京都大学の皮膚科学教室教授として、アトピー性皮膚炎やアレルギーの研究で国際的評価を受ける椛島カバシマ健治さんの、メモ活用理由にイノベーションの秘密を見ました
曰く
"あの時間が経ったら、また見返してっていうのはずっと繰り返して行くんですけど。
わからない状態がずっと続くと、だんだん当たり前で、わからないのが当たり前で、最初に思ったり疑問を忘れちゃうじゃないですか。
それは結構自分で嫌なので。自分が一番最初に感じた疑問というのはとりあえずずっと残すようにしてるんですよ。"
"自分が感じたことを大切にしたい、というのがあるんですよ。
なぜそう感じたのかとか、で、それに対してどういう風に、あの対応できるかとか。なんかやっぱり少しでも形にして行きたいですよね。"
ここから私は思いました
1、日々の違和感をたいせつにする
2、何度も思い返す
3、ある時気がつく時が来る
1、日々の違和感をたいせつにする
レオナルドダビンチもメモ魔だったというお話は有名ですが、イノベーションを起こす上で、日々の違和感や思いつきを忘れないようにすると言えことが、とても大切なんだなあと、改めて思いました
違和感は、最初に感じるもので、日々過ごしているうちに、それはあまり前になってしまう、ということが多々あると思います
それがいつの間にか、普段の生活の中から、自分に染み込んでしまうバイアスだと思うのですが、実はそこにこそ、イノベーションの種が潜んでいる、ということなのだなあと思いました
2、何度も思い返す
私はそれをiPhoneのメモ機能で、タグ付けをしてやっていて、この番組のネタも、常日頃気になったら、写真に撮ったり、録音したり、そして最終的には、メモに貼り付けています
本当は、紙のメモの方がパラパラめくりながら一覧できるので、より思い返しがしやすいのかもしれないなあと思いつつも、何冊紙のメモをなくしたことか💦どうしても移行はできない感じです
昔観た映画やドラマを、今観ると、また新鮮に違う感覚になるように、自分の昔のメモを久しぶりに見ると、ああ、これ、面白いかもなあと、改めて思えるので
別にイノベーションの種や!みたいに思えなくても、ちょっとでも気になったことは、何でもかんでもメモるということをすると、いつの日か、不思議と面白い解釈が生まれるということも、自分としての発見で面白いとも思います
3、ある時気がつく時が来る
苧坂直之先生のデフォルトモードネットワークのお話のように、その時は深く考えずに、メモっておくことで、脳の片隅にあることが、ある日突然結びつく、みたいなこともあるのかもしれないなあと思います
ジェームズWヤングさんの、有名なアイディアの作り方、という本でも、第五段階で、アイディアが素晴らしい子供ではないことに気づき、それを忍耐強く手を加えて行く、と言われています
そのために、メモとして溜め込んでおいて、気軽に少しずつ手を加えて行くのは、とても良い方法なのだなあと思いますし
こらからは、AIに自分の考えを読み込ませておいて、自由に引き出したり、掛け合わせもしてもらう、みたいなこともできるようになるんだろうなあと、そんなことも思いました
ということで、何らにしても、大切なことは
自分が最初に感じた疑問をずっと残すノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考: 情熱大陸【椛島健治/皮膚科医7世界初の創薬も!奥深き”皮膚”のナゾを解き明かす】皮膚科医Vol.1371 2025/9/28(日)https://www.mbs.jp/jounetsu/2025/09_28.shtml
動画で観たい方はこちら
https://youtu.be/ecPPVxJwKys
Informationen
- Sendung
- HäufigkeitTäglich
- Veröffentlicht2. Oktober 2025 um 16:27 UTC
- Länge19 Min.
- BewertungUnbedenklich