ゆとのとなり

ゆと|音声とAI駆動開発

ポッドキャストのおとも Podmate.fm や、限定公開のラジオ配信ツール『コエノマ』を開発・運営しているゆとが、AI駆動開発のこと、音声プロダクトのこと、個人会社の運営のこと、日々考えていることを話すポッドキャストです。 完成されたノウハウというより、作っている途中の経験と思考の垂れ流しです。散歩中やドライブ中に、となりで話を聞いているような気分で聴いてもらえたらうれしいです。 感想は #ゆとのとなり で。 utoc11.substack.com

Episodes

  1. 5d ago

    #07.「死ぬまで働かなくていいお金があったら?」——たぶん、ほとんど変わらないんです

    もし死ぬまで働かなくても十分なお金があるとしたら、何をするか。 ……なるほど。 基本、おそらく今とほぼ変わらないんじゃないですかね。 今もプロダクト作って、ポッドキャストやって、走ったりして、読書してみたいな。多分、生活リズムも生活スタイルも、ほぼ変えない気がします。 変わるのは、たぶん”割合”のほう ただ、その割合は結構変えられるかなと思っていて。 言ったら、お金がいらないので。売上目的、収入目的みたいなもののバランスを、極限まで減らすことができる。それは多分、メンタル的にはぼくにとってめっちゃいいですね。 これ、この間も話した「目標からの逆算」の話と近くて。売上を上げるっていう目的があって、そこから逆算して、数値目標があって、これどうする、みたいな。それがめっちゃ嫌いなんですよね。 だから結局やることは同じでも——プロダクト作って、ポッドキャスト作って、適度に運動して、読書して。あ、あと料理か。料理はちょっと、時間かけるかもしれないですね。 平日は、そんなに2時間とか1時間半とかかけて料理することはできてないので。パパッと短くできるけど、温度管理とか、火加減とか、水がどんだけ出るかとか、味付けの濃さとか。その辺をね、今も楽しんでるんですけど。その辺も時間、結構取るかもしれないですね。 ちょっと話それましたが。 売上からの逆算にとらわれなくていいので、本当に言ったら、ぼくだけが欲しいもの。ぼくだけが使って喜ぶとか、誰かだけが使って喜ぶみたいなものを作ったり届けたりする。そっちを優先できたら、より幸せかもしれないですね。 あ、条件を読み違えてたかもしれない ……あ、そっか。条件ミスったかもしれないですね。 「死ぬまで働かなくても十分なお金がある」を、ぼくはちょっと今、「別にお金を稼がなくてもいい状態」「生活は大丈夫な状態」として考えてました。どっちかって言ったら、食べ物に困ったらもらえるとか、住む家があるとか、そんなイメージ。 じゃあ、めっちゃ余力があるというか、お金自体が大量にあったらどう変わるかな、というのもちょっと考えてみようかと思ったんですけど。 これもね、ほぼ変わんない気がしますね。 変わるとしたら、まあ身の回りのものか。家をちょっと何個も買ってみたりとか、いい車買ってみたりとか。 服だけは、ちょっと変わるかも あと服は、ちょっと変わるかもしれないですね。 服、めっちゃ好きなんですけど。めっちゃ好きって言っても、高級ブランドが好きとか、流行に乗って最先端が好きというよりは、個人的に好きな服を着てたいみたいな欲求で。だから他の人から見たら、全然おしゃれじゃなかったり、ダサかったりするかもしれないんですけど。 結局はあれか、こだわりが強いんですよね。自分にとっての納得感みたいな。 それが今は、クローゼットの問題とか、もろもろで「必要な分を買う」になってる。めっちゃお金があったりスペースがあったら、どんどん買い替えたり、どんどん増やしたりするのかな。でも意外としないのかなとか。ちょっとわかんないですね。 そんなとこっすかね。 車に興味がなかったのに、買ったら爆上がりした あとは余談なんですけど。さっき車って言ったんですけど、もともとそんな興味なくて。 幼少期とか小学生の頃も興味がないし、大学生の時は結構好きだったかもしれないですけど、車とか全然追ってなくて。好きじゃなかったんですよね。 なんですけど。最近、もともと「都心に通う郊外」みたいなところから、より都心に通うのは大変な郊外ぐらいに引っ越したんですね、実は。それと合わせて、車買ったんですよ。生活必需品的な意味合いで。車そんな興味なかったので、一括で安く買える中古の軽を。 いやー、車に乗る生活にしてみたらしてみたで、車への興味関心がもう爆上がりですね。ちょっと自分でもびっくりするぐらいに。 車を運転しながらとか、ランニングしながらとか、周りの車をちらちら見たりとか。あの車かっこいいなとか。そういうのをすごい見るようになって。外車とかも全然知らなかった——メーカーレベルは分かったんですけど、例えばボルボのこの車種とか、全然分かんなかったのが、だいぶ分かるようになってきちゃって。 もともとレンタカーでドライブするのは好きだったんですけど、「車を持つ」となると、必要か不要かで言ったら不要かなと思ってたタイプなので、買ってなかったんです。買ったら買ったで、これめっちゃいいですねっていう。 環境が変わると、見えるものが変わる やっぱり、環境を変えるというか、生活がだいぶ変わってくると、見えるものも変わってきて面白いですね。 お金があってもなくても、たぶんぼくは同じことをやってる。でも住む場所がちょっと変わっただけで、今まで目に入らなかったものが、勝手に目に入るようになる。そういうものなんだな、と思いました。 そんな7回目でした。めちゃめちゃどうでもいい余談まで、お付き合いいただきありがとうございました。 この番組は、ゆとの隣で、ドライブしながらマシンガントークを聞いてるとか、散歩しながらちょっと長めのぼくのターンを聞いてる、くらいの感覚で聞けるラジオです。ちょっとでも「また聞いてやってもいいぞ」と思ってもらえたら、フォローや、Apple Podcast・Spotifyの星5レビューをしてもらえると、めっちゃ励みになります。 お便りフォームも用意予定なので、概要欄をチェックしてみてください。Spotifyの方はコメントもできます。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #07.「死ぬまで働かなくていいお金があったら?」——たぶん、ほとんど変わらないんです
  2. Aug 1

