今回のゲストは、前回に引き続き、第60次南極地域観測隊で女性初の副隊長兼夏隊長を務めた研究者の原田尚美さんです。
現在は東京大学大気海洋研究所附属国際・地域連携研究センターに勤めている原田さん。先人たちの足跡を顧みながら進め、まだ見ぬ未来の人々のために紡いでいく仕事…という側面もある「研究」という仕事。地球環境など、壮大なテーマの研究になればなるほど、自分たちの世代では結果を見ることができないという側面もあるなか、原田さんは研究者として、またひとりの働く人として、どのように研究と向き合っているのか伺いました。研究以外の仕事にもきっとある「長い時間軸」との向き合い方について、考えを深めていきます。
【タイムライン】
00:00〜 イントロダクション
01:06〜 原田さん登場。そういえば気になる南極のトイレ事情
04:07〜 研究とは、クリエイティブな営み
06:05〜 先人たちの研究と自分の研究の関係
13:09〜 研究界隈の最新事情。大学も働き方改革!?
16:56〜 次世代の研究者が働きやすくなるためには
24:19〜 やっぱり、研究者って楽しい!
26:11〜 新コーナー:みんなのごほうび
27:31〜 エンディング
【ゲスト】 原田尚美(はらだ・なおみ)
東京大学大気海洋研究所附属国際・地域連携研究センター教授。名古屋大学大学院理学研究科大気水圏科学専攻修了博士(理学)。専門は生物地球化学。海洋研究開発機構地球環境部門部門長を経て現職。北太平洋の高緯度域を中心に海底堆積物に記録されたバイオマーカーを用いた過去の環境(水温など)を解析する研究を行ってきた。現在は、北極海の海氷減少に伴う海洋生物の生産や生態系の応答を明らかにする研究などを実施。博士課程1年のとき、第33次南極地域観測隊夏隊(文部技官)として南極にはじめて赴き、極域の魅力にはまり、2018年には第60次南極地域観測隊副隊長兼夏隊長として再び南極へ
【番組への感想や現在募集しているテーマに関するお便りについて】
番組の中で募集しているテーマについて下記フォームよりメッセージをお待ちしています!普通のお便りも大歓迎です。
Podcast「WEDNESDAY HOLIDAY」お便り受付フォーム
現在募集中のテーマは…
▼あなたのお仕事、聞かせて
リスナーのみなさんが普段どんな仕事をしているのか。楽しさややりがい、またはこんな苦労があるといったことをぜひ聞かせてください。
▼朗読で成仏!
あなたが今、仕事について悩んでいること、モヤモヤしていることを送ってください。 朗読の名手・堀井美香がじっくり読み上げ、その悩みを成仏させます。
▼みんなのごほうび
こちらは今シーズンからの新しいコーナーです!忙しい毎日、これがあるからがんばれる。乗り切れる。そんなことってありますよね。このコーナーではみなさんの「ごほうび」を募集します。仕事の疲れを癒やすためのいたわり飯や、目標を達成したときに訪れるあの場所など、仕事のごほうびにまつわるエピソードを教えてください。
【「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」番組概要】
“働く”を語る水曜日の夜
週の真ん中にある水曜日は、1週間の折り返し地点。スウェーデンなどの北欧諸国では、この水曜日の夜を「小さな土曜日(Little Saturday)」と呼び、好きなことをしながらリラックスして過ごしているそうです。この北欧の習慣からインスピレーションを受けて生まれたのが、働くの実験室(仮) by SmartHRがお送りするPodcast番組「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」です。 水曜日の夜を休日のようにくつろぎながら、「よく働くってなんだろう?」を問いのテーマに、個人の働き方はもちろん、組織やチームのあり方、仕事を通じた社会との関わり方に至るまで、これからの“働く”の兆しを筋書きのない対話を通じて探します。
※番組公式Twitterはこちら
※情報は2023年8月時点のものです
Produce:働くの実験室(仮)by SmartHR
※配信を文字で読みたい方は、UDトークをはじめとしたアプリをご利用いただくことで、文字起こしをサポートできます。 ウェンホリでは、これからもアクセシビリティ向上を模索していきます。
▼UDトーク:https://udtalk.jp/
Hosts & Guests
Information
- Show
- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedAugust 9, 2023 at 8:00 AM UTC
- Length30 min
- Season3
- Episode45
- RatingClean