漫画家の西原理恵子さんの、若き日のロックスピリッツに感動しました
曰く
"最下位は最下位のやり方がある。
私は別にトップの芸術家になりたいんじゃない。
絵でご飯を食べていく人間になりたいんだって。
だったら全然エロ本でオッケーっていうのが、私の考え方でした。"
"好きなことで、それでお金がもらえれば、その仕事はすごく自分の誇りになって、一生続く仕事になると思うんですよ。"
ここから私は思いました
1、大好きパッション
2、脱出パッション
3、行動に誇りが生まれる
1、大好きパッション
「毎日かあさん」などの毒舌とユーモアで、独自の世界観を持たれた漫画は、唯一無二の存在な西原理恵子さんですが、相当なロックスピリッツを持たれた人生だったんだということに、感動しました
武蔵野美術大学に入られて、すぐに戸を閉めた、との表現をされていましたが、もし自分であれば、すごい人たちがいることがわかった時点で、もしかしたら、別の道を探そうとなるかもしれないなあと思いますが
西原さんが素晴らしいのは、それでも、絵で生きていく、というスピリッツが全くぶれてないところだなあと思いました
情熱の源で言うと、とにかく、絵が大好きで、それで生きていくこと以外は考えられないほどのパッションが炸裂していたのかなと思いました
そして、絵で生きていくためには、何ができるのか、から発想をしていくと言うプロセスが、なかなかできることではないなとも思いました
それが、最下位には最下位のやり方があると言う、言葉に、ロックなスピリッツとともに、炸裂しているなあと思いました
2、脱出パッション
そこには、もしかすると、大好きパッションだけではなく、脱出・成長パッションも、かなりつよく影響されてるのかもしれないなあと思いました
小さい頃から恵まれていない家庭に育ち、夫もアルコールに蝕まれてしまうという(すみません、お話ではお父様と勘違いしてました)過酷な状況に身をおかれながらも、漫画を描き続けていたということが、そこからの脱出を遂げたいという、パッションもあったのではないかと想像しました
脱出パッションは、一見、ネガティブでうちに籠るクローズな感情で、ともすればコンプレックスとも捉えがちな感情ですが、実はそこから抜け出そうという気持ちが芽生えた時に、とてつもない力を発するものだと思います
スティーブ・ジョブズさんやイーロン・マスクさんなどの世界を代表するイノベーターの皆様も、実は脱出パッションから始まってる方々も多いように感じています
だからこそ、西原さんは、ここまで突出されたイノベーターとしての唯一無二の漫画家になられたのかもしれないと思いました
3、行動に誇りが生まれる
西原さんが素晴らしいのは、絵が大好きで、絵で生きていくということを決めた上で、それで生きていくためにはを考えて、そして、まずはエロ本からやるという、行動に具体的に足を進めたことにあると思いました
理屈で考えてしまったり、周りの人に相談して決めようなどと思っているうちは、もしかしたら、第一歩は踏み出せないのかもしれないなあと
その時の自分のある意味直感を信じて、まずは、行動を起こしてみる、ということから、新たな未来が見えてくる、そんなこともあるよと、教えて頂いた気がしました
そしてこれは、イノベーターリップルモデルにも沿ってるなあと思いました。
つまり、絵を描きたいというパッションに従って、エロ本の出版社という仲間を得て、まずはエロ本大好きな皆様に価値を提供できた
その付加価値の見返りとしてお金をもらえた、ということは、パッション、仲間、大義のリップルモデルを一回りさせてことになるなあと思いました
そして、その見返りは、お金でなくても良くて、たとえば感謝の言葉でもいいし、もっといえば、自分として納得感が得られた、ということだけでもいいのかもしれません
いずれにしても、リップルモデルが一回りした、という経験を積むことによって、それがいつしか!自分の自信になり、誇りにつながる、そしてますます、情熱に火が燃え盛る、そんなサイクルが大切なのかもしれないなと思いました
ということで、一言で言えば
最下位には最下位のやり方があるノベーション
そんな話をしています^ ^
参考: 最後の講義 漫画家 西原理恵子 2025/10/1(水)NHKEテレ東京 https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-4N7KX1GKN7
Informazioni
- Podcast
- FrequenzaOgni giorno
- Uscita5 ottobre 2025 alle ore 07:41 UTC
- Durata17 min
- Stagione1
- Puntata1627
- ClassificazioneContenuti adatti a tutti