10本のエピソード

中国の三弦が沖縄経由で日本に渡ったもので、三絃とも呼ばれる。 その名の通り3弦で、中国や沖縄では蛇皮が張られていたが、日本本土では猫や犬の皮が用いられている。 日本で使われたのは近世になってからであるが、歌舞伎や人形芝居などの劇場音楽から、座敷での歌の伴奏、各地の民謡など幅広く愛好されている。

ジャンルによって細棹から太棹までさまざまな規格のものがあり、バチや駒の形も多様である。 弦を弾く際にはバチを皮を打ち付けるようにし、弦が棹の表面に軽く接触して、サワリというびりついたような余韻が生まれるのも特徴である。 調弦法も多様で、下から完全四度と完全五度を組み合わせた「本調子」を基本に、二の糸を一音上げた「二上り」、三の糸を一音下げた「三下り」などがある。

なお、基準音は歌い手や他の楽器に合わせて自由に設定できるが、h (シ) からd (レ) の間から選ばれるのが普通であり、五線譜では実音にかかわらず、hを基音にすることも多い。

伝統音楽デジタルライブラリー:「三味線‪」‬ 洗足学園音楽大学

    • 音楽
    • 3.8 • 6件の評価

中国の三弦が沖縄経由で日本に渡ったもので、三絃とも呼ばれる。 その名の通り3弦で、中国や沖縄では蛇皮が張られていたが、日本本土では猫や犬の皮が用いられている。 日本で使われたのは近世になってからであるが、歌舞伎や人形芝居などの劇場音楽から、座敷での歌の伴奏、各地の民謡など幅広く愛好されている。

ジャンルによって細棹から太棹までさまざまな規格のものがあり、バチや駒の形も多様である。 弦を弾く際にはバチを皮を打ち付けるようにし、弦が棹の表面に軽く接触して、サワリというびりついたような余韻が生まれるのも特徴である。 調弦法も多様で、下から完全四度と完全五度を組み合わせた「本調子」を基本に、二の糸を一音上げた「二上り」、三の糸を一音下げた「三下り」などがある。

なお、基準音は歌い手や他の楽器に合わせて自由に設定できるが、h (シ) からd (レ) の間から選ばれるのが普通であり、五線譜では実音にかかわらず、hを基音にすることも多い。

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    小話:1.三味線の組み立て

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    小話:2.三味線のいろいろ

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    小話:3.サワリの話

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    小話:4.三味線の調弦

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    小話:5.三味線のいろいろな弾き方

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    小話:6.三味線の特徴的なリズム

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カスタマーレビュー

3.8/5
6件の評価

6件の評価

Kumagoroo1

iTunes U に三味線があったとは驚きです

長唄があれば申し分ないのですが、容量的に無理でしょうか。

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