姿勢が変わると、人生が変わる。

姿勢治療家(R)仲野孝明

ビジネスをする上で最も大切であり、気づいていないこと。それが体と心に影響する姿勢です。 私は、創業大正15年からのべ180万人以上の方を治療、二度の藍綬褒章を受章した治療家一家の4代目です。肩こりや腰痛で仕事がはかどらない方や、病気とは言えない体調不調の方には、共通の原因があります。正しい使い方を知らなかったこと。便利な時代“今”だからこそ意識してほしい“姿勢”。 健康に生きたい人をサポートする仕事、姿勢治療家®の立場から、Helth6「骨格構造、睡眠、食事、運動、呼吸、精神」から、すぐ実践できること、日々の気づきや自ら実践していることをお届けします。仲野整體東京青山 https://senakano.jp/

  1. 1日前

    第500回 姿勢が整うと行動が変わる|500回配信で見えた“生きる姿勢”の正体

    【配信500回】姿勢の話を9年以上続けて分かったこと。そして「7Days飛脚380」の話もします こんにちは。姿勢治療家の仲野孝明です。この番組「姿勢が変わると人生が変わる」は、体の姿勢と“生きる姿勢”を整えて、人生をより豊かにするためのヒントをお届けしています。 そして今回、ついに――毎週金曜日の配信が500回に到達しました。(臨時配信も含めると、実はもう少し超えているかもしれません) 拍手。パチパチパチ。 500回続けても、伝えたいことは変わっていない 不思議な話ですが、回数が増えても「言いたいこと」はほぼ変わっていません。 姿勢は、見た目の問題じゃない 姿勢は、痛みや疲れやすさに直結する 姿勢は、生き方(仕事・気持ち・行動)にも波及する 僕はずっと、それを同じ熱量で喋ってきました。 そして面白いことに、最近は20代の人が「姿勢」で検索して番組にたどり着き、1回目まで戻って聴いたという話もありました。「同じこと言ってる(笑)」と。でもそれが逆に、“ブレてない”と感じてもらえたみたいで嬉しかったですね。 リスナーさんが行動し始める瞬間が、一番うれしい 番組を聞いてくれている方が、実際に来院された話がありました。 「背伸びはやってたけど、途中で疲れて背中が痛くなって続けられない」だから診てもらいたい、と。 ここが大事なポイントで、僕の答えはこうです。 体のコンディションが落ちすぎていると、良いことでも“耐えられない”ことがある だからこそ、無理に頑張らず、“適度に・こまめに”繰り返すのが効く 目安は、1時間に1回くらいの軽い背伸びでも十分変わる 「一気に治す」じゃなくて、“戻す回数”を増やす。体は、ちゃんと学習します。 69歳の方が「小走りできるようになりました」 今回の会話の中で印象的だったのが、診療中の一言。 「小走りができるようになりました」(69歳の方) 怖かったけど、できるようになっちゃいました、と。 これ、めちゃくちゃ価値が大きいです。小走りって「運動」以前に、**“生きるための動作”**なんですよね。 横断歩道でサッと渡る つまずきそうになった時に踏ん張る ちょっと急ぐ 転びそうな時に身体を立て直す こういう“日常の安全”が戻ってくる。これが僕のやっている姿勢治療の本丸です。 お知らせ:100周年「7Days飛脚380」やります 今回の500回は、実はお知らせ回でもありました。仲野整體は2026年4月で創業100周年。その節目に合わせて、7Days飛脚380を行います。 ざっくり言うと――名古屋(スタート)→東京青山(ゴール)へ、7日間で進む旅ラン企画です。 Tシャツの話(団結と目印) 赤いイベントTシャツを揃える案も出ています。必須ではありませんが、みんなが着て走ると「どこにいるか分かる」「一体感が出る」というメリットがあります。 (ただし全行程は荷物を背負うので、洗濯問題がリアルにあります。ここも旅ランの醍醐味) 参加の仕方は、超自由です 全日程ずっと走る必要はありません。 最後の5kmだけ合流でもOK 途中から参加→電車で戻るでもOK その日の宿(ゴール地点)が決まっているので、宿の少し手前で合流が現実的 「聞いてます!」と言いながら一緒に走ってくれたら、普通に泣くほど嬉しいです。 ゴール後の流れ(予定) ゴール後は青山の診療室に立ち寄って荷物をピックアップして、銭湯(清水湯)へ。その後、みんなでご飯。 こういう“文化祭みたいな健康イベント”、もっと増やしたいんですよね。 501回目から、番組でやってみたいこと 今後、番組でやってみたい企画として話していたのが、 患者さんとの対談(不調からどう抜け出したか) 文章やSNSでは伝わりきらない、「感覚」「リアルな変化」「声の温度」が乗るからです。 もし出演してみたい方がいたら、少しずつでも対談できたらいいなと思っています。 まとめ:500回で確信したこと 姿勢の話は、時代が変わっても価値が落ちない 体は「正しいこと」でも、状態によっては耐えられない。だから“適度に繰り返す” 小走りができる体は、人生の自由度そのもの そして、姿勢は一人で頑張るより「一緒にやる」と続く(7Days飛脚380も、その実験) これからも501回目以降、淡々と、でも熱く続けていきます。引き続きよろしくお願いします。 仲野整體100周年企画 7days飛脚380イベントページ https://takaakinakano.com/100th7dayshikyaku380/ 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  2. 3月5日

