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100万量子ビット規模…NTTと東大発新興、「光量子コンピューター」30年開発

「100万量子ビット規模…NTTと東大発新興、「光量子コンピューター」30年開発」 NTTは18日、東京大学発スタートアップのOptQC(東京都豊島区)と連携し、2027年に1万量子ビット規模、30年に100万量子ビット規模の光量子コンピューターを開発すると発表した。世界各国で開発中の量子コンピューターの多くは低温や真空といった特殊な環境を必要とし、量子ビット数は数百から数千にとどまる。光の特性を生かして消費電力が低く、常温・常圧で動作可能な光量子コンピューターを実現し、社会課題の解決に貢献する複雑な計算を短期間で行えるようにする。