    #06.「感動することは?」——お笑いの賞レースで、一瞬でうるうるしてしまう

    感動って言えば、映画とかドラマとか音楽とか、パッと思い浮かぶものが人それぞれあると思うんですけど。 ぼく、映画やドラマでは、ほとんど泣かないんです。 もちろん、泣いたことのある作品を紹介しろと言われればあるんですけど。ぼくを知っている人からの印象でも「映画とかドラマで泣かないよね」だし、身近な奥さんからしても、ほぼ泣いているのを見たことがないみたいなタイプで。 なんですけど、唯一。人よりめっちゃ涙がうるうるするのが早いというか、一瞬で感動できちゃうものが、実はあって。 それが、お笑いなんですよね。 たぶん、自分ごととして見てる 特に、お笑いの賞レース。 賞レースそのものには賛否とか好き嫌いとかあると思うんですけど。ぼくは多分ね、結構自分のコンプレックスとか、自分の人生か、その辺に絡めて考えちゃって、感動しているような気がするんですよね。自分ごととして。 競争には、興味がないはずなのに 他の回でちょっと話したんですけど、ぼくの行動の源泉というか、何をエンジンとして動くかっていう話をしたときに言ってたのが、好奇心なんですよね。 だから、誰かと競争してとか、勝ち上がっていくっていうところには、全然興味がなくて。……興味がなくてというか、分かんないですけど。負けず嫌いが度を過ぎて、そうなってるっていう節もあるんですけど。とにかく、その辺には興味がないんです。 じゃあなんで、お笑いの賞レースだけは、他の人に比べてめっちゃ涙腺が緩くなるのか。ちょっと考えてみたいですね。 正解がない、というのが大きいかもしれない でもパッと思ったのは、正解がないっていうのが、結構大きいかもしれないですね。 お笑いって——他のことも全然そうですよ、そうなんですけど。お笑いって特に、何でもありというか。 その活動の方針でいいのかなとか。その笑わせ方で本当にいいのかとか。そういう芸風とか、ネタの感じとか、自分が突き詰めてる方向性がそもそも合ってるのか、みたいな。笑ってくれてないけど、これは俺が面白いと思ってるやつなんだ、として突き進むとか。 その辺が、やっぱり好きなんですよね。 葛藤があって、いろいろ変えたり変えなかったりがあっての、賞レースの結果として出るみたいな。そこの物語を、多分ぼくは、社会人としての自分の選択とか生き方みたいなところに重ねてるのかなあ、って思うんですよね。 15年やり続けて、最後に決勝へ だから最近だと、カナメストーンっていう芸人さんが、めっちゃ好きですね。 15年以上なのかな? もともと幼馴染で、一緒に住んでやり続けて。M-1って15年目、芸歴15年目がラストチャンスなんですけど。そこで初めて決勝に勝ち上がるみたいな。そういうストーリーが。 カナメストーンさんで言うと、多分そんなに芸風をいろいろ変えたというよりは、幼馴染と面白いことをやってる、をずっと突き詰めた結果というか。やり続けた結果、最後に決勝に行けたみたいな。 めっちゃ良くないですかね。ぼく、そういうのが多分すごい好きなんですよね。 やたらお笑いの賞レースを、やたらうるうるしながら見ちゃってるのは、その辺なのかなという感じですかね。 ぼくの選択も、正解かは分からない で、まあ余談ですけど。社会人としての自分に割と重ねてるのかな、というところで言うと。 いろんな選択をしてきてるんですよね。大学進学は物理を選んで、大学院に行くとか。大学院で物理をやったのに、教育系の出版社——ベネッセですけど、そこの編集者としてファーストキャリアとか。そこからIT寄りに行って、ほぼエンジニアとしても働いて。で、今は一人会社をやってるみたいなところ。 結局、何が正解かなんて分かんないじゃないですか。明確な結果とか出てないし。明確な結果が出たとて、正解かなんか分かんないし、みたいな。 結局は楽しんだもん勝ちなんだなあ、と思いながらやってるんですけど。 その辺がね、やっぱりお笑いと通じるのかなと。スポーツで結果が出るのも好きなんですけど——好きっていうか、スポーツ観戦も好きなので。ただ、特にどうなったら正解かというか、そのルートがいろいろありすぎるのが、お笑いとか芸能界みたいなところなのかな。 だから特に、お笑いが好きなんだと思います。 面白そうな方を選ぶ 最後に、一言だけ。 ぼくの座右の銘じゃないですけど、大事にしていることを紹介して終わりましょうか。 面白そうなことを、面白そうな方を選ぶ、ですね。 ここで「おもろい」が出てくるのも、ちょっとお笑いが好きなところに通ずるのかもしれないですね。 そんな6回目でした。お笑いが好きな理由は、他にも無限にあるので。それは別途、ゆるい回で話せればと思います。 この番組は、ゆとの隣で、ドライブしながらマシンガントークを聞いてるとか、散歩しながらちょっと長めのぼくのターンを聞いてる、くらいの感覚で聞けるラジオです。ちょっとでも「また聞いてやってもいいぞ」と思ってもらえたら、フォローや、Apple Podcast・Spotifyの星5レビューをしてもらえると、めっちゃ励みになります。 お便りフォームも用意予定なので、概要欄をチェックしてみてください。Spotifyの方はコメントもできます。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #06.「感動することは?」——お笑いの賞レースで、一瞬でうるうるしてしまう
  3. Jul 20