    第499回 筋肉の硬いところを避けて動く「代償動作」を見抜く

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の「構造」の話です。 僕たちが診療の中で“瞬時に見ているポイント”を、あなた自身でも使える形にしてお話します。 結論から言うと、骨は「硬いところ」を避けて動きます。つまり、動きが変な人はサボっているわけでも、年齢のせいでもなくて、体が「通れない道」を避けて別ルートで動いていることが多いんです。 この視点を持つだけで、セルフチェックの精度が一段上がります。 骨は、硬い場所を避けて“動ける軌道”を通る 例えば、腕をまっすぐ上げたとき。本来は、横から見て**耳の横まで(180度)**上がります。 でも実際は、 耳より前に逃げる 耳から離れた位置で止まる 途中で「詰まる感じ」がして止めてしまう こういう人が多い。 このとき体の中では、肩と首の間などに硬さがあって、骨がそこを通れない=避ける軌道になっています。本人は「上がったつもり」でも、横から見ると上がってない。ここが落とし穴です。 【セルフチェック】腕の可動域は“写真で一発”が確実 感覚(内観)で分かる人もいますが、しばらく体を見ていないと感覚はズレます。だから最初はこれでOKです。 チェック方法 壁の前 or 鏡の前に立つ 腕をまっすぐ上に上げる 横から写真を撮る(ここ重要) 耳の横まで上がっているか確認する 「止まったところが限界」だと思っていた人ほど、写真を見て驚きます。でも、気づけた瞬間から修正が始まります。 股関節も同じ。体育座りで“逃げ道”が見える 股関節も、硬い場所があると骨はそこを避けます。 分かりやすい例が、体育座り(膝を抱える姿勢)。片側だけ膝が外に開く、真ん中に寄せづらい、内側がつぶれてくる。こういう差は、股関節のどこかに「通れない場所」があるサインになっていることが多いです。 座る時間が長い人ほど、股関節の内側が使いづらくなりやすい。だから、姿勢の崩れは“生活の歴史”が作ります。 体の使い方には「偏差値」がある(そして上げられる) 僕はよく、体の使い方を“偏差値”で例えます。 偏差値45:たまにできるけど、再現性が低い。怪我や不調が増える 偏差値60:多くのスポーツ・日常動作が安定してできる さらに上:体のことが“理解できて面白くなる”領域 ここで大事なのが、**「できる」じゃなく「説明できる」**こと。たとえば「座るとは何か?」を言語化してもらうと、ほとんどの人が途中でズレます。 でも逆に言うと、言葉にできるようになると、動きが手に入る。だから僕たちは診療で、検査→調整→再検査という“答え合わせ”を繰り返します。 うまくできたときは、筋肉が柔らかくなったり、力が入りやすくなったり、反応が変わります。それが「今の動き、合ってますよ」という体のサインです。 まとめ:まずは「避けてる動き」を見つけよう 姿勢改善や痛みの改善は、根性論じゃありません。まずは観察です。 腕は耳の横まで上がっているか(横から写真) 体育座りで左右差がないか 動けないのではなく「避けて動いてないか」 ここに気づけるだけで、体は壊れにくくなります。そして、体の使い方の偏差値はちゃんと上げられます。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  3. 2月26日

