残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

生活の中の小さな挑戦ノベーション(1639回)

五輪メダルを日本女性最多の7つ獲得しているスピードスケート選手の高木美帆さんの言葉に、挑戦に対する姿勢をいただきました

曰く

"昨日の夜、生のイカが出てきたんですよね。私イカあんまり好きではなくて、何かふと見た時に、今日食べれるかもしれないと思って思い切って食べてみて。

でも、結果としてやっぱりダメだと思って、そのまま、ちょっとお茶で流し込んだんですけど。

どうですか ?挑戦に入ると思いますか ?チャレンジしたこと。には入らないと言う人も思う人もいますかね。 

なんか私はこういうことも 、チャレンジの 1つなんじゃないかなっていうふうに思っていて、いつも同じラーメン屋さんで同じラーメンを食べてる人が、違うラーメンを食べてみたりとか

皆さん 、使い慣れた道を通ると思うんですけど、例えば、 1本違う道を行ってみるっていうことも、私は 挑戦だと思っていて。

私の生活の中に。なんか変化だったり、気づきだったり、その彩りっていうものを与えてくれる。小さいと感じるようなことでも、 チャレンジしてみるっていう気持ちを大事にしています。"

ここから私は思いました

1、生活でコンフォートゾーンを抜ける練習

2、日々の暮らしでの気づきを大切に

3、誰もが創造者

1、生活でコンフォートゾーンを抜ける練習

高木さんが非常に長い間、トップ選手として活躍し続けている姿は、常に感動をいただいているのですが、、その挑戦へのマインドセットに感動しました

スケートだけではなく、常日頃の生活の中で、挑戦をする癖をつけているということなのかなあと思いました。

私の大好きな本に、超一流になるためには才能か努力か、というアンダースンさんの本があるのですが

超一流になるための3つが1、最高の教師、2、コンフォートゾーンを抜ける、3、自分を信じる、ということが言われておりますが

まさに、高木さんは、常日頃の生活の中から、コンフォートゾーンを抜け出す、癖をつけているということなのかもしれないなと思いました

2、日々の暮らしでの気づきを大切に

普段と違うものを食べてみる、違う道を言ってみると、普段とは違う気づきがある、というお話についても、これは、ある意味、コンフォートゾーンを抜ける挑戦をするからこそ、新たな気づきを得られるということに通じるのかもしれないなとも思いました

このいつもと違う違和感や、気づきについて、日々の生活の中では、どうしてもすぐに忘れてしまうので、私はそれを、スマホでもメモでも、蓄えていくことが重要だと思っています

理由は、最初の違和感は、慣れていくうちに違和感とは思わなくなってしまうので、その最初の違和感を大切にするためには、メモをしておくことがとても大切で、そして、それこそがイノベーターの大切な要素になりネタにもなると思いました

3、誰もが創造者

高木さんのように、世界一のスケート界のイノベーターになれるような人は一握りかもしれませんが

ハーバード大学・京都大学名誉教授の広中平祐先生の言われるように、誰かに編み物をしてあげたり、庭の手入れをしたり、日々の工夫をして生きている人たちは、みんな創造者であると言う通り

日々の生活の中で、小さなコンフォートゾーンを抜ける挑戦や、日々の気づきを積み重ねていく活動をすることで

パッションが湧き上がり、自分だけでなく仲間も共に、そしてみんなが喜んでくれる大義を実現しようと動く人は、みな、創造者であり、イノベーターだと言っていいと思いました

日々の小さな挑戦を続け、そしてそこから何らかの技術の習得が始まり、挑戦軸と技術軸が高まると、チクセントミハイさんが言われるフローという没入体験が始まり

それが自分の生きがいに変わっていく、そんなストーリーもできてくるのかもしれない、そんなことを思いました

一言で言うと

生活の中の小さな挑戦ノベーション

そんな話をしています^ ^

参考:NHK  スポーツ✕ヒューマン選 心のままに日々を紡いで~スピードスケート 高木美帆~2025/10/10(金)https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-KQ8893GKX6/ep/5796Z4GMPG