    #05.「行動の源泉は?」——好奇心でしか、動けないんです

    行動の源泉は何か。……これ、今ちょっと迷ってる風に聞こえたかもしれないんですけど。マジで、迷いどころが一瞬もなくて。 ぼく、好奇心でしか動くことができない、厄介者なんです。 逆算が、どうしてもできない これ、会社員をやるには本当に厄介で。 部署の目標があって、そこから紐づいた個人の目標があって、それに基づいて行動計画がどうの……みたいなやつ。今の仕事だと一般的な話ですけど、あれがめっちゃ苦手なんですよね。 だから働くときも、表向きの資料では「目標からの逆算」を一応やるんですけど。結局、自分の中での落としどころ——どう納得してやるか——は、「自分がこれをやってみたいから」でしかない。そこに落ち着けることを、いつもやってます。 子供の頃って、皆さんそうじゃないですか。興味のあることをやり続けてただけ。それがどこかで、中学受験とか高校受験とか、スポーツで「こうなるためには」とか、逆算する考え方を植え付けられる。もちろん、それが好きな人もいますからね。 大谷翔平さんのマンダラチャートとか、まさにそう。真ん中に「なりたい状態」を置いて、その周りに必要なことを並べて、さらにその周りに細かくやることを落とし込んでいく。あれができる才能、欲しかったのかな。……本当に欲しいかは分からないですけど。とにかく、ぼくには全くできないんです。 ただ、3時間ずっと壁当てしてた 少年時代にやってきたことといえば、野球、水泳、ピアノ。いろいろ習い事をしてて、どれもまあまあ上位というか、上手いっちゃ上手いんですよね。野球にいたっては、全国制覇したことがあるようなチームでやってた時期もあって。それなりに高いところまでは行ってるんです。 でも振り返ってみると、ライバルと切磋琢磨して、とかまるでない。「こうなるためには」と逆算して練習した記憶も、全くない。 やってたのは、小学校から帰って、ただただ無心で3時間、壁当てし続けるとか。その結果として、めっちゃ球が速くなってたりする。完全に結果論で上手くなってただけなんですよね。 壁当てなんて、人から見たら面白くもなんともないと思うんですけど。ぼくはそれを楽しめた。それはある種の才能なのかもしれません。「次はあそこに投げたい」「あそこに、こういう速い球を投げたい」って、ひたすら楽しんでました。 これ、今のプログラミングでも通じる話で。たまたま——本当にたまたま、みんなが興味を持たないところに興味が持てて、みんなが難しいとか嫌いって思いがちなところに面白みを見出して、とことんやる。結果、野球も他に比べたら上手くなったし、開発の技術も秀でたりはする。 じゃあそれをどうやって身につけたのか、というと。もう、好奇心でしかないなと。 売らないといけないのに、開発しちゃう で、これが仕事のモチベーションの話にも、そのまま通じるんですけど。 いま自分の会社(コエノマ)でPodmateっていうサービスをやっていて。ここがめっちゃ難しいんですよ。 いちばん分かりやすいのが、売らないといけないのに、開発しちゃう。開発の方が楽しいから。興味がそっちに行くから。やりたいから。 もっと言うと、起業家的な「市場から見る」——ここの市場が大きいからやっていく、みたいな考え方。あれ、全くできないんですよね。もちろん、大きな市場そのものに興味を持った瞬間があれば、やれるのかもしれないですけど。ぼくは本当に、その思考の順番でできない。 それが、弱みであり強みなのかな、と思ってます。 父がくれた「得意なことやってた方が良くね」 あと1個だけ、余談を。 