    第498回 体の車検は「壁テスト」から|10歳若返る動きを取り戻すセルフメンテ習慣

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の「構造」の話です。 壁に立つだけで体の“錆び”が分かる「姿勢壁テスト」。腰に手が2枚入る反り腰タイプの原因と、股関節・太もも前・足首をゆるめる改善法を解説。 38歳から体は3倍で“錆びる”|壁に立つだけで分かる「健康寿命セルフチェック」 書籍やセミナーで繰り返しお伝えしている「体の車検」の中でも、最も簡単で、最も現実が出るチェックをご紹介します。 それが—— 壁に立つだけで分かる「姿勢壁テスト」 「え、壁に立つだけ?」と思った方ほど、ぜひやってください。体は、気づかないうちに少しずつ“錆びます”。 一般的に体力は20代がピーク。そこから下がっていく。さらに、あるデータでは38歳を境に“落ちるスピードが3倍”になると言われています。 僕はこれを、分かりやすく「錆びる」と表現しています。そして錆は、気づけば戻せます。気づかないと、確実に積み上がります。 まずやってみてください:姿勢壁テストのやり方 壁に背中を向けて、次の順番でチェックします。 かかとを壁につける お尻が壁につくか 肩甲骨(左右)が壁につくか 後頭部が壁につくか 余裕があれば ふくらはぎが壁につくか そして、見落としがちな重要ポイントがこれ。 腰の後ろに手が何枚入る? 腰と壁の隙間に手を入れてみてください。 手のひら1枚くらい → 目安としてOK 2枚以上入る → かなり多い “要改善サイン” この「2枚以上」の方が、とにかく多い。今日の記事はここがメインです。 腰に手が2枚入る人の正体:反り腰は“骨盤の前傾”から始まる 腰に隙間が大きくできるのは、だいたいこれです。 骨盤が前に倒れている(前傾)=反り腰→ 腰の後ろが空く→ そのまま背中・肩・首まで連鎖する 原因はいくつかありますが、まず最初に戻しやすいのはここ。 錆を戻す第一手:股関節の“ロック解除” 反り腰タイプの多くは、股関節の前側が硬くなっている。つまり、骨盤の下についている大腿骨(股関節)が“伸びない”状態です。 だから最初にやるのは、シンプルにこれ。 改善①:股関節ストレッチ(反り腰の第一手) 床にタオルを置き、片膝を乗せます。反対の足を前に出し、片膝立ちの形に。 そこから 股関節の前(脚の付け根)を伸ばす。 これを続けると、 腰の隙間が「手のひら2枚」→「1枚」 さらに「理想の1枚」に近づく という変化が出ます。“体の車検”は、数値じゃなくて壁が結果を教えてくれるのが強いんです。 改善②:太もも前(大腿四頭筋)ストレッチも効く さらに効かせたい人は、下げている側の足を、同じ側の手でつかんで引っ張り、膝〜太もも前(大腿四頭筋)を伸ばします。 ここで大事なのが、呼吸。 呼吸のリズム(おすすめ) 3秒吸う → 3秒止める → 7秒で吐くこれを3セット。 左右それぞれ行い、終わったらもう一度壁へ。少しでも隙間が減ったら、それが“錆が落ちた証拠”です。 もっと伸ばせる人向け:壁を使った強化版(でもキツい) 一さんがやっている方法として出てきたのがこちら。 壁に膝を置き、足の甲を壁につけたまま伸ばすこれは「逃げ場がない」ので、上級者向け。かなり効きます。 さらに余裕があるなら、 手を上げて横に倒す(側屈) ひねる(回旋)を加えると、伸びが一段深くなります。 ただし、壁テストで手が2枚入るくらいの方は、いきなり無理しないでください。まずは股関節ストレッチから。順番が大事です。 ふくらはぎが壁につかない人へ:足首の硬さが原因かも 壁テストで分かりやすい“第二のパターン”がこれ。 ふくらはぎが片側つかない/両方つかない このタイプは、たいてい足首が硬いです。 対策はシンプル。 足首を手前に返し、かかとを突き出すように伸ばす 階段の角につま先を乗せて、かかとを下げる ストレッチボードを使う(便利) 正座(足首が自然に伸びる) さらに原始的で強いのが、 正座→つま先を立てて体重を乗せる。和室動作は、実は足首の最高のリハビリです。 錆を放置するとどうなるか? 錆を放っておくと、確実にこうなります。 股関節が動かない 背中が丸くなる さらに動かない体が積み上がる 逆に、錆が取れてくるとどうなるか。 動きの感覚が、マイナス10歳くらい戻ります。51歳なら、41歳の感覚に近づく。これは誇張じゃなく、現場で普通に起きます。 20代・30代で気づければ、戻るのは本当に速い。でも50代・60代でも遅くありません。やれば変わるし、結果として動ける時間(健康寿命)が増えます。 壁テストは「油を差す場所」を教えてくれる 壁に立つだけで、今の体の状態が見える。そして、やるべきことも見える。 腰に手が2枚入る → 股関節&太もも前を伸ばす ふくらはぎがつかない → 足首をゆるめる 体は繋がっています。1箇所変わると、全体が変わります。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  4. 2月19日

