観光経済新聞

【専門紙誌5社共同企画】各紙誌の視点で見る「若者による地方創生」 観光経済新聞 「紅茶」で街を活性化 にぎわい復活へ地元で起業

「各紙誌の視点で見る「若者による地方創生」 観光経済新聞 「紅茶」で街を活性化 にぎわい復活へ地元で起業」 栃木県宇都宮市の「オリオン通り商店街」。かつて多くの買い物客らでにぎわったこの商店街はいつしか「シャッター街」と呼ばれ、人通りの少ない寂れた街になっていた。そんな場所に2006年、地元出身の青年、根本泰昌氏が紅茶専門店「Y’s tea(ワイズティー)」を開業。街に変化をもたらした。 根本氏は大学進学を機に宇都宮から上京。卒業後、1997年に大手医薬品メーカーの大塚製薬に就職し、「カロリーメイト」の商品責任者を務めるなど日々充実した会社員生活を過ごしていた。