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日経平均が初の4万8000円台 高市新総裁就任受け株高円安が加速 2カ月ぶり水準の1ドル=150円台

「日経平均が初の4万8000円台 高市新総裁就任受け株高円安が加速 2カ月ぶり水準の1ドル=150円台」 自民党の高市早苗新総裁の就任を受け、株高円安が加速しています。積極的な財政政策がとられるとの受け止めから、日経平均株価は初めて4万8000円台をつけました。東証アローズからフジテレビ経済部の木沢基記者がお伝えします。「高市トレード」が鮮明になった東京市場は、株高円安が一気に進んでいます。東京市場は、取引開始直後から、買い注文が膨らみ、平均株価は、上げ幅が一時2000円を超えました。相場を押し上げているのは、自民党の高市新総裁の経済政策への期待です。就任後の会見で、高市氏は、物価高対策に力を入れる姿勢を強調し、積極財政路線で景気刺激策がとられることへの期待が広がりました。岩井コスモ証券:ガラッと日本の相場も変わりましたね。小泉さん有利だと言われていたのが高市さんだったわけだから、高市トレードだということだと思う。一方、円相場では、日銀による追加利上げのハードルが上がるとの見方も広がるなか、1ドル=150円台まで円安が進み、約2カ月ぶりの水準となっています。市場関係者の間からは、「少数与党で安定した政権運営ができるかが今後の焦点だ」「株価の上昇ピッチが続くかは注意してみていく必要がある」との声が上がっています。