    第497回 背骨を整える=自律神経を整える。心臓外科医から学んだ「膜」と「構造」の話

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の「構造」の話です。 診療中に交わした会話の中で「これはぜひ共有したい」と思った話があります。相手は、日本を代表する心臓外科医のひとり——南和友(みなみ かずとも)先生です。 筋膜が固まると痛みが出るように、心臓も膜(漿膜)が硬くなると動きが制限される。心臓外科医・南和友先生との会話から、自律神経と背骨、運動の考え方を整理します。 心臓外科医・南和友先生とは 南先生は、日本人として初めてドイツ・ボン大学の外科教授を務められた先生です。1974年に京都府立医科大学をご卒業後、西ドイツへ渡り心臓血管外科の道へ。年間6000件もの心臓血管手術が行われる世界最大級の施設で副施設長を務め、200名以上の心臓外科医を育成されました。 現在は東京・恵比寿で「南和友クリニック」を運営されています。以前、ポッドキャストでもスペシャル対談(第101回・102回)にお越しいただいたご縁があります。 「筋膜」と心臓を包む“膜”の、意外すぎる共通点 南先生が監修される健康本(ムック)の話をしていた時、話題が「筋膜」に移りました。その時、南先生がさらっと言った一言が、衝撃でした。 「仲野くんがやっている筋膜リリースって、実は心臓の膜と似ているんだよ」 筋膜は、皮膚の下をネット状に覆う組織で、ここが固まると関節が動かなくなったり、痛みや違和感が出たりします。 そして心臓もまた、「漿膜(しょうまく)」という薄い膜に包まれています。心臓の周りには、摩擦を減らすための液体(心嚢液)があり、膜には本来“動ける余裕”がある。いわば、心臓がスムーズに動くための「遊び」です。 ところが—— 膜が固まると、心臓が動けなくなる 南先生によると、この膜は年齢や病気によって硬くなってしまうことがある。硬くなった膜は、まるで鎧のように心臓を締めつける。南先生はそれを 「鎧(アーマーハート)」 と表現されていました。 鎧のように硬くなると、心臓が動ける範囲が極端に狭くなり、運動そのものが危険になることもある。さらに怖いのは、無理に心臓を動かそうとして過剰な運動をすると、膜が炎症を起こして“さらに硬くなる”可能性がある、という点です。 そして驚いた事実:普通のメスでは切れない 南先生のお話で最も驚いたのはここです。 鎧のように硬くなった漿膜は、普通のメスでは切れず、電気メスで切ることがある。手術では、その硬くなった膜を一旦すべて取り除く。すると、心臓の周囲には—— 薄くて柔らかい新しい膜が、自然に再生する そうです。 これ、筋膜の話にそのままつながります。固まった膜(筋膜)に“適切な刺激”を入れて動ける余裕を取り戻す。膜が変わると、中身(関節・臓器)の動きが変わる。 構造って、こういうことなんですよね。 走り出しが重いのは「休みすぎモード」かもしれない もうひとつ、臨床やランニング現場でよく出る相談があります。 