2025年9月10日(水)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は上地和夫さんです。
ハブ関連の通報が1年で600件以上寄せられる県警。
沖縄の警察官として必須の捕獲技術を習得しようと、
県警察学校は3日、初任科長期課程生を対象に
ハブの捕獲訓練を実施しました。
訓練を前に、ハブの種類や特徴などを学ぶ
講義も実施し、本島にはハブ、サキシマハブ、
タイワンハブ、ヒメハブの4種が生息し、
それぞれ模様や体長が異なることなどを学びました。
訓練では生きたハブとヒメハブを
かごから外に出して観察した後、
毒のないアカマタで
捕獲器の使い方などを学びました。
ハブを捕獲する際、頭から見て
体長の3分の1程度を捕獲器の先で
つかむ必要がありますが、
素早く動くアカマタを前にした生徒らは、
後ずさりしたり、尻もちをついたりと
苦戦しながらも捕獲に挑んでいました。
ハブを初めて見たという生徒は
「動きが速く、難しかった」と話し、
別の生徒は「怖かった」と
驚きを隠しませんでしたが、
2人とも「今回の訓練を生かしたい」と
意気込んでいました。
訓練の講師を務めた
県衛生環境研究所主任研究員の
寺田考紀(てらだこうき)さんは、
特に9月から11月に被害が多くなるとして
「見つけても近寄らず、通報してほしい」と
呼びかけました。
(了)
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- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedSeptember 10, 2025 at 5:00 AM UTC
- Length6 min
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