組織ラジオ  いまのたかの

Shinichi Takano

マネジメント、組織開発、組織改革のベテランコンサルタントの2人が、理論に走りがちな組織の話題を、現場の実話を交えてギリギリトーク。 実戦経験を、楽しくゆる〜く語り合います。 過去に別の音声メディアで公開していたトークのバックナンバー(#000〜#015)や、それぞれのブログ、noteは「いまのたかの」のホームページをご覧ください。ラジオでは語りきれないところを補足しています。

  1. 3日前

    #252 事業の最重要成功要因(CSF)とKPIは繋がっていますか?

    新たな事業を起こしたとき、その事業の最重要成功要因(Critical Success Factor)を懸命に考えます。実際には走りながら、つまり試行錯誤しながらCSFに辿り着くことが多いでしょう。 そしてそのCSFの達成に向けて自分たちの位置を知るためのメジャーがKPIです。CSFはそもそも“最重要”なのですから、その時点で「選択と集中」が起きています。その最重要なことの達成に向けて自分たちの現在地を知るためのメジャーですから、よく考えられたCSFがあるときのKPIにも「選択と集中」が自然に起き、その数が少ないことが多いのです。 しかし、事業環境が変化したり、事業が成長したり、自分たちが力をつけたりすることによってCSFも変化させなければならないタイミングが来ます。 ところが変化させることを忘れてしまいがち。するといつまでも、もはや事業環境に合わないことを追い続けることになってしまいます。それでは現場の戦術と合わなくなるため、元々のKPIをそのままにあたかも増築を繰り返すようにKPIが増えていきます。そして現場はその全部を追うことは不可能ですから、多くなったKPIから事実上の選択を始めます。この選択と、現在地で本来目指すべきCSFで集中すべき選択との間にズレが生じることがよくあります。 CSFとKPI。時々、振り返ってみることをお勧めします。 この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聴きいただけます。 『組織ラジオ』のバックナンバーは「いまのたかの」を検索!

    17分
  2. 8月6日

    #249 逆説的?「最悪のシナリオ」セッションとは

    ビジョンメイキングのセッションは輝ける未来を考える前向きで明るいセッションであることが多いです。 しかし実は社長の危機感とワークショップに参加している管理職の危機感には根本的な違いがあります。その結果、明るい未来という総論には拍手喝采だけれど、いざそのための具体策を考えたり、現場で実行に移そうとすると、ビジョンが腹落ちしていないことが露見し、結果的にビジョンは成し遂げられません。 そこで今野が発案したのが、管理職に議論してまとめてもらう「最悪のシナリオ」。「私たちがこれまでのまま変わらずに過ごしたら数年後にどうなっていますか?」という問いが原点です。 成功すると管理職が経営者と同じ視点に立って、怠りなく未来に備え、リスクを予見し、手を打つ、すなわちパラダイムシフトが起きて自己改革が進みます。 成功すれば、高く、幅広な成果が期待できますが、ファシリテーションには高い技術と心構えが要求されるセッションです。まずは皆さんご自身が「自分がこのまま変わらなかったら3年後、5年後に最悪はどうなっているだろう」と考えてみる、そしてその最悪のシナリオよりも1段良くなるスモールステップを考えることから始めてみてはいかがでしょうか。 この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聴きいただけます。 『組織ラジオ』のバックナンバーは「いまのたかの」を検索!

    21分
  3. 7月31日

    #248 “いつになく”メンタルが不調のメンバー-「まず理解に徹し、そして理解される」こそが最善の解決策

    “いつになく”元気がない、やる気が感じられないメンバー。マネージャーは「元気を出せ!」「やる気を出せ!」と言ってしまいがちです。 こうした発言に繋がる原因が二つ考えられます。ひとつは、元気がないという現象だけを見て反応してしまっていること。つまりメンバーの声に耳を傾け、理解し、原因を探究していないために起きる事象です。また、マネージャーという役割意識によって、チームの業績を上げるために早く元に戻したいという心理も働いています。しかし、この短期的な視点での対応は事態を悪化させてしまいます。 “いつになく”不調のメンバーへの解決方法のひとつは、現象にとらわれず原因を探究するために、メンバーの声にいつも以上に耳を傾け、掘り下げることです。 もうひとつのコツは、振り返ってみれば自分にも“いつになく”メンタルが不調だった経験があるはず。そのときの自分の状態を思い出してください。そこにはきっとメンバーの状態を理解する手がかりがあります。 これらができれば、共感力が高まります。共感力をベースに適切な対応ができれば、遠回りなようでいて実は早くメンバーが復活できるのです。 これらは『7つの習慣』の教えのひとつ、「まず理解に徹し、そして理解される」の究極の姿なのかもしれません。 この番組はSpotify、ApplePodcastsでお聴きいただけます。 『組織ラジオ』のバックナンバーは「いまのたかの」を検索!

