僕たちはどう生きるか?

僕たちはどう生きるか?

小学生の頃、私たちには好きなものがありました。しかし、物心がつくにつれて、「それで稼げるのか」という声が強くなり、自分の心に蓋をし、できるだけ効率的に、従順であろうとするようになりました。 しかし、AIという、わたしたちでは到底太刀打ちできないような、効率的で、従順で、疲れない知性が今生まれつつあります。そのような大きな変化の中で、私たちは自分たちがどう生きるかを、改めて問い直すときが来ていると思います。 だからこそ、このポッドキャストでは、アーティスト、クリエイター、起業家とともに、AIという新しい知性が出てきたこの時代をどう生きるかを、喜びながら、怖がりながら、解き明かしていこうと考えています。

Episodes

  1. Aug 17

    #3:【安田峰俊】ウイグルで1日4回拘束!?大宅賞作家と語り合う「天安門事件から私たちが学べること」と「AI時代に現場へ行く意味」

    今回は、中国ルポライター・紀実作家の安田峰俊さんをお迎えしました。――――――――――――――――――― 8/19刊行 安田峰俊『エンド・オブ・スカーレット 8964リターンズ』 (星海社FICTIONS) https://amzn.asia/d/06DhgS4e ――――――――――――――――――― 新疆ウイグル自治区を取材したときは、わずか1日で4回拘束されたそうです。アサルトライフルを持った男たちに宿へ踏み込まれ、習近平の父親の墓を訪ねた際にも連行された。それでも取材をやめず、ミャンマー国境にある特殊詐欺の街にも自分の足で入っていきます。なぜ、そこまでして現場へ行くのか。危険な場所をどう見極め、どこまで踏み込むのか。まずは、安田さんが実際に経験してきた強烈な取材エピソードから聞きました。続いて伺ったのは、安田さんがライターになるまでの話です。キャリアの始まりは、1文字1円のネットライター。ブラック企業で働いた時期もあり、そこから作家になって大宅壮一ノンフィクション賞を受賞するまで、かなり長い下積みがありました。最初から順調だったわけではないからこそ、これから書く仕事を始めたい人や、今の仕事に迷っている人にも参考になる話がたくさん出てきます。後半では、代表作 「八九六四」と天安門事件について伺いました。天安門事件に参加し、20歳そこそこで社会を変えようとして挫折した人たちは、その後どんな人生を送ったのか。安田さんは当事者を一人ずつ訪ね、事件後の長い時間について聞いてきました。話を聞きながら、これは天安門事件だけの話ではないと思いました。信じていたものが崩れたあと、どうやって生活を立て直すのか。思い描いていた人生にならなかったとき、何を支えに生きるのか。キャリアや将来、この先の生き方に迷っている人にも、ぜひ聴いてほしい話です。最後に話題は、AI時代のライターと専門性へ。スマホを開けば、たいていのことは調べられます。検索結果を読めば概要はつかめるし、AIに聞けばもっともらしい答えも返ってくる。そんな時代に、時間とお金をかけ、ときには危険を冒してまで現地へ行く意味はあるのか。今回、僕たちが安田さんにいちばん聞きたかったことです。特に印象に残ったのは、自分の目で確かめてきた領域だけは、AIより確かに判断できるという話でした。AIに仕事を奪われるかどうかではなく、自分は何を見て、どんな経験を積んできたのか。これから専門性をつくるうえで、かなり大事な視点だと思います。以前のラダック回で話した冒険者という生き方を、安田さんはずっと続けてきたのだと思います。https://open.spotify.com/episode/78EiVB20azRNBLWhSD977j?si=sSo7NruZTu-2ZGJfDyIG-g今回は、こいたくんにもゲストとして参加してもらいました。僕たちは二人とも安田さんの大ファンのため、収録の冒頭はかなり緊張しています。そこから少しずつほぐれていく様子も含めて、ぜひお楽しみください。 こいたくんのnote https://note.com/koitaba_hkd01 ――――――――――――――――――― 📚 安田峰俊さんの本8月19日刊行エンド・オブ・スカーレット 8964リターンズ星海社FICTIONS https://amzn.asia/d/06DhgS4e 大宅壮一ノンフィクション賞と城山三郎賞を受賞した代表作八九六四 完全版 天安門事件から香港デモへ角川新書 https://www.amazon.co.jp/dp/4040823966 ――――――――――――――――――― 🎙 ゲスト 安田峰俊さん やすだ・みねとし 中国ルポライター・紀実作家。1982年滋賀県生まれ。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。中国、香港、台湾を中心に取材・執筆を続け、天安門事件を追った 八九六四 で第50回大宅壮一ノンフィクション賞と第5回城山三郎賞を受賞。 X https://x.com/YSD0118 ――――――――――――――――――― #安田峰俊 #天安門事件 #八九六四 #AI時代 #専門性 #ウイグル #中国 #ルポライター #ライター #作家 #紀実作家 #ノンフィクション #取材 #キャリア #生き方 #教養 #エンドオブスカーレット

  2. Mar 27

    #1:「評価」をせずに、「偶然」を受け入れていく。| インド最北部、ラダックの旅で起業家が感じたこと

    僕たちは今、「評論家」として生きているか。それとも「冒険者」として生きれているのか。インターネットが来てまだ数年、車が走り始めてたった10年しか経っていない、インド最北部・標高3500mにあるチベット仏教の聖地「ラダック」。二人とも別々のタイミングで訪れ、価値観を大きく揺さぶられた場所だ。ネットも繋がらない大自然の中で、旅行代理店との交渉やヒッチハイクで旅程が決まっていく。情報を調べて答え合わせをする、「評論家」のような旅ではなく、偶然を受け入れながら自分で面白いを作っていく「冒険者」の旅だった。ラダックの人たちは、にこやかに笑って、歌って、ご飯を食べていた。「あいつはいい奴だ」が最上級の褒め言葉になる世界が、もしかしたら大切なのかもしれない。 00:00 オープニング・自己紹介 00:38 ラダックとは?インド最北部の概要 06:44 標高3500m・高山病・チベット仏教の聖地 12:23 軍事道路と近代化のギャップ 15:34 なぜラダックに行ったのか? 22:21 パンゴン湖の衝撃:「資本主義って相対的なんだ」 27:15 自分の輪郭が溶ける感覚・死が近い場所で生きること 36:29 日本とヨーロッパの文化の残り方の違い 41:05 チベット仏教の僧侶と30年の修行 45:35 日本の旅行は「答え合わせ」になっていないか 49:22 評論家からアクターへ 58:38 子供の頃の冒険 01:05:14 ラダック後の変化 01:18:11 精神と身体のリンク・なぜ筋トレが流行るのか01:33:41 お金という宗教・SNSが価値観を再生産する構造01:39:24 AI時代の80点と120点 02:08:13 成果主義を超えた存在意義・ラダックが教えてくれたこと

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小学生の頃、私たちには好きなものがありました。しかし、物心がつくにつれて、「それで稼げるのか」という声が強くなり、自分の心に蓋をし、できるだけ効率的に、従順であろうとするようになりました。 しかし、AIという、わたしたちでは到底太刀打ちできないような、効率的で、従順で、疲れない知性が今生まれつつあります。そのような大きな変化の中で、私たちは自分たちがどう生きるかを、改めて問い直すときが来ていると思います。 だからこそ、このポッドキャストでは、アーティスト、クリエイター、起業家とともに、AIという新しい知性が出てきたこの時代をどう生きるかを、喜びながら、怖がりながら、解き明かしていこうと考えています。