この本、こんなに安くていいんですか?

ブックセラー・ベイビーズ

このPodcastは、日々本を売り、そしてそのお金で本を買わずにはいられない「ブックセラー・ベイビーズ」の二人が、「こんなに安くていいんですか?」と思う本を真面目に不真面目に語り合う本の紹介番組です。 <出演> 杉江由次(すぎえ・よしつぐ) 1971年埼玉県生まれ。18歳で本と出会い予備校(浪人)をやめ、東京駅の八重洲ブックセンターでアルバイトを始める。22歳でクインテッセンス出版に就職し、26歳のとき本の雑誌社に転職。著書に『「本の雑誌」炎の営業日誌』(無明舎出版)、『サッカーデイズ』(小学館文庫)がある。 大森皓太(おおもり・こうた) 1995年兵庫県姫路市生まれ。一般財団法人出版文化産業振興財団での勤務を経て、2022年に独立し合同会社ユニテを設立。同年9月に「UNITÉ」(東京都三鷹市)、2024年5月に「鴨葱書店」(京都市南区)を開店。学生時代の苦手な科目は国語。克服しようと本を読み始め、本の世界に長居してしまっている。

Episodes

  1. Oct 24

    「あ、『こころ』はね、ひらいたことあるよ」──かまど・みくのしん『本が読めない34歳がはじめてごんぎつねを読む』(オモコロ出版)が安い!【6頁】

    今回はキラーフレーズ連発のカミングアウト回です。 人には目が二つしかなくて、だから一冊ずつしか読めず、他の人が読んでいる本が羨ましくなったりしますよね。 でも、他の人が読んでいる本を後追いするのもちょっと嫌で、でも読んでないと正直にいうのも癪で、「ああ、あれね、おもしろいよね」と読んだふりをすることもしばしば。 一方で、数ある本のなかで読んでいる本が共通していると、それはそれで盛り上がって、今回の冒頭に登場した『誰が首』とかはまさにそれ。 『誰が首』はどこに転がるのか。読書道はひとそれぞれいいのだ!二人の読書道をお楽しみください。 <今回取り上げた本> かまど・みくのしん『本が読めない34歳がはじめてごんぎつねを読む』(オモコロ出版) 1,980円 小野不由美『十二国記』(新潮文庫) 13,497円 <登場した本> 住田祐『誰が首』『白鷺立つ』(文藝春秋) 赤神諒『夏鶯』(集英社) 米澤穂信『黒牢城』(角川文庫) 垣根涼介『極楽征夷大将軍』(文春文庫) 塩野七生『ローマ人の物語』(新潮文庫) 鴨長明『方丈記』(角川ソフィア文庫など) ミヒャエル・エンデ『モモ』(岩波少年文庫) ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(光文社古典新訳文庫など) ドストエフスキー『地下室の手記』『罪と罰』(光文社古典新訳文庫など) デュマ・フィス『椿姫』(光文社古典新訳文庫など) ヘッセ『車輪の下で』『デーミアン』(光文社古典新訳文庫など)

  2. Oct 21

    「文庫のある国に生まれてよかった!」──武田惇志・伊藤亜衣『ある行旅死亡人の物語』が安い!【5頁】

    最近は本屋に行くときも互いがどんな本を出してくるか想像しながら本を探しています。もしかしたらダブルかも!と思っていたのが、『ある行旅死亡人の物語』で、そんなときは買わずに収録日を待ちます。 単行本のときも惹かれていたのですが、文庫はもう一度買うチャンスを与えてくれてありがたい文化です。しかも安いし。 もう一つ安いのが、最近の文芸誌。「spin」が出たときは驚きましたが、「GOAT」はさらに衝撃的。今回取り上げた「Leaf」だってどう考えても安い。読書のフロンティアは今どこにあるのか。文庫か雑誌か、はたまた海の底か。 週末の神保町ブックフェスティバルにもおそらくあるはずです。「Z世代の本の雑誌」も楽しみですね。 <今回取り上げた本> 武田惇志・伊藤亜衣『ある行旅死亡人の物語』(毎日文庫)990円 『Leaf Autumn 2026』(双葉社)880円 <登場した本> クリスティーナ・カッターネオ『顔のない遭難者たち』(晶文社) 山舩晃太郎『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』(新潮文庫) 佐々木ランディ『水中考古学 地球最後のフロンティア』(エクスナレッジ)『水中遺跡はそこにある』(ちくまプリマー新書) デイヴィッド・ギビンズ『沈没船は知っている』(河出書房新社)

