観光経済新聞

岡山県のメーカー各社、「産業芸術祭」を来年秋に初開催 参画企業が旅行会社などに概要説明

「岡山県のメーカー各社、「産業芸術祭」を来年秋に初開催 参画企業が旅行会社などに概要説明」 岡山県は10月23日、「晴れの国おかやま 観光プレゼンテーション2025」を東京都内で開いた。説明会終盤には、大型備蓄電池の製造・販売を手掛けるパワーエックス(岡山県玉野市)の伊藤正裕社長が登壇。他の地元企業と共に産業を「アート」に見立てて展示する「瀬戸内産業芸術祭」を来年秋に開催すると発表した。 瀬戸内産業芸術祭は、観光庁の「地域・日本の新たなレガシー形成事業」に採択されたプロジェクトで、アートを回遊しながら観光資源に触れる従来の芸術祭と異なり、産業(ものづくり)をアートと融合させ、「分散型美術館」として地場産業に触れてもらうというもの。バスで展示施設(地元企業や工場など)を回遊するツアー形式で実施する。