The Update

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「え? 今その業界ってそんなことになってるの!?」 誰も知らない現場の変化に触れたとき、 私たちの「常識」は心地よく裏切られます。 Podcast『The Update』は、研究者、企業人、行政担当者など、 最前線を走るゲストのリアルな話を通じて、 社会の“いま”に触れるトークシリーズです。 案内役は、リバネスナレッジの川崎佑治。 大切にしているのは、雑談や寄り道、試行錯誤といった 「人間らしいプロセス」。 それらこそが、未来のアイデアの種になるからです。 私たちのビジョンは「DANCE, UNLEASHED」。 疲れた頭にはオアシスを、挑戦する心には火種を。 知が巡り、世界が広がる時間へようこそ。

  1. 4d ago

    コケで水をきれいに、金属を資源に。コケ博士が語る小さな植物の可能性 with 株式会社ジャパンモスファクトリー 井藤賀操 Part2

    コケを社会に役立てる仕事は、どう始まったのでしょうか。株式会社ジャパンモスファクトリーの「コケ博士」、井藤賀操さんに、研究と事業の間を歩んできた道のりを伺います。 Part2では、屋上緑化用のスナゴケを大量に育てる仕事から、植物による環境修復の研究を経て、理化学研究所へ。焼却灰から溶け出す重金属を調べる中で、コケを詰めた筒を通すと鉛が減ることに気づきます。その発見は、企業との共同研究、金や白金などの貴金属回収へと広がっていきました。後半は、大型研究施設でコケを調べる面白さと、研究費を獲得しながら成果を社会へ届ける研究所の日常へ。小さな植物を知ることが、思いがけない仕事につながる「コケ人生」の続きです。 ・ビニールハウスをスナゴケでいっぱいにする、大量栽培の仕事 ・乾かして細かくしたコケが、再び増える仕組み ・緑化マットをつくる技術と、事業として利益を生む難しさ ・植物で環境を修復する研究から、理化学研究所へ ・アルカリ性の環境で生きられるコケが、研究の突破口に ・コケを詰めた筒を通すと、なぜ鉛が減るのか ・鉛の吸着から、金・白金などの貴金属回収へ ・吸着の仕組みを解き明かす基礎研究と、応用研究の行き来 ・NMR、重イオンビーム、SPring-8で広がるコケ研究 ・論文・特許・研究費――研究所では何を目指して働くのか ・研究センターの再編を通じて、研究をつなぐ仕組み 【ゲストプロフィール】 井藤賀操さんは博士(理学)。2002年に広島大学大学院理学研究科博士課程を修了し、理化学研究所で応用コケ植物学の研究に取り組みました。ヒョウタンゴケの原糸体を培養し、金属を吸着する性質を水質浄化や金属資源の回収に生かす研究を続け、2019年に株式会社ジャパンモスファクトリーを設立。研究成果を環境改善素材やフィルターとして社会で活用することに挑戦しています。

    コケで水をきれいに、金属を資源に。コケ博士が語る小さな植物の可能性 with 株式会社ジャパンモスファクトリー 井藤賀操 Part2
  2. Oct 20

    コケで水をきれいに、金属を資源に。コケ博士が語る小さな植物の可能性 with 株式会社ジャパンモスファクトリー 井藤賀操 Part1

    道端や庭の片隅で見かけるコケ。その小さな植物が、水をきれいにし、金などの資源を回収する素材になるとしたら? 今回のゲストは、株式会社ジャパンモスファクトリーの「コケ博士」、井藤賀操さん。コケが金属を吸着する性質を生かし、水質浄化と金属資源の回収に取り組んでいます。技術の鍵になるのは、私たちが普段目にする葉や茎の姿になる前の、糸状の「原糸体」です。 Part1では、コケを「栽培」ではなく「培養」する理由から、金属を吸着する仕組み、大学での研究との出会い、屋上緑化の事業に携わるまでを伺います。身近なのに、よく知らないコケの世界。博士の話を聞くと、いつもの道端も少し違って見えてくるかもしれません。 ・CMOは「チーフ・モス・オフィサー」。コケの会社は何をする? ・見慣れたコケになる一歩手前、「原糸体」とは ・金属がある環境でも生きられるコケの仕組み ・水質浄化と資源回収につながる、金属の吸着能力 ・大学での出会いから始まった「コケ人生」 ・分類や進化の研究から、コケを社会に役立てる仕事へ 【ゲストプロフィール】 井藤賀操さんは博士(理学)。2002年に広島大学大学院理学研究科博士課程を修了し、理化学研究所で応用コケ植物学の研究に取り組みました。ヒョウタンゴケの原糸体を培養し、金属を吸着する性質を水質浄化や金属資源の回収に生かす研究を続け、2019年に株式会社ジャパンモスファクトリーを設立。研究成果を環境改善素材やフィルターとして社会で活用することに挑戦しています。