「仕事終わりの夜は快調なのに、休みの日の朝(土日)は走り出しが重い」これ、意外と多いです。 南先生に伺ったところ、これは自律神経のバランスの話でした。 交感神経(エンジン)と副交感神経(ブレーキ)は、仲良く寄り添いながら切り替わる。休日で体が重いのは、副交感神経が優位になりすぎて、交感神経の“起動”が遅れている状態。いわば「休みすぎモード」です。 対策:一歩目の前に、ちょっと刺激を入れる 走り出す前におすすめはシンプルです。 腕立て伏せを数回 腹筋を少し アドレナリンが出る音楽を聞く 「走る前に、交感神経のスイッチを入れる」それだけで、体がスッと動きやすくなります。 医療は「誰に最初に見つけてもらうか」で未来が変わる 僕は診療で心臓のトラブルが疑われるサインがあった時、迷わず南先生をご紹介します。例えば、人間ドックで問題なしと言われても 脈拍が常に100以上 動悸が続く 息切れの質がいつもと違う こういう時は、「様子見」より「最初の一手」が大事です。 そして医療は、最初に見つけてもらう先生が重要です。一流の先生が見つければ、その後の紹介ネットワークもまた一流につながる。 ありがたいことに、南先生からも「仲野先生のところへ行ってごらん」と言っていただき、患者さんが来てくださることがあります。互いに信頼し合える関係は、患者さんの安心に直結します。 100年のつながり:家族ぐるみの縁が、今につながっている 僕と南先生のご縁は、実は家族の縁から始まっています。父(3代目)の高校時代の先輩が、南先生のお兄さんだったという繋がりがあり、20歳の頃からお名前は存じ上げていました。 そして伝説のような話も聞いています。「日本ではもう手術できない」と言われた心臓の病気の方が、ドイツにいた南先生の元へ飛び、短時間で手術が成功し、翌日には食事をしていた——。 今は南先生が恵比寿で開業され、距離も近くなりました。先生ご自身も、手術姿勢の影響や、慣れないパソコン作業による肩の疲れなどで、僕のところへ来院されることがあります。 結論:背骨を整えることは、自律神経を整えること 「自律神経って、どこにあるのか?」 答えは、背骨(脊髄)に沿ってネットワークが作られているということです。カイロプラクティックは、背骨を整える(アジャストメントする)ことで、自律神経のバランスを整える専門職でもあります。 そして近代的なアプローチは、骨だけを見ません。使い方の癖で“動かなくなった筋肉”にもアプローチして、再び使える状態へ戻す。これが仲野整體で行っている形です。 人間の体は、脳と脊髄が全身をオートマチックに動かしています。その根本を整え、曲げてしまった筋肉を元の使える状態に戻していく。これが「一生長く使い続ける」ための最短ルートです。 祖父の言葉 「医者より養生、薬より手当て」 の通り、これからの時代ほど「体の使い方」にフォーカスし、自律神経を整えることが重要になります。 AIが進歩する時代だからこそ、人間自身の体の価値を再認識し、実践的に発信していきます。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  5. 2月12日

