走り始めてしばらくすると、すねの内側がズキズキ痛み出す。最初は「筋肉痛かな」と思って走り続けていたけれど、だんだん痛みがひどくなってきた。整形外科に行ったら「シンスプリントですね」と診断されて、「筋力が足りないから、カーフレイズをしっかりやってください」と言われた。言われた通りに筋トレを続けて、痛みが引いたから走り始めたら、また同じところが痛くなった。また休んで、また筋トレして、また走って、また痛くなって……。こんな「故障→休養→復帰→また故障」のループにハマっていませんか?実は、これは多くのランナーが陥る典型的なパターンです。シンスプリントはランナーの13〜20%が経験するとも言われる、非常にポピュラーな故障です。でも、なぜ筋トレをしているのに、何度も繰り返してしまうのでしょうか?
【今日の結論】
今日お伝えしたい結論はこれです。
「走り方が変われば、脚の痛みも変わる」
筋力不足は「結果」であって、「原因」ではありません。本当の原因は「走り方」にあるのです。
そして、走り方を変えるための土台となるのが「ボディマッピング」、つまり自分の身体を正確に認識し、意図通りに動かせる能力です。
僕がコーチをしている高校生の話をさせてください。その生徒は、これまでシンスプリントを繰り返していました。走り方を見ると、踵から着地していて、腰の位置が低い。典型的な「衝撃を受けやすい走り方」だったんです。
先日、またシンスプリント症状が出たと言うので、骨盤の動かし方を確認するドリルをやってもらいました。すると、その場で痛みが改善したんです。そして1週間後に彼の走りを見たら、驚きました。踵着地が改善され、腰高の走りに変わっていた。もちろん、その後シンスプリント症状は出ていません。
ポイントは、彼が日頃からウォーミングアップドリルをコツコツ続けていたこと。それによって「ボディマッピング」が明瞭になっていたから、「身体をどう動かせば痛みが出ないか」を自分で試行錯誤できたんです。
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- FrequencyUpdated weekly
- Published21 November 2025 at 06:26 UTC
- Length20 min
- RatingClean