より「好奇心でしか動けなく」なったきっかけかもしれない出来事が、パッと思いつくので、それだけ喋って終わろうかなと。 大学の学科選びの話なんですけど。ぼくは工学部の物理工学系の学科に、結果的に入りました。 進路選びって、「トヨタに入りたい」「先生になりたい」みたいな、なりたい像から逆算して選ぶ人もいますよね。で、ぼくが個人的にいちばん意味が分からなかったのが、「就職率がいいから」みたいな打算的な考え方。これも悪くないんですよ。悪くないんですけど、高校生のぼくには、意味が分からなかった。 併願で理学部も受けてたんですけど、「理学部って就職あんの?」「数学とかやってどうすんの?」って、一人じゃなく、いろんな友達から言われて。(ぼくが入った工学部の物理工学は、名前こそちょっと工業寄りですけど、やってることは実質、理学部物理学科みたいなもの。結果的には理学部的なところに行ったわけです。) それを突っぱねられたのは、そもそも意味が分からなかったから、なんですけど。 たぶん父親も覚えてないと思うんですが、こんなことを言われたんです。 車を作るにも、いろんな専門性——ゼネラリスト的な人も含めて、いろんな人が関わって1台が出てくるじゃないですか。トヨタとか日産とか、そういう会社を想像したときに。活躍の幅に多い少ないはあるけれど、自分の得意なことをやってた方が良くね、って。 物理をやっていれば、エンジンやガソリン部分の研究開発は思いっきり物理だし。ちょっと電気電子寄りだけど、EVの根幹をやるにも物理かもしれない。車全体を一人で作るわけじゃなくて、いろんな得意が重なってできてるわけだから。だったら学科や専攻も、自分の好きな範囲・得意なところをやっていけば、どこかで何らか活かして役立てるよね、と。 ……こんなに熱を持って喋ったわけじゃないですよ。たぶん2、3秒レベルで、サラッと言ってくれただけ。 でもそれが、もともとぼくの中にあったかもしれない考え方を、言語化してくれたというか。後押ししてくれた感じがあって。 好奇心のままに行く方が、たぶん楽しい それで、うまくいってるというか——うまくいってるのかは分からないですけど、ぼくの感覚で「うまく生きてこれてる」ところがあるから、続けてる。だから、そういう行動の源泉で落ち着いてるのかもしれないな、と思ってます。 結局ね、理系的な就職はせずに、ベネッセコーポレーションで編集者をファーストキャリアに選んでるので。外から見たら「全く活かしてない」ように見える就職もしてるんですけど。その辺の話は、また別途できれば。 一言で言うなら。そういう選択も含めて、好奇心が赴くままに行く方が、絶対に楽というか、楽しいよね、っていうところですかね。 そんな5回目でした。もう30後半になるんですけど、「それでもうまくやっていく力を身につける」みたいなことは、20代後半くらいからの、この10年のテーマだったのかもしれません。 この番組は、ゆとの隣で、ドライブしながらマシンガントークを聞いてるとか、散歩しながらちょっと長めのぼくのターンを聞いてる、くらいの感覚で聞けるラジオです。ちょっとでも「また聞いてやってもいいぞ」と思ってもらえたら、フォローや、Apple Podcast・Spotifyの星5レビューをしてもらえると、めっちゃ励みになります。 お便りフォームも用意予定なので、概要欄をチェックしてみてください。Spotifyの方はコメントもできます。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #05.「行動の源泉は?」——好奇心でしか、動けないんです
  4. Jul 17

