セオドア・レビットさんの「マーケティング近視眼」より、新しい方向性を見つけるやり方について、大切なことを教えて頂きました
曰く
"成長産業ではなく成長機会"
"成長産業といったものは存在しない。(中略)あるのは、成長機会を創出し、それを活かすように組織を編成し運営する企業のみである。
成長のエスカレーターに乗って安泰だと思い込んでいる産業は、必ず衰退する。
すでに消滅したか、その途上にある成長産業の歴史を調べると、急拡大の後に思いがけない衰退が訪れるという自己欺瞞の繰り返しである。"
ここから私は思いました
1、市場調査の罠
2、自らの大義(ミッション)
3、ずっけーサービス
1、市場調査の罠
会社の方向性を決める際に、よく市場調査をして、これからの成長産業を見極めるだったり、起業をしていく際にも同じようにこれからの成長産業を調べるなど行われると思います
それ自体は良いと思うのですが、それを調べて、じゃあそこにベットするか、という形になってしまうのが、とても勿体無いと感じていました
セオドアさんのとおり、短期的な収益を狙うのであれば、それもいっときはあるかもしれませんが、中長期的なビジネスとして継続していきたいのであれば、それは一つの情報に過ぎないと思います
2、自らの大義(ミッション)
それよりももっと重要なのは、自らだったり、自らの企業において、どんな価値を作る会社としていこうとしているかを、再定義することが重要だと思います
それは、成長産業を見ることではなくて、自分たちがこれからどんな価値を社会に提供することで、つまり自らの大義やミッションを何とすることで、新たな展開を生むのか、そこが最も重要なところだと思いました
そのためには、自分たちのパッションの源を、改めて洗い出してみるという作業が必要になると思います
会社であれば、社員から、役員まで含めて、我々のパッションの源はどこにあって、仲間と共に、どんな新しい価値を創っていきたいのか、その棚卸から、新たな大義の設定があっても良いかと思いました
3、ずっけーサービス
その上で、個人であれば、自分だからこそできるサービス、企業であれば自分たちのメンバーだからこそできるサービス
個人で言えば、自分の人生の歴史に乗っかってるサービス、企業で言えば、これまで培ってきたコアコンピタンスを活かした展開をしていく
それこそが、他の企業にも負けない、成長機会を作り出していく原動力になるかと思います
ずっけーというのは、元NHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」のアプリを開発された小国士朗さんの言葉ですが、それこそが特に大企業の闘い方かと思いました
ということで、すぐに成長産業にベットするのではなく、自らの成長機会がどこにあって何を目指すのか、それがとても大切だなあと思いました
一言でいえば
成長産業といったものは存在しないノベーション
そんなことを話しています^ ^
参考:本: ハーバード・ビジネス・レビューが贈るリーダーを支える365の言葉 2025年8月26日 第1刷発行 編者 ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 訳者 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 発行所 ダイヤモンド社
動画で観たい方はこちら
https://youtu.be/ufIVxnqjbb4
Informationen
- Sendung
- HäufigkeitTäglich
- Veröffentlicht7. Oktober 2025 um 13:19 UTC
- Länge12 Min.
- Staffel1
- Folge1629
- BewertungUnbedenklich