Light My Way(すべての体験を価値に変えよう)

ライト・マイ・ウェイ

人生の途中で視覚に障害を持つことになった還暦のおっちゃんと二児の子育てママが、現実を受けとめ、自分の人生を歩き直す。 この番組は、大阪の盲学校で出会った“おとなの学生”たちの日常を通して、「見えにくくなっても、人生は”おもろい!”」という現実を伝えます。 不安を抱えながらも、学び、出合い、体験、を通じて前に進む日々。 これは「人生の再出発」の物語です。

  1. 22時間前

    視覚障害者のチャットGPT勉強法

    過去問を、耳で聞いて覚えやすいメモに変える。書きたいことを、読み手に伝わる順番に並べ直す。おのは、日々の勉強や文章の仕事で、ChatGPTをこんなふうに使っています。 第30回の「Light My Way」は、前期のテストを終えた二人が、身近になったAIについて話します。どんなことを頼み、返ってきた内容をどう使うのか。実際の勉強と仕事の場面から、その使い方をたどります。 テスト勉強では、まず授業で使った過去問を読み込んでもらいます。問題を項目ごとに整理し、覚えておきたい要点をまとめる。それを読み上げで聞きやすい形に整え、繰り返し耳で覚えていきます。文字を追うのが難しくても、自分が取り組みやすい教材に変えられる。そこが助かるところです。 文章を書く仕事では、調べ物や構成づくりに使います。伝えたいことをメモにして、どこから書けばよいかを考える。書いた文章を、決めている型に沿って組み替えてもらうこともあります。返ってきた文章を読み、自分の言葉で手を入れていく時間も欠かせません。 この番組の台本づくりにも、同じ工夫がつながっています。話したいことを整理しておくと、しらかわの問いかけから、体験や思いが自然に出てくる。自分に合う使い方を探してきた、おのの日常をお届けします。 NavigatorおのやすなりしらかわじゅんこProduction COMIMAScript Ono Yasunari公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  2. 10月13日

    あんま師デビュー 一般の方を施術しました

    人の身体に触れる責任は、手を動かす前から始まっていました。初めて一般の方にあん摩や指圧をした日。練習だけでは気づかなかった難しさを、おのとしらかわが振り返ります。 第29回の「Light My Way」は、敬老の日に学校で行われた特別施術のお話です。これまでは、同級生や先生を相手に練習してきた二人。今回は、学校の外から来られた方を迎えます。 まず戸惑ったのは、施術前に症状を聞く問診でした。相手の話を聞きながら、次は何を尋ねようかと考える。聞いたことを、どう施術につなげればよいのか。身体に触れる前にも、考えることがいくつもありました。 施術が始まると、手の力加減や声のかけ方が気になります。相手の反応を受け止めながら、一つずつ進めていく。終わってほっとした後には、身体の状態の確認とカルテの記入が待っていました。 何を聞き、何を考え、どう施術したのか。書き残そうとすると、自分の課題も見えてきます。できたことも、迷ったことも、次の学びにつながっていく。身体を預けてくださった方への感謝とともに、臨床実習へ向かう二人の率直な気持ちをお届けします。 NavigatorおのやすなりしらかわじゅんこProduction COMIMAScript Ono Yasunari公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  3. 10月6日

    視覚障害者向けの展示会に行ってきました

    便利な道具が登場するのを、ただ待っているだけでよいのでしょうか。 今回の「Light My Way」は、視覚障害者向けの用具やサービスが集まる「ライトハウス展」を訪れた体験から始まります。 会場には、想像していた以上に多くの人が訪れていました。年齢も見え方もさまざまです。それだけ多くの人が、自分の生活を助ける道具や方法を探している。その光景から、視覚に悩みを抱える人の多さをあらためて感じます。 展示されていたのは、歩行を助ける案内装置、文字を拡大したり音声で読んだりする読書器、まぶしさを抑える遮光レンズなど。点字や音声の本を利用できる「サピエ図書館」の専用機器にも触れました。 どれも生活を支える大切な道具です。しかし正直に言えば、驚くほどの進歩を感じる製品には出会えませんでした。必要とする人が限られるため、開発費を回収しにくく、価格も高くなりやすい。必要性の高さだけでは、製品が生まれにくい現実があります。 だからこそ、当事者が日々の困りごとを外へ伝えることが必要なのかもしれません。使いにくさを一番よく知っているのは、実際に使う人です。 一人の「困った」という声が、新しい技術の出発点になる。そして、その工夫が、やがて多くの人の便利さにつながることもある。ライトハウス展を通して感じた、当事者から発信することの大切さについて語ります。 Navigatorおのやすなりしらかわじゅんこ Production COMIMAScript Ono Yasunari 公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892 公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  4. 9月29日