    第496回 「医者より養生、薬より手当て。」私が“体の使い方”に人生を賭ける理由

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の「構造・運動」の話です。 創業100周年。医者より養生、薬より手当て。——“体の使い方”を次の100年へ 2026年、仲野整體は創業100周年を迎えます。創業は1926年(大正15年)4月。場所は三重県四日市市。曾祖父・仲野弥次郎が開業したのが始まりでした。 100年続いた理由は「治す」より「養生」にあった 当時の仲野整體は、鍼灸と整体を組み合わせたような形でスタートし、祖父(2代目)が土台を作りました。父(3代目)は、ある事情から“嫌々ながら”継ぐことになります。 だからこそ父は、子育てでは「子どもには好きなことをさせたい」という軸を持っていました。僕もその空気の中で育ちました……が、高校卒業のときに「バーテンダーになりたい」と言ったら、全力で止められました(笑)。 回り道もしました。医学部を目指して浪人もしました。でも本音は違った。エンジンがかからなかった。それで東京農業大学へ。「とりあえず東京へ行きたい」——正直、当時はそれくらいの動機でした。 インドで人生がひっくり返った話 大学時代、友人に誘われてインドへバックパッカーで行きました。1993年頃のインドは衝撃の連続でした。 裸で歩いている人がいる。観光客をぼったくる少年が「これが僕の人生。これしか仕事ができない」と言う。 そのとき、頭じゃなく腹の底から気づいたんです。 「自分にしかできない仕事は、父の後を継ぐことだ。自分は4代目なんだ」 帰国後、柔道整復師の専門学校へ進みました。その時に改めて胸に刺さったのが、祖父が掲げていた言葉です。 「医者より養生、薬より手当て」 この言葉、今になって分かります。深いです。 現代人に一番足りない“養生”は「正しい体の使い方」 開業して18年。臨床の現場で確信しています。 養生(セルフケア)が先。それでも手が回らない時に、手当てを使う。で、現代人に足りない養生は何か。 僕ははっきり言います。一番足りないのは「体の使い方」です。座り方ひとつ。立ち方ひとつ。歩き方ひとつ。そこが雑だと、体は50年くらいは“なんとなく”持ちます。でも、80歳・90歳・100歳まで、好きなことをして生きたいなら話は別です。 メンテナンスと意識が要ります。つまり「気づける体」にしていく必要があります。 手術しても100点には戻らない。戻すのは“使い方”です よくある誤解があります。 「膝を手術すれば元通り」「股関節を変えれば完璧」 違います。パーツは直っても、体全体の使い方が変わらなければ、別の場所に歪みが出ます。痛みは移動します。負担は逃げ場を探します。 逆に言えば、骨格構造の使い方を変えると、痛みの“アラート”が消えて、メスを入れずに長く使い続けられるケースが本当に多い。 ここが僕の専門であり、次の100年で広めたいことです。「骨格構造の専門家」として、体の使い方を“実践的に”伝えていきます。 ポッドキャストを「待ち合い室の会話」にしたい 昔、四日市の治療院の待ち合い室では、患者さん同士がよく話していました。 「それなら、こうするといいよ」「自分はこれで楽になったよ」 あれ、すごく良かったんです。情報だけじゃなくて、希望が回っていた。 今は予約制で、その空気が生まれにくい。だから、このポッドキャストを“待ち合い室の会話”みたいにして、皆さんが体を良くするきっかけになる場として届けていきたいと思っています。 100周年企画:2026年4月29日、四日市→青山を走ります 最後に、100周年の感謝を形にします。 2026年4月29日スタート三重県四日市から東京・青山まで。飛脚のように東海道を走る企画を計画中です。 GPSで位置を公開して、途中で自由に合流して手を振ってくれたり、夜ご飯だけ一緒に食べたり——「参加のハードルが低い」形にしたいと思っています。 100年分の感謝を、走って届けます。 気づいた日が、体を変える日 体はいつからでも変えられます。ただし、条件があります。 “気づく”こと。 気づけた瞬間が、養生のスイッチです。情報過多の時代だからこそ、外ではなく自分の体を観察できるようになる。それだけで、人生は変わります。 次の100年も、仲野整體は「体の使い方」を伝え続けます。一緒に、長く動ける体をつくっていきましょう。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  6. 2月5日