    #04.なんで生成AIが好きなの?」——便利だから、じゃないんです

    なんでそんなに生成AIが好きなの?って、聞かれることがあります。 便利だから? うん、半分はそうです。最新のツールにミーハーに飛びつくタイプでもあるし、それは事実として。でも、なんでここまで惚れ込んでるのか、っていう本当のところは、ちょっと違うんですよね。生成AIは、”便利”とは次元が違う。今日はその話をしてみます。 “ちょっと便利にする”仕事に、興味が持てなかった まず、ちょっと遠回りな前置きから。 ぼく、実は「最新のITで、何かをちょっと便利にする」みたいな仕事に、あんまり興味を持てなかったんです。 たとえば——例に出すのが難しいんですけど、悪意はぜんぜんなくて、あくまでぼく個人の感覚として——PayPayみたいなサービス。ああいう、劇的に便利にするものも、ユーザーとしてはめちゃくちゃ好きなんです。開発者なんじゃないかってくらい使い倒すし、NotionもZapierも、さんざん触ってきました。 でも、それを”自分の仕事にするか”というと、なんか違って。ぼくの想像力が足りないだけかもしれないけど、そこには、あんまり熱が入らなかったんですよね。 ぼくが携わりたいのは、人生の転機 じゃあ何に熱が入るのか。 最初に入ったのがベネッセっていう会社なんですけど、それも、ITをどう”使いこなす側”にいられるか、に興味があって。結局ぼくは、サービスを通して、その人の人生が変わるとか、飛躍するとか。化学反応がバキッと起きるようなところに、惹かれるんです。 人との出会いとか、旅とか、留学とか。あるいは、勉強がふとできるようになって、そこから学校生活がガラッと変わるとか。ああいう”転機”ですね。 正直に言うと、ぼく自身は勉強が最初からできちゃったほうで、その手の転機を、実体験としては持ってないんです。でも、まわりの友達を見てたり、世の中を見てたりすると、小さいころのそういう体験って、めちゃくちゃ大きいなと思って。 だから、進研ゼミのDMにあるみたいな「部活も恋も勉強も全部うまくいく!」で学校のスターを作りたい、みたいなのとは、ちょっと違うんです。そうじゃなくて、勉強を”ツール”にして、その人の性格がちょっと変わるとか、生きるのが少し楽になるとか。偏差値の高いところに行けたらいい、でもなくて。その人にとっての人生の転機になる。そこに携わりたい、っていうのが、ずっとぼくの軸にあるんですよね。 今やってるのも、旅を絡めたサービスで。新しい働き方とか、生き方——「自分らしい生き方」って言うと、ちょっと怪しくなるんですけど——そういうものを支援したい。そこに賭けられる仕事を、自分ではやっていきたいなと思ってます。 生成AIは、”便利”の次元を超えてた で、ようやく最初の問いに戻ります。前置きが5分くらいになっちゃった。 なんで、生成AIにここまで惚れ込んでるか。 生成AIって、単なる便利なITツールを、超えすぎてるんですよ。人の人生とか、生き方そのものを変えちゃう力が、大きくある。そこに、すごい可能性を感じてるんですよね。 生成AIが進んでいくことで、不安になる人もたくさんいると思います。仕事を奪われるとか、新しさに追いつけないとか。それは、すごくわかる。でもぼくは、どっちかというと逆側を見てて。生成AIがあることで、新しいことを始めるハードルも、何かを学ぶハードルも、めっちゃ下がってる。別の職種に移ることだって、しやすくなってる。選択肢が増える、可能性が広がる。ぼくはそこばっかり見てて、それがめっちゃ好きなんです。 いつか、化学反応を起こせるサービスを PayPayの話に、戻るんですけど。もちろん、支払いが便利になることで、お店の人の生活がガラッと変わったり、人生が変わったりする人も、いると思うんです。 ただ、ぼくの視野の狭さもあると思うけど、”ITツールで誰かの人生が大きく変わる”っていうのが、正直あんまり想像できなかった。でも生成AIだと、それがかなり、はっきり見える。だから、好き。 今はまだ、生成AIを前面に出したサービスをやってるわけじゃなくて。機能のひとつとして使ったり、自分の開発で使い倒したりしながら、探ってる段階なんですけど。 いつか、生成AIそのものを軸にしたサービスで——人の人生を「変えてしまう」っていうと、さすがにおこがましいんですけど——その人の中で化学反応が起きる、そのきっかけになれる部分を、作れたらなあと思ってます。 それが、ぼくが生成AIを好きな理由の、本当のところ、なのかもしれません。 そんな4回目でした。「なんで生成AIが好きなの?」のはずが、気づいたら仕事観の話を延々と。前置きのほうが長かったですね。 この番組は、散歩のとなりとか、ドライブの助手席くらいの距離で、ゆるく一問一答を聞いてもらえたらと思っています。もし「また聞いてやってもいいぜ」と思ってもらえたら、フォローや、Apple Podcast・Spotifyの星5レビューをしてもらえると、励みになります。 こんなお題で話してほしい、っていうのも待ってます。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #04.なんで生成AIが好きなの?」——便利だから、じゃないんです
  5. Jul 14

