本おたくとよもやま話

#099 『はみだしの人類学』(再)

今回の本は『はみだしの人類学』。 著者:松村 圭一郎 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064072542020.html 約1年前にえなりが紹介した本を、たかしおが読んで再び取り上げる回。 NHK出版「学びのきほん」シリーズの一冊で、人類学の入門書として最適な本です。 ▼前回 https://stand.fm/episodes/66ed7e5a476b68f1adec76b7 【話すこと】 ・1年前にえなりが紹介した本。たかしおが最近読んで語りたくなった ・日本文化(着物、華道、わびさび)をイメージするが実際やってる人は少ない矛盾 ・人類学は主観の学問って感じがする。同じ対象でも人によって描き方が違うから自分がやる意味がある ・「つながり」、関係性の意識。相手を通じて自分を捉え直すこと ・「はみだし」、相手の領域に積極的に入り込むこと。習うより慣れろの精神 ・境界線の引き方でつながり方が変わる。男女、国籍、地域など様々な軸 ・一緒のカテゴリーにいたはずなのに、境界線を引いたことで対立している ・近いもの同士ほど敵対心を持ちやすいのが人間の性質 ・「地球人vs宇宙人」という究極の境界線で考えると人類は一つ ・改めて、たかしおが理解した人類学とは ・なぜ異文化に興味を持つ?極端な話、自己理解のため ・昔の人類学は西洋文化のフィルターを通した異文化理解だった ・同じ本でも切り取り方や引っかかる部分が違う面白さ (今後もまた、過去に取り上げた本を取り上げることがあると思います) 一言 他者を知ることは、自分を知ること。境界線の引き方を変えれば、世界の見え方が変わる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #NHK出版 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630