    目が悪くても美術館は好き

    絵を見るとは、細かな部分まではっきり見えることなのでしょうか。 今回の「Light My Way」のテーマは、「見えなくなっても、美術館へ行く理由」です。 しらかわが好きなのは、フェルメール。大阪で作品を見られる機会を楽しみにする一方、今の見え方で何を感じられるのだろうという思いもあります。 おのも、昔から美術館が好きでした。子どもの頃、家にあった画集で見た絵と、美術館で初めて出会ったときの不思議な感覚。 作者や作品名を知らなくても、なぜか目の前から離れられない絵。何百年も前の画家が見た風景や人物を想像すると、時代や国を越えて、その人と向き合っているように感じました。 ニューヨークのメトロポリタン美術館では、有名な絵の前に座り、先生の話を聞く子どもたちの姿を目にします。美術が暮らしや教育の近くにある光景が、心に残りました。 視覚障害が進んでからも、おのは美術館へ通いました。細部は見えなくても、本物の作品の前に立つ時間が好きだったからです。 ただ、絵に近づこうとして、知らないうちに境界線を越えてしまったこともあり頻繁に注意絵お受けます。作品を守る必要は分かっていても、伝え方によって受け取る気持ちは変わります。嫌な気持ちになることが多くなりました。 詳しい知識がなくても、見え方が変わっても、その人なりに絵と向き合うことはできる。見えるものが少なくなった今、美術館で感じられるものについて語ります。 Navigatorおのやすなりしらかわじゅんこ Production COMIMAScript Ono Yasunari 公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892 公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  5. 9月22日

    人前で食事をすrのが怖くなった理由

    食事のおいしさは、料理だけで決まるものではありません。誰と、どのような時間を過ごすのか。それも大切な味の一つです。 今回の「Light My Way」のテーマは、「視覚障害者の食事」です。 おのは今も外食が好きで、妻とは食べ歩きを楽しんでいます。以前は、立ち飲み屋へ一人でふらりと入ることもありました。 しかし、視力が低下してからは、一人で店に入ることも、大勢の飲み会に参加することも、ほとんどなくなりました。 メニューの文字や料理の写真が見えない。注文した料理が運ばれても、皿の位置や盛りつけが分からない。取り分ける料理では、どこに何があるのかを誰かに教えてもらう必要があります。 それ以上に気になるのが、食べこぼしや姿勢です。料理を見ようとすると顔が皿に近づき、うまく食べられない姿を周囲に見られているように感じる。楽しいはずの食事が、緊張する時間になることもあります。 そんなおのが選ぶようになったのが、一対一の「サシ飲み」です。見えないことや、必要な手助けを最初に伝えやすい。そして、目の前の一人と、ゆっくり深い話ができます。 以前と同じ付き合い方に戻るのではなく、今の自分が安心できる形を選ぶ。料理が見えなくても、会話の中身は見失わない。一番のごちそうとは何なのかを、二人で静かに考えます。 Navigatorおのやすなりしらかわじゅんこ Production COMIMAScript Ono Yasunari 公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892 公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  6. 9月15日

    正気の沙汰か? 視覚障害者だけのドライブツアー!