    コケで水をきれいに、金属を資源に。コケ博士が語る小さな植物の可能性 with 株式会社ジャパンモスファクトリー 井藤賀操 Part1
  3. Sep 30

    AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part3

    北海道でブロッコリーやネギ、大豆などを育てる農家、とみやすさんを訪ねました。Part3では、ChatGPTやCodexを使った農場の試行錯誤がOpenAIの映像に取り上げられるまでと、その後に世界の農家から届いた反響をたどります。小型ドローンを使った作物の定点撮影、人手が限られる農場でデータを作業判断に生かす構想へ。天候や病気に追われる日はAIに触れる余裕もない――現場の切実さと、それでも「どう解決するか」を考え続けるとみやすさんの好奇心を聞きます。 ・OpenAI本国の担当者との対話から、ニュースレターでの紹介、公式映像への出演へ ・ハウスの自動巻き上げ機がXで広まり、日本チームにも見つかった経緯 ・映像公開後、農場への訪問や海外からのメッセージが増えた ・高価なスマート農機を買いにくい地域でも、AIをどう使えるか ・「かしめるって何?」から始まった配線の試行錯誤と、画像を見せて学ぶ方法 ・3Dプリンターや電子回路の設計をAIと進める可能性 ・バックパックに入る小型ドローンで、農場の景色を撮る ・決まった地点を自動で飛び、作物の生育を撮影する仕組みを構想中 ・広い農場を中心の5〜6人で回す、人手不足の現実 ・天気や作業記録をもとに、AIが次の作業を提案する農業へ ・病気が出ればAIどころではない、畑の仕事が最優先になる日々 ・厳しさを悲観するより「どう解決するか」へ向かう好奇心

    AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part3
  4. Sep 21

    AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part2

    北海道でブロッコリーやネギ、大豆などを育てる農家、とみやすさんを訪ねました。Part2では、農薬散布ドローンの「速い」と「向かない」の両面から、現場で試して初めてわかることを聞きます。岡山での棚田再生から北海道の大規模農業へ移った経緯、資材高騰や人手不足の中で新しい挑戦を受け入れるチームづくりへ。後半は、とみやすさんが実際のCodex画面を開き、農場のLINEで交わされる作業報告をデータベースへ自動整理する仕組みを見せてくれます。便利な仕組みを一つずつ形にし、現場の信頼をつくる過程を聞きます。 ・高濃度散布なら、ドローンは1ヘクタールを10分ほどで回れる ・縦に伸びる長ネギには薬剤がかかりにくい――作物の形で変わる散布方法 ・1000リットル積めるトラクターと、70リットルのドローンを使い比べてわかったこと ・岡山での棚田再生から、北海道で「稼げる農業」への挑戦へ ・長ネギの規模を前年の約20倍へ――0から1を好むチームの文化 ・輸入資材の高騰と人手不足、年々厳しくなる農業の環境 ・まず使える仕組みをつくると、次の挑戦がしやすくなる ・農場のLINE報告をCloudflare D1に集め、Codexが毎日整理 ・農薬や肥料の作業記録をAirtableへまとめ、必要なときにチャットで確認 ・畑から帰ったあとにパソコンを開きたくない――次はモバイル完結へ ・バズる前に届いたOpenAIからのDMと、農業でのAI活用が見つかった経緯

    AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part2
  5. Sep 13

    AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part1

    北海道でブロッコリーやネギ、大豆などを育てる農家、とみやすさんを訪ねました。農業現場でのAI活用がOpenAIの公式ムービーでも取り上げられ、ご本人も出演しています。Part1では、ビニールハウスの開け閉めをLINEから操作できるようにした、その裏側を聞きます。エンジニア経験も電気工作の経験もないところから、ChatGPTやCodexと相談し、部品選びも配線も一つずつ。後半は、トラクターの通り道にまでネギを植え、ドローンでの農薬散布に挑む話へ。農家の「めんどくさい」を減らす、現場の試行錯誤を聞きます。 ブロッコリー畑を見渡す、元馬小屋のカフェで収録春先こそ気が抜けない、ビニールハウスの温度管理手回しのハンドルから、LINEの「開ける・閉める」ボタンへエンジニア経験なしから、ChatGPTやCodexと仕組みをつくるLINEからCloudflare、ESP32を経由してモーターが動くまで暑さと湿気のあるハウスに、置く機器を増やしたくない「かしめるって何?」から始まった、配線と工具選び検索だけではできなかった――AIと相談しながら進める情報収集自分だけでなく、農場の仲間が使えるようにLINEを選ぶトラクターの通り道にもネギを植え、ドローン散布に挑戦ドローン用の高濃度散布で、運ぶ水を減らす

    AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part1
  6. Sep 3

    イノベーションはどう起こす? with 東洋製罐グループホールディングス 竹内友里 Part3

    東洋製罐グループホールディングスで、2万人の組織にイノベーションが起こる土壌をつくる竹内友里さんをお招きします。Part3では、レトルト殺菌でエビの「プリプリ感」が失われる理由、X線CTで見えた複雑な筋肉構造、約10年後にテレビ局が論文を見つけた経緯を追います。後半は、研究者にとっての日常を外の目で価値に変えるイノベーション推進室の役割と、フード3Dプリンターで食感を再現する未来を考えます。技術を捨てず、必要な人が現れるまで伝え続ける意味を聞きます。 ・3m×5mほどのレトルト装置でも、研究なら缶詰1個から試せる ・高温で筋肉の束がほどけ、「一つずつ噛み切る」感覚が失われる理由 ・エビは約8割が水分、約2割がタンパク質――そのほとんどが筋肉 ・X線CTでエビの複雑な内部構造を壊さずに見る ・前斜筋、中央筋、後斜筋、横断筋という4つの筋群 ・カニの身は一方向に裂けるのに、エビの筋肉は編み物のように絡み合う ・「エビダッシュ」と、加熱しても丸まらせないための隠し包丁 ・2010〜2011年の研究が、約10年後にテレビ局に見つけられた ・研究者には「日常」すぎて、自分の研究の価値に気づけない ・大量のエビを研究した竹内さんと、エビが大好きになった息子さんの「エビの呪い」 ・フード3Dプリンターで筋肉構造を組み直し、プリプリ感を再現できるか ・技術を捨てず、見える場所に置き、必要な人が現れるまで伝え続ける

    イノベーションはどう起こす? with 東洋製罐グループホールディングス 竹内友里 Part3
  7. Aug 26

    イノベーションはどう起こす? with 東洋製罐グループホールディングス 竹内友里 Part2

    東洋製罐グループホールディングスで、2万人の組織にイノベーションが起こる土壌をつくる竹内友里さんをお招きします。Part2では、消臭材「デオリカ」が医療・介護向けシートへ広がるまで、研究所と新規事業の間をつなぐイノベーション推進室の役割、缶の省エネ技術から光学用フィルムが生まれた逆転の発見を追います。後半は竹内さんの原点、エビの「プリプリ感」を守る研究へ。大企業が新しい筋肉を鍛え直す方法と、カニ缶はあるのにエビ缶がない理由を聞きます。 ・魚調理のにおい対策から生まれた「デオリカ」が医療・介護向け消臭シートへ ・包帯の上から巻いてにおいを抑える「シート状」の使い勝手 ・研究所と新規事業推進室の間をつなぐイノベーション推進室 ・いい技術を社会に届ける前に、プロジェクトが道に迷う理由 ・納期と品質を守る筋肉、新規事業をつくる筋肉 ・潤滑剤と洗浄工程を減らすため、缶の金属板に貼ったフィルム ・「無延伸なら光を屈折させない」――顧客が見いだした新しい価値 ・缶の技術から光学用フィルムの新工場・新規事業へ ・「氷結」の開発者が会長、フィルム事業の立役者が社長 ・NHK「ためしてガッテン」にもつながった竹内さんのエビ研究 ・カニ缶はあるのに、なぜエビ缶はない? ・レトルト殺菌で失われるプリプリ感、もそもそになる食感の謎

    イノベーションはどう起こす? with 東洋製罐グループホールディングス 竹内友里 Part2
  8. Aug 18

    イノベーションはどう起こす? with 東洋製罐グループホールディングス 竹内友里 Part1

    東洋製罐グループホールディングスで、2万人の組織にイノベーションが起こる土壌をつくる竹内友里さんをお招きします。Part1では、毎日の暮らしに潜む同社の容器から、7人の推進室が組織を動かす方法、失敗作から生まれた「氷結」のダイヤカット缶、魚のにおいをきっかけに生まれた消臭材料まで。長寿企業の中に眠る「すでにあるイノベーション」を掘り起こします。 紙コップの「巻き終わり」で東洋製罐グループ製を見分けられる?缶の片隅にある楕円形の「CAN」マーク金属、プラスチック、紙、ガラス――暮らしを支える4つの素材2万人のグループに7人で向き合うイノベーション推進室「新規事業をつくる部署」ではなく、起こる組織と人をつくる外向きの発信が、社外の見方と社員の気持ちを変える100年続けてきた改善と顧客との共創こそ、すでにイノベーションだった強度を保つための模様が、なぜ「失敗作」になったのか缶を開けた瞬間に模様が浮き出る――「氷結」ダイヤカット缶の誕生飲み会の買い出しで新人が探す「CAN」マーク電子レンジで魚を焼く容器のにおい問題から生まれた消臭材料「デオリカ」

    イノベーションはどう起こす? with 東洋製罐グループホールディングス 竹内友里 Part1

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