アート秘話 〜名画に隠された世界〜

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名画の背後にあるストーリーや教科書にはのっていない画家の秘密、美術作品そのものの価値などを取り上げ、奥が深い美術の世界を学ぶ番組。毎週月曜配信。 Youtube:https://www.youtube.com/@vc3000addict

  1. Jul 19

    #119 ポロックがすべてをやっちまった、現代アートに残された難題【ポロック編9】

    参考文献: ・時系列的に変遷が知れる良書(英語): Deborah Solomon, "Jackson Pollock", CSP-Cooper Square Press, 2001 ・愛知、東京で開催された展覧会のカタログ: 「ジャクソン・ポロック生誕100年」、2011年 ・画質は良くないが重要作を評論と共に見られる書籍: エリザベス・フランク、石崎 浩一郎、谷川 薫 訳「ジャクスン・ポロック」美術出版社(モダン・マスターズ)1994年 ・ポロックの初個展を開いたペギー・グッゲンハイムの生涯: ジャクリーン・ボグラド ウェルド、野中 邦子 訳「ペギー: 現代美術に恋した気まぐれ令嬢」文藝春秋、1991年 ・ポロックを評価した重要人物。現代抽象の基礎的評論: クレメント・グリーンバーグ、 藤枝 晃雄 訳「グリーンバーグ批評選集」勁草書房、2005年 ・ポロックとその周辺。ポロック後のアメリカ抽象表現界隈: 大島徹也「抽象表現主義」水声社、2025年 絵の具を垂らし、床に置いたキャンバスを舞台に変えたジャクソン・ポロックは、現代アートに新しい自由をもたらす一方で、後世の作家たちに巨大な壁も残しました。完全な抽象を切り開いた結果、以後の表現は「ポロックの模倣」に見えかねないという難題を抱えることになります。晩年、創作のプレッシャーと酒に追い詰められ、突然の事故死を迎えたポロックの人生を振り返りながら、アーティストが“評価された自分”を超え続けることの過酷さを見つめます。そして、彼の死後に作品と名声を守り続けたリー・クラズナーの存在にも光を当て、ポロックの裏側をたどります。

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