    できなくなったことも、やり方や環境を変えれば、もう一度体験できるかもしれません。 今回の「Light My Way」のテーマは、「視覚障害と運転免許」です。 おのは、かつて車と中型バイクのゴールド免許を持っていました。しかし、視力が低下してからは、免許証も身分証明書として使うだけに。4年前、更新せずに失効させました。そのときは、もう二度とハンドルを握ることはないと思っていました。 ところが最近、視覚障害者が車を運転する宿泊ツアーの存在を知ります。教習所を借り切り、指導員が同乗する安全な環境で、参加者が教習コースを運転するというのです。 おの自身は、今すぐ運転したいと強く思っているわけではありません。それでも、ハンドルを握り、アクセルを踏み、車やバイクで走っていた頃の感覚は、今も記憶に残っています。 しらかわの家族ドライブや、おのが運転をやめてから変わった外出の話も交えながら、「移動すること」と「運転すること」の違いを見つめます。 視覚障害者だから運転できない。それで終わらせず、どうすれば体験できるのかを考えた人たちがいる。 できないことを、無理にできると言う必要はありません。ただ、環境を整えることで、閉じたはずの扉がもう一度開くこともある。そんな可能性について語ります。 Navigatorおのやすなりしらかわじゅんこ Production COMIMAScript Ono Yasunari 公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892 公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  7. 9月8日

    厭離なようで超絶不便な日本のトイレ

    世の中が便利になるほど、誰にとっても使いやすくなっているのでしょうか。 今回の「Light My Way」は、「視覚障害者あるある」をテーマにした、おのの小さなぼやきから始まります。 外出先のトイレで、用を足したあとに水の流し方が分からない。手探りでボタンを押したら、流れたのは水ではなく「川のせせらぎ」の音。服はびしょびしょになるし、駅員さんや看護師さんが飛んでくることもある、 水を流すボタンは一体どれ? 家に帰れば、液晶画面の見えないエアコンのリモコン。電話がかかってきても、思うように出られないスマホ。コンビニや病院では、画面を見ることを前提としたタッチパネルが待っています。 見える人にとっては便利な機能も、見えない人には操作の手がかりがありません。押せるかどうかだけでなく、押した結果も分からないのです。 一方で、自分には使えないと思っていたATMを、全盲の先生に教わり、操作できたという体験もありました。「見えないからできない」のではなく、別の方法を知らなかっただけのこともあります。 新しい技術を否定したいわけではありません。ただ、便利と使いやすさは、本当に同じなのか。笑いを交えながら、毎日の身近な道具を見つめ直します。 とりあえず、トイレの水くらいは迷わず流したい。そんな素朴な願いの奥に、静かな気づきが残る回です。 Navigatorおのやすなりしらかわじゅんこ Production COMIMAScript Ono Yasunari 公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892 公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

  8. 9月1日

    障害年金の申請は、社会保険労務士に頼むべきか?

    障害年金は、必要になって初めて、その仕組みの複雑さに気づく制度なのかもしれません。 名前は知っていても、障害者手帳との違いは何か。働いて収入があっても受け取れるのか。申請には、どのような準備が必要なのか。分からないことは少なくありません。 今回の「Light My Way」では、これから障害年金の申請を考えている、しらかわ。そして、すでに申請を経験した、おの。それぞれの立場から、制度の基本と申請への思いを語ります。 おのの申請では、視覚障害に複数の病気が関係していたため、約45年前までさかのぼって受診歴を調べる必要がありました。最初は自分で手続きをするつもりでしたが、病歴を整理する難しさを感じ、社会保険労務士に依頼します。 一方、しらかわは、病状が進んだことで申請を考え始めました。制度を知ることと、自分が申請すること。その間には、思っていた以上の距離があります。 自分で申請するのか、専門家に相談するのか。答えは人によって違います。大切なのは、まず制度の存在を知り、必要になったときの選択肢を持っておくこと。誰かの体験が、これから一歩を踏み出す人の小さな道しるべになる。そんなお話です。 Navigatorおのやすなりしらかわじゅんこ Production COMIMAScript Ono Yasunari 公式noteマガジンhttps://note.com/spaonocyann/m/mc60523b19892 公式Xhttps://x.com/sinkuyusi29879

評価とレビュー

5
5段階評価中
3件の評価

番組について

人生の途中で視覚に障害を持つことになった還暦のおっちゃんと二児の子育てママが、現実を受けとめ、自分の人生を歩き直す。 この番組は、大阪の盲学校で出会った“おとなの学生”たちの日常を通して、「見えにくくなっても、人生は”おもろい!”」という現実を伝えます。 不安を抱えながらも、学び、出合い、体験、を通じて前に進む日々。 これは「人生の再出発」の物語です。

その他のおすすめ