方言ニュース

プロ野球春季キャンプ経済効果は過去最高の 224億2100万円

2025年9月17日(水)

琉球新報の記事から紹介します。

担当は上地和夫さんです。


りゅうぎん総合研究所は9日、
今年2月に県内で開催された

プロ野球春季キャンプの経済効果が

前の年に比べて26・0%増加し

過去最高の224億2100万円だったと発表しました。
過去最高の更新は2年連続です。

キャンプ期間中の延べ観客数は

およそ43万9千人で、

このうち県外客が12万人と過去最多で、

多くの消費を喚起したほか

千葉ロッテがキャンプを行う

糸満市の屋内運動場建設、

阪神2軍がキャンプを張る

うるま市のサブグラウンドの全面改修など
施設整備費用が大幅に増加したことなどが

経済効果を押し上げました。

キャンプ関連の直接支出額は

宿泊費が48億7100万円と最も多く、

次いで飲食費が31億800万円、

土産品・グッズ購入が

24億6200万円と続きました。

りゅうぎん総研の
我謝(がじゃ)和紀(かずき)上席研究員は、

設備強化や消費行動の促進、

交通問題の解消の3点を提言した上で

「1人当たり消費額を伸ばすことが

経済効果拡大につながる。

県外客の滞在日数増加や近隣観光施設への

誘客などの取り組みが重要になる」と
指摘しました。           (了)