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「映える」「課金する」新しい表現が気にならない8割超 言葉を異なる意味で使う人が多い傾向も 文化庁調査

「「映える」「課金する」新しい表現が気にならない8割超 言葉を異なる意味で使う人が多い傾向も 文化庁調査」 文化庁が行った調査で、「映える」や「課金する」などの新しい表現について、「ほかの人が使うのが気にならない」と答えた人が8割を超えたことがわかりました。文化庁が2024年度に全国の16歳以上の個人を対象に行った「国語に関する世論調査」では、「言葉の使い方」や「SNSとコミュニケーション」など5つの項目で調査が行われました。調査によりますと、「写真に写す時などにきれいでおしゃれに見える」といった意味で使われる「映える」や、「インターネットの有料サービスを利用する」といった意味で使われる「課金する」などの新しい表現について、「ほかの人が使うのが気にならない」と答えた人が、ともに8割を超えました。また、言葉の意味について、本来の意味とされてきたものと異なる使い方をする人が多い傾向もわかりました。「潮時」は本来「ちょうどいい時期」という意味ですが、「ものごとの終わり」として使う人が46.7%に上り、2012年度の調査と比べて10ポイントほど高くなっていることがわかりました。