から、キャリアを見つめ直すヒントを探ります。

書き起こしは以下Webページをご覧ください。

https://www.waseda.jp/top/other/111991

ゲスト:水町勇一郎

1990年東京大学法学部卒業。東北大学法学部助教授、パリ西大学客員教授、ニューヨーク大学ロースクール客員研究員、東京大学社会科学研究所教授などを経て、2024年度より早稲田大学法学学術院・法学部教授。専門は労働法学

働き方改革実現会議議員、新しい資本主義実現会議三位一体労働市場改革分科会委員、規制改革推進会議働き方・人への投資ワーキング・グループ専門委員、労働基準関係法制研究会参集者等を歴任。

著書:『労働法〔第10版〕』(有斐閣、2024)、『詳解 労働法〔第3版〕』(東京大学出版会、2023)、『労働法入門〔新版〕』(岩波書店、2019)

『「社会に出る前に知っておきたい 「働くこと」大全』(KADOKAWA、2025)

ホスト:島岡未来子

研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。

2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。