  3. Sep 27

    「同時代にこんな作家がいてよかった!!」──角田光代『八日目の蝉』(中央公論新社)が安い!【2頁】

    どうも〜、「真面目」です、「不真面目」です。二人合わせて「真面目に不真面目」です。ということで、今回も本がポンポンポンとたくさん出てきて絶好調の二人です。 大森が「この本、こんなに安くていいんですか?」と思ったのは初めて読んだ角田光代さんの『八日目の蝉』。同時代にこんな作家がいてよかった!これから角田光代ワールドに沼りそうです。 そして、杉江が持ち出したのはまたもや高額本。2回目にして最高額かも?という土屋賢さんの『古生物大全』。その版元である技術評論社のHPを眺めているとそこからさらに大盛り上がり。理工書の棚も沼すぎる!はたして杉江は利口になれるのか!? 最後にはアンソロジーの世界にも足を踏み入れ、詰め込みまくりの第二回です! <今回取り上げた本> 角田光代『八日目の蝉』(中公文庫) 946円 土屋賢『古生物大全』(技術評論社) 13,200円 <登場した本> 村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』(講談社文庫) 大山顕『かわいいビル』(本の雑誌社) 奥野克巳『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(新潮文庫) 角田光代『笹の船で海を渡る』(新潮文庫) 角田光代『箱舟を燃やす』(講談社) 角田光代『紙の月』(角川春樹事務所) まきまきわんこ『まきまきわんこの全国かりんとう図鑑』 キクチミロ『ペンギン全種図鑑』 土屋賢『古生物たちのふしぎな世界』(講談社ブルーバックス) 土屋賢『無脊椎の興亡史』(技術評論社) 土屋賢『推しアンモナイト図鑑』(技術評論社) 近田文弘『イチョウの謎を解く』(京都大学学術出版会) 浅原正和『カモノハシの博物誌』(京都大学学術出版会) 佐藤成祥『密かにヒメイカ』(京都大学学術出版会) 竹下文雄『カニの歌を聴け』(京都大学学術出版会) 川上和人『鳥類学者、無謀にも恐竜を語る』(技術評論社、新潮文庫) 伊坂幸太郎、江國香織、恩田陸、梨木香歩、町田そのこ、宮部みゆき、米澤穂信『プレゼント』(新潮文庫) 井上荒野、角田光代、町田康、唯川恵 他『山ならいいたいことがある』(幻冬舎文庫) 左右社編集部編『鳥のうた』(左右社) 左右社編集部編『〆切本』(左右社)

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このPodcastは、日々本を売り、そしてそのお金で本を買わずにはいられない「ブックセラー・ベイビーズ」の二人が、「こんなに安くていいんですか?」と思う本を真面目に不真面目に語り合う本の紹介番組です。 <出演> 杉江由次(すぎえ・よしつぐ) 1971年埼玉県生まれ。18歳で本と出会い予備校(浪人)をやめ、東京駅の八重洲ブックセンターでアルバイトを始める。22歳でクインテッセンス出版に就職し、26歳のとき本の雑誌社に転職。著書に『「本の雑誌」炎の営業日誌』(無明舎出版)、『サッカーデイズ』(小学館文庫)がある。 大森皓太(おおもり・こうた) 1995年兵庫県姫路市生まれ。一般財団法人出版文化産業振興財団での勤務を経て、2022年に独立し合同会社ユニテを設立。同年9月に「UNITÉ」(東京都三鷹市)、2024年5月に「鴨葱書店」(京都市南区)を開店。学生時代の苦手な科目は国語。克服しようと本を読み始め、本の世界に長居してしまっている。

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