観光経済新聞

【観光経済新聞チャンネル】強み生かし、地域一丸で持続可能な観光地づくりを 奈良県ビジターズビューロー専務理事の竹田博康氏が講演

「強み生かし、地域一丸で持続可能な観光地づくりを 奈良県ビジターズビューロー専務理事の竹田博康氏が講演」 観光経済新聞社は9月18日、観光業界の識者を招いてのオンラインセミナー「観光経済新聞チャンネル」の第44回配信を行った。奈良県ビジターズビューロー専務理事の竹田博康氏を招き、「これからの観光はどうあるべきか~奈良を題材にした考察~」をテーマに講演した。 竹田氏は奈良県の観光の現状について、「安い・浅い・狭い」という三つの弱点に言及。全国で世界遺産認定数1位、国宝・重要文化財3位というポテンシャルを誇りながら、観光客の周遊が奈良公園を中心とした狭いエリアで終始してしまうため、インバウンド数は全国トップクラスにも関わらず、観光消費額や宿泊客数が非常に少ないと指摘した。