    #03.「好きなゲームは?」——遊び方に、その人らしさが出る

    好きなゲームは?って聞かれたら。ぼくはね、パワプロなんです。 実況パワフルプロ野球。プレステ版を、小学生のころずっとやってました。1998年の決定版から、プレステ2の2003年あたりまで。今はもう、家庭用ゲーム機はほとんど触らないんですけど、あのころは本当に好きで。 でも、ちょっと白状すると。 パワプロは好き。でも”サクセス”しかやってなかった パワプロって野球ゲームなんですけど、ぼくがやってたのは、ほぼ”サクセス”だけなんですよね。 サクセスっていうのは、自分でプロ野球選手を一から育てていくモード。高校野球編とか大学野球編があって、ライバル校がいたり、矢部くんっていう、どのシリーズにも出てくる相方みたいな子がいたり、彼女役がいたり。あの、自分だけの選手を作っていく感じが、めちゃくちゃ好きで。 逆に言うと、それしかやってなかったんです。ペナントレース——プロ野球みたいに百何十試合こなして優勝を目指す、あの王道モード——には、ぜんぜん興味がなくて。ひたすら、どういう選手を作るか。自分との戦いだけを、やってたんですよね。 対戦も、物語も、意外とハマらなくて この遊び方、今思うと、けっこう自分の特徴だなと思っていて。 当時、まわりはニンテンドー64とかゲームキューブで、スマブラとかマリオパーティーで盛り上がってたんです。でもぼくは、そこに一切目もくれず。マリオカートも、たまに兄弟とやるくらい。「みんなでワイワイ戦う」みたいなのが、あんまり好きじゃなかったんですよね。コンピューター相手に一人で戦うのも、そんなに。 かといって、ドラクエやファイナルファンタジーを一人で黙々と、物語に浸っていくタイプでもなくて。 対戦でもない、物語でもない。じゃあ何をやってたのかというと。 ずっと、過去の自分と競走してた レース系のゲームが、好きだったんです。 マリオカートも、64には行かずにプレステの方へ。当時よくやってたのが、クラッシュ・バンディクー レーシング。クラッシュ・バンディクー版のマリカー、みたいなゲームです。 これも、ひたすらタイムアタック。ゴーストっていって、自分の最速記録が半透明でコースを一緒に走ってくれるんですよ。それと、延々、競走してました。 パワプロのサクセスで「こういう選手を作るんだ」と粘って、レースで「昨日の自分より、コンマ何秒速く」を、取り憑かれたように。一人で黙々でもなく、みんなでワイワイでもなく、ずっと過去の自分と戦ってる。そういう少年時代でしたね。 好きだったのは、たぶん”成長実感” で、これ、大人になっても普通にやってるなと思って。 大学生のころ、スマホで1から25の数字をひたすら速く押して、タイムを競うだけのゲームにハマってた時期があったり。ゲームボーイアドバンスの『くるくるくるりん』っていう、イライラ棒みたいなゲームとか。ダンスダンスレボリューションとか、ポップンミュージックみたいな音ゲーも、結局は点数を積み上げていく”自分との戦い”で。今でも、この手のやつは結構好きなんです。 だから、ぼくが好きなのは、ゲームそのものというより。自分なりに楽しみながら、点が上がる、タイムが縮む、っていう”成長実感”のほうなのかもしれません。 あなたはどうですか。好きだったゲームとか、その遊び方に、ちょっと”自分らしさ”が出てたりしません? そんな3回目でした。今回は「好きなゲームは?」というお題だったんですけど、気づいたらゲームの話というより、ぼくの”遊び方の癖”の話になってました。 この番組は、ドライブのとなりとか、散歩の隣とか、その距離で、一問一答みたいに聞いてもらえたらと思っています。もし「また聞いてやってもいいぞ」と思ってもらえたら、フォローや、SpotifyやApple Podcastの星5レビューもしてもらえると、めっちゃ嬉しいです。 おすすめのスマホゲームがあったら、ぜひ教えてください。感想やお題も、待ってます。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #03.「好きなゲームは?」——遊び方に、その人らしさが出る
  6. Jun 26

