#18『外地の三人姉妹』ゲスト:ソン・ギウンさん、多田淳之介さん

長塚圭史がお届けするWEBラジオ RADIO KAAT

KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督の長塚圭史が毎回素敵なゲストをお迎えし、主催公演の裏話や見どころをお聞きするRADIO KAAT。

第18回目となる今回は、11月29日(水)から大スタジオにて上演される『外地の三人姉妹』から翻案・脚本のソン・ギウンさん、演出の多田淳之介さんをお迎えし、コロナ禍での国際共同制作となった初演について、長塚が興味津々の日韓でのクリエーションや、韓国の演劇界についてなどお話をお伺いしました。
ぜひお楽しみください。

【エピソード目次】
0:00 オープニング
5:05 コロナ禍の渦中で行われた『外地の三人姉妹』初演
11:41 韓国のリーディング公演
14:55 初演を経ての課題と、再演に向けての改訂の焦点
22:18 『가모메 カルメギ』から始まったチェーホフを原案として、日韓両国を描くクリエーション
27:37 多田さんが韓国の方々とクリエーションする際に感じること
33:10 ギウンさんが日本の演劇に関心を持ったきっかけ
37:59 日韓のクリエーションでの違い
40:30 韓国の演劇界について
44:22 お客様へのメッセージ
47:08 エンディング
【公演情報】 KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ
『外地の三人姉妹』
もう帰ろう、内地に。東京に……。
チェーホフ『三人姉妹』の翻案を通して、日韓の歴史を見つめる話題作。
3年ぶり待望の再演。
日時:2023/11/29(水)~2023/12/10(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
料金:一般5,500円、神奈川県民割引 4,900円、U24チケット(24歳以下) 2,750円、高校生以下 1,000円、シルバー割引(満65歳以上) 5,000円
シーズンチケット<後期>(一般のみ):14,100円

原作:アントン・チェーホフ『三人姉妹』 
翻案・脚本:ソン・ギウン 
演出:多田淳之介 
翻訳:石川樹里

出演:
伊東沙保 李そじん 亀島一徳 原田つむぎ アン・タジョン 夏目慎也 
佐藤誓 大竹直 田中佑弥 波佐谷聡 松﨑義邦 
イ・ソンウォン 佐山和泉 鄭亜美

【あらすじ】
1930年代、朝鮮半島の北部にある日本軍が駐屯している都市、亡くなった将校の息子と三人姉妹が住んでいる屋敷。息子は朝鮮の女性と結婚し、姉妹はいつか故郷である東京に戻ることを夢見ている。戦争へ向かう帝国軍人達の描く未来像、交差する朝鮮人の想い、姉妹達の日本への望郷の想いとは…。

【ゲスト】
『外地の三人姉妹』翻案・脚本:ソン・ギウン 
劇作家、演出家、第12言語演劇スタジオ芸術監督、ソウル芸術大学教授。1999年東京外国語大学に一年間交換留学の際に日本語を学び、その後は平田オリザの戯曲などの翻訳、野田秀樹作・演出の『半神』(2014)、平田オリザとの共同台本・演出での『新・冒険王』(2015)など、日本演劇との交流と合作にも関わっている。2013年にはドゥサン・ヨンガン芸術賞・公演芸術 部門、今日の若い芸術家賞(文化観光体育長官賞)・演劇 部門 受賞。2013年『多情という名の病』を第20回BeSeTo演劇祭招聘作品として、東京の新国立劇場小劇場で上演。2017年に約10年間にわたって手掛けた「小説家クボ氏」四部作を完成させるなど

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