    第495回 片足立ちで靴下が履けない=転倒リスク増?原因チェックと転倒予防の第一歩

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の「構造」の話です。 立って靴下が履けなくなる主な原因(2つ) 片足立ちができない 足指の機能低下、足裏(親指〜小指・踵)の中で重心をコントロールできず、外にズレた瞬間にぐらつく。 足を上げられない 主に 腰・股関節・太もも の硬さで、力が出せず脚が上がらなくなる。 靴下動作は意外と高く脚を上げるので、歩行や階段より先に“機能低下”に気づける。 他にも出るサイン 爪が切れない 膝に顎がつかない→「足を抱えられない=腰が硬い」可能性。 放置すると何が起きる? 腰が動かないまま歩くと、股関節や膝だけで頑張る形になり、変形性股関節症・変形性膝関節症など“関節の摩耗”につながりやすい。背骨の回旋が使えず、一部を使いすぎて壊すリスクが上がる。 まず何から改善する? 第一は 座り方(骨盤が後ろに倒れた座り方が腰をロックし、腸腰筋なども動きにくくなる) その前段として 背伸び(縦に伸ばす) が超有効。立って不安なら寝たままでOK。伸ばしてから、左右に揺らす・ゆっくり呼吸することで筋肉を“解凍”していく。 今日からできる具体策 姿勢治療家®背伸び体操 片足立ち30秒キープ(十分な筋トレ) 前屈・つま先立ち(重心軸コントロール→転倒予防)不安なら壁に指を添えて行う。 「靴下が片足で立って履けるか」は衰えにも回復にも気づける合図。気づいたその日が切り替えどき。体はいつからでも変えられる。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  7. 1月29日

    第494回 足首と股関節を動かして、明日からかっこよくしゃがめる大人になろう!

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の運動 お若い方でも、しゃがめない人が多いです。しゃがめなくなると、踏ん張る力とお尻の力が落ちていく。足首の硬さ、お尻の横の筋肉が硬くなると、腰と膝の不調が一気に出る。 背中縮めて起こす動きができないと、上半身は上がってこない。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

  8. 1月22日

    第493回 前を伸ばし、後ろを縮める。両方そろって身体は整う。

    こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の構造 子供の頃、なんともなくしていた動作を、大人になるとできなくなります。体力テストの時にして、前屈はまだ大人になってもする機会あると思いますが、上体反らしの動きなんて、全くしないと思います。 運動会や体育の時にしていた、ブリッジなんて、とてもじゃあなけどやろうとしたら、全くできないと思います。使わない動きは、いつも間にかできなくなっていく。前に倒す前屈だけではなく、後ろに反らす動きも必要です。 体を見直す時間は、人生を見直す時間です。 ■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル 正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中 https://www.youtube.com/user/nakanoseitai ■twitter|勢治療家仲野孝明公式 https://twitter.com/sisei_nakano ■動画講座|いつでもどこでも学べる姿勢 暮らしの解剖学~痛めない・疲れないための正しい体の使い方~ https://senakano.jp/campaign/ondemand/ ■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン 6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中。 http://takaakinakano.com/mail-register/ ■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売 自分が使いたい商品をつくっちゃいました https://shop.senakano.jp/ ■公式ページ|姿勢治療家仲野孝明 http://takaakinakano.com/ ■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE 治療のご相談はこちら https://senakano.jp/

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番組について

ビジネスをする上で最も大切であり、気づいていないこと。それが体と心に影響する姿勢です。 私は、創業大正15年からのべ180万人以上の方を治療、二度の藍綬褒章を受章した治療家一家の4代目です。肩こりや腰痛で仕事がはかどらない方や、病気とは言えない体調不調の方には、共通の原因があります。正しい使い方を知らなかったこと。便利な時代“今”だからこそ意識してほしい“姿勢”。 健康に生きたい人をサポートする仕事、姿勢治療家®の立場から、Helth6「骨格構造、睡眠、食事、運動、呼吸、精神」から、すぐ実践できること、日々の気づきや自ら実践していることをお届けします。仲野整體東京青山 https://senakano.jp/

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