    #02.「2つやってる人」が、昔からたまらなく好きで

    小さい頃に憧れた人っています? ぼくは、最初が星新一さんなんです。 SF、というかショートショート。400文字とか、1000文字あるかないかくらいで、パッと一瞬でその世界に入って、すぐ帰ってこられる。あれが、ぼくが初めてちゃんと読んだ「小説っぽいもの」でした。学校の図書館にあった児童書版の『気まぐれロボット』とか。小3くらいかな。結構好きだったんですよね。 で、当時めちゃくちゃ謎だったことがあって。文庫本の最後に、著者のプロフィールが載ってるじゃないですか。この面白い本を書いてる人、どんな人だろうと思って見たら、「医者」って書いてあった気がするんです。 医者で、これ書くの?(今さら調べたら、医者ではなく・・・記憶違い、恐ろしや) 「なりたい」じゃなくて、「こんな人がいるんだ」 憧れた、とは言ったんですけど。そもそもぼく、あんまり人に憧れないタイプなんですよね。すごいな、尊敬するな、とは思う。でも「あの人になりたい」みたいな感情には、あんまりならない。 星新一さんも、「なりたい」というより、「こういうことができる人がいるんだ」のほうでした。ぼくにとっては、かけ離れた2つの職業を、ひとりでやってる。いや、本人にとってはかけ離れてないのかもしれないけど。「2つやってる」というよりは、「こんなこともあんなこともできるんだ」っていう。あれが、最初に「うわ、これすげー」と思った記憶なんですよね。 なんでそこに惹かれるのかは、鶏卵かもしれません。小学校の最初のころって、文武両道みたいな、「勉強もスポーツもできるとすごい」「音楽もできたらもっとすごい」みたいな空気、結構あるじゃないですか。だからか、1個の特化よりも、「これもできるのに、これもできるんだ」のほうが、ぼくはずっと好きで。 ちなみにぼくは、勉強は好きでもともとできて、スポーツも好きでもともとできて。音楽はその2つよりは苦手なんですけど、年中さんからピアノをやってたので、人よりはできて、くらい。すり込まれたのか、最初に褒められた経験がそうさせたのか。誰かに深掘られないと思い出せないところですけど。 思い返すと、ぜんぶ「二刀流」だった 星新一さんがきっかけで、小説はそこからも好きで読んでました。中心はやっぱりショートショートとか、短めのもの。ハリーポッターは意外と通らなくて、代わりにセットで好きだったのが『ダレンシャン』。10何巻、20巻くらい出てて、完結する前に読むのやめちゃったんですけど。小4、5、6あたりの、好きな少年時代でしたね。 で、いろんな人の小説を読むうちに思うのが——大人になった今聞くと当たり前かもしれないけど——兼業作家から始めて、そこから独立する、みたいな二刀流の人が、結構いらっしゃるんですよね。 東野圭吾さんとか。中高大くらいでめっちゃ読んでたんですけど、あの人も工学部卒で、エンジニアをやりながら最初は書いてた。最近だと朝井リョウさんも、学生でデビューして、その後は映画系の会社に数年勤めながら小説を書いてたり。そういうのが、昔からめっちゃ好きなんですよね。単純に小説好きと掛け合わさってるだけかもしれないけど。 小説以外でも。子供ながらに見てた厚切りジェイソンさんとか。お笑い芸人をやりながら——というか順番は逆だと思うんですけど——企業の経営をしながらお笑いもやる。こういう、意味のわからない二刀流が、ぼくは本当に好きなんですよ。2個3個やってるとか、これをやってきたのに今度はこっちに挑戦するんだ、とか。二刀流じゃなくても、大幅な転向みたいなものも好きですね。 だから、いつまでも新しいことをやりたくなる そうか、と喋りながら気づいたんですけど。 ぼくも、二刀流みたいなことをどうしてもやりたくなっちゃうし、いつまで経っても新しいことに取り組みたくなる。それは、こういう人たちに影響されてきたからなのか。それとも、もともとそういうのが好きな性格だから、惹かれてきただけなのか。どっちが先かは、正直わからないんですけど。 新しいことにバンバン取り組む。意味のわからない範囲で「これもできる、あれもできる」をやる。そういうのが、人一倍気になるし、好きなんだと思います。まあ、そういう人ですかね、ぼくは。 そんな2回目でした。今回も、最初の質問だけ決めて、つらつら喋った回。しかも雨の中で録ってみたので、ちゃんと音が入ってるかは、ぼくもこれから楽しみに聞いてみます。 この番組は、ドライブのとなりとか、散歩の隣とか、その距離で、一問一答みたいに聞いてもらえたらと思っています。もし「また聞いてやってもいいぞ」と思ってもらえたら、フォローや、SpotifyやApple Podcastの星5レビューもしてもらえると、めっちゃ嬉しいです。 感想やお題も、いつかお便りフォームを用意するので、その時はぜひ。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #02.「2つやってる人」が、昔からたまらなく好きで
  7. Jun 22