    18分
  4. 7月23日

    #247 覚悟を決めるクローズドクエッション

    コーチングは相手に考えさせること、気づかせることが肝要です。そのために、質問は5W1Hに代表されるオープンクエッションが良いとされています。一方、2人の経験から時にはクローズドクエッションが効果を発揮する場面があります。 それは「覚悟を決める」とき。困難で悩ましい問題であればあるほど、オープンクエッションで考えていると決められなくなるということがあります。 そんなとき、「自分の価値観はこれでいいのか?Yes or No?」「やるのか、やらないのか?Yes or No?」というクローズドクエッションが有効な場合があります。答えが出ないことをあれこれ考えているより、答えが出ないと思ったら、思い切って自分に「Yes or No?」を問いかけてみる。それによって覚悟が決まるのです。覚悟を決めてから考える5W1Hは、覚悟が決まる前とは違う答えが出てきます。 これは自分に対するセルフコーチングだけでなく、1on1で相手に問いかけることも、ビジョンや戦略といった「正解がない」ことについて自他に問いかけることによって腹落ち度がわかることもあります。 考えさせるオープンクエッションとともに、覚悟を決めさせるクローズドクエッションもうまく使いたいものです。 この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聴きいただけます。 『組織ラジオ』のバックナンバーは「いまのたかの」を検索!

    17分
  5. 7月15日

    #246 今野誠一はどうアップデートしてきたのか

    先週の高野の自己アップデートに続き、今週は今野の自己アップデートです。こうして話してみると、アップデートの方法には個性があるのだとわかります。 今野は研修で「人生企画書」を書いてもらうというセッションをやっています。もちろん自分も「人生企画書」を書いています。40歳で初めて書いてから、今までに十数回、「人生企画書」自体をアップデートしてきました。この人生企画書に、そのとき書いたことが、今自分が目指す未来の自分の姿です。 そしてこの姿に近づくために、知識・スキル・マインドをアップデートしてきました。 読書は多読より多度読。これはと思う書籍は何度も読んで本質を掴みます。本以外で学ぶにはプロに学ぶこと。そして学んだことを行動に置き換え、それを1日5分でいいから継続すること。 若き日に師匠が今野に教えてくれたこと。「変化」という二字熟語は「変」と「化」からできている。「小さく変わる」ことを積み重ねていくと、ある日突然「大きく化ける」。とても示唆に富んだ自己アップデートの真髄なのではないでしょうか。 この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聴きいただけます。 『組織ラジオ』のバックナンバーは「いまのたかの」を検索!

    25分
  6. 7月8日

    #245 高野慎一はどうアップデートしてきたのか

    前回のこの番組では、自分をアップデートすることの重要性について語りました。 さて前回のアップデートの話は個人の話でしたから、当然に、私たちに対しても「お前はどうなんだ?」となるよねという話からスタート。自分たちのアップデートも振り返ってみようということになり、今回は不肖高野がエグゼクティブコーチの今野からインタビューされるということになりました。 知識・スキル・マインド、それぞれのアップデートについて質問された高野。高野の場合、知識は教養を身につけること。その中では「教養が仕事にどう役立ったか」という話もしています。スキルについては、必要なスキルは本から学ぶより人から学ぶことが有効で、そのためにお金も時間もかけてすぐに動いたこと。そしてマインドがアップデートしたのは長年勤めたリクルートグループからあえて社風や価値観が全く異なる会社に転職したことによって、自分の中の常識が崩れ去り、視野も価値観も大きく広がったことでした。 果たして、皆さんのお役に立つかどうかはわかりませんが、具体的な例としてお聴きいただければ幸いです。 この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聞きいただけます。 『組織ラジオ』のバックナンバーは「いまのたかの」を検索!

    23分

評価とレビュー

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番組について

マネジメント、組織開発、組織改革のベテランコンサルタントの2人が、理論に走りがちな組織の話題を、現場の実話を交えてギリギリトーク。 実戦経験を、楽しくゆる〜く語り合います。 過去に別の音声メディアで公開していたトークのバックナンバー(#000〜#015)や、それぞれのブログ、noteは「いまのたかの」のホームページをご覧ください。ラジオでは語りきれないところを補足しています。