🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸470:「肩を落とす」「肩を貸す」など、“肩を”を使った日本語表現5つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

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【台本/Script】

今日は「肩を」を使った日本語をご紹介します。「肩」は体の中の一つの部分ですが、日本語では気持ちや行動を表すときにも使われます。「がっかりする」「助ける」「味方になる」など、いろいろな意味になります。今日もやさしい日本語でわかりやすく説明していきます。

こんにちは。今日は10月13日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

さて、まず1つ目は「肩を落とす」です。これは、がっかりしたときや、元気がないときに使う表現です。たとえば、「結果が悪くて、肩を落とした」のように使います。肩の力がなくなって、腕が下にさがっている樣子を表します。

2つ目は「肩を貸す」です。これは、人を助けるときに使う表現です。たとえば、「引っ越しをする友だちに肩を貸した」というと、荷物を運ぶのを手伝ってあげたという意味になります。昔、重いものを運ぶときに、肩を使って手伝ったことから生まれた言葉です。

3つ目は「肩を並べる」です。これは、誰かといっしょに並んで歩いている樣子を表します。そしてもう一つ、「同じくらいの立場や地位」という意味もあります。たとえば、「小さなお店だけど、大きなお店と肩を並べるほど人気がある」と言うと、大きなお店と同じくらい、お客さんが来るという意味です。また、スポーツの世界でも使われます。「田中選手が鈴木選手と肩を並べた」というと、田中選手ががんばって、鈴木選手と同じくらいの成績や評価をもらえるようになったということです。

4つ目は「肩を持つ」です。これは、誰かの味方をするという意味です。たとえば、「お母さんはいつも弟の肩を持つ」と言うと、何か問題やけんかがあったときに、お母さんはいつも弟の味方をしていることがわかります。

最後は「肩を入れる」です。これは、強く応援することです。たとえば、「父はずっと田中選手に肩を入れている」と言うと、お父さんがずっと田中選手のことを強く応援していることがわかります。

今日は「肩を」を使った日本語の表現をご紹介しました。意味を知っていると、ドラマや会話で出てきたときに、すぐに理解できますね。ぜひ、使ってみてください。

では、ここで問題です!

「肩を持った」という表現は、どんな意味でしょうか?

1. 誰かの味方になった

2. 強く応援した

3. 同じくらいの力を持った

もう一度、問題を言います。答えは「1. 誰かの味方になった」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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