    #01.嫌いなものから、自分のポリシーが見えてくる

    ネット記事とか、見ます? おもしろそう、と思ってタイトルをタップする。でも本文にたどり着く前に、そっ閉じ。ぼくはこれ、95%くらいの確率でやってます。気づいたら違うページにいて、「さっきの記事どこ行った」みたいな。別のタイトルに惹かれたわけじゃなくて、広告を消そうとして広告を押してる。消したと思ったら、また別の広告を押してる。 もう、そのレベルじゃないですか。多くのウェブメディアって。 中身がどうこうじゃないんです。仕組みとして、もう終わりかけてる気がする。そして、あれだけは絶対にやりたくないな、と思うんですよね。 悪いのは、たぶん人じゃない これってたぶん、構造の問題で。 何を資源にして、どんな目標値やKPIを置いて運営するか。「ペイさせる」を突き詰めると、”今はあれが最適”という状態に、どうしてもなってしまう。 人の性格や人となりが、環境にけっこう左右される——みたいな話に近い気がします。あんまり好きじゃない考え方なんだけど、たぶん本当で。ビジネスモデルやKPIによって、もとはめちゃくちゃ善人だった人が、だんだん善悪の線を動かしていく。プロダクトの企画をしていても、数字を負わされるうちに、気づけば”悪”のほうに手が伸びてしまう。 「悪」と言い切るのはちょっとあれですけど。ぼくは詳しくないので慎重に言いますが、環境要因って、やっぱりすごく大きいと思うんです。 課金も、同じ匂いがする 似た話で、課金。たまにめちゃくちゃ炎上してるの、見ません?最近だとDAZN。 DAZNって、ある面では救世主でもあって。ぼく、テレ朝の「やべっちFC」が10年以上好きだったんですけど、地上波で続けるのが難しくなったとき、ほぼ同じ番組がDAZNで観られるようになった。放映権も、めちゃめちゃ獲得して。 なんだけど、課金で炎上した。安くお得に見せて、実は年間契約で違約金、とか、何ヶ月以上使わないと、とか。昔の携帯もそうだったかもしれないけど、ああいう”邪悪な契約”って、わりと横行していて。しかも、悪いことになっていないことが多い。キャリアの契約も、Wi-Fiも、モバイルWi-Fiも——一時期、ほぼ全部そんな感じだったり。あの辺、ほんと好きじゃないんですよね。 で、ぼくは何をやってるか ……はい、ひたすら「好きじゃない話」をしてしまいました。 人も物も、「嫌い」っていうと敵対みたいだけど、そうじゃなくて。あくまでぼくのポリシーとして「好きじゃない」。それだけの話です。 ぼくは会社員の頃も含めて10年以上、ウェブサービスやアプリの企画・開発マネジメントをやってきて、今はコエノマやPodmateを作っています。で、これをどう作るか、というところに、さっきの”好きじゃない”がそのまま出ていて。「この嫌いな部分は、絶対にやらない」を、気持ちとしてもやるし、仕組みとしてもやる。 その話は、またおいおい。 そんな初回でした。メモもなしに、一言目だけ決めて走り出した回。 この番組は、ドライブのとなりとか、散歩の隣とか、カフェで向かいくらいの距離で聞いてもらえたら、と思っています。これからちょくちょく、不定期で。 ぜひ、よろしくお願いします。ではでは、また。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit utoc11.substack.com

    #01.嫌いなものから、自分のポリシーが見えてくる

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