聴き湯! - 浴場的文化混淆トークラジオ

【#10】守るために、攻めるのだ|ゲスト:やなはらそにさん×山本智祐さん[後編]

別府・北浜で飲食店を経営する、やなはらそにさんと山本智裕さんをゲストに迎えた後編。自らのお店で独立意欲のある若い学生やスタッフを積極的に雇い、経営のノウハウから飲食哲学まですべてオープンにさらけ出す姿勢を貫くお二人。次代を担う彼らを積極的にサポートする、その真意とは? また「飲食店はつくり手と消費者のつなぎ手である」という共通したスタンスから、コロナ禍で取り組んださまざまなトライについて共有します。まちのポテンシャルを高め続けるお二人が、その先に見据える未来とは。対談を通して探っていきます。

・APUができる前とできた後──別府と学生

・オープンネスと「じゃあ、やってみな?」の姿勢

・九州の地酒を守るために、攻める!

・媒介としてのラーメンと酒

・目指せ、流しのキムチ職人!?

ゲスト|

やなはらそにさん

東京都出身。幼少期に別府へ移り住み、その後、各地を転々とする。大学卒業後に別府へ戻り、2019年に「Beppu Sake Stand 巡」をオープン。現在は同じく別府市内にグランピングカフェバー「​​​​​​​​entrance cafe FIKA」、蒸留酒とコーヒーがコンセプトのバー「Beppu Spirits Bar LAMP」の3店舗を運営する。

山本智裕さん

やまもと・ともひろ/大分県別府市出身。大学卒業後、福岡市内の人気ラーメン店に入社。ラーメンづくりや経営について学んだのち別府へ戻り、2020年にラーメン店「Noodle Factory LIFE」​​をオープン。地元食材にこだわりながら、「ジビエラーメン」など型破りなメニュー開発と味を追求する。2021年には台湾飲茶の飲み屋「府灣飯店」をオープン。