プラネタリウム 一夜語 Podcast

一夜語(ひとよがたり)

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/

  1. 5d ago

    一夜語Podcast~2026年11月前半の星空~

    【三瓶自然館での投影予定】10月30日 14:45~・16:15~、11月1日 14:45~ 2026年11月前半から後半にかけての星空案内です。 0:40 日本の火星衛星探査機MMXが無事打ち上げられました。明け方の空で地球から離れていくロケットの姿を見た人もいることでしょう。火星の衛星・フォボスからのサンプルリターンを目指し、2031年に地球へカプセルを届ける計画です。 4:00 土星が南東の空で見やすくなっています。土星の環は氷のかけらが回りあってできているもの。太陽系のあちこちに水の氷は存在していますが、液体の水があることは稀です。そんな中、土星の衛星エンケラドゥスは、氷で覆われた表面の地下に潮汐力で温められて液体の海があり、さらにここには有機物が含まれていることもわかっています。地球の深海のような環境で期待されるのは生命の発生。もしエンケラドゥスで生命が見つかったとしたならば、太陽系の中で異なる2つの生命が発生したことになり、それがわかれば宇宙には生命がたくさん生まれていても不思議ではなくなります。遠い氷衛星の地下海にいるかもしれない生命を想像してみては。 プラネタリウム一夜語 https://www.hitoyogatari.com/ ご意見やご感想はこちらへ https://www.hitoyogatari.com/pages/5774304/page_202202052042

  2. Oct 12

    一夜語Podcast~2026年10月後半の星空~

    2026年10月後半から11月前半にかけての星空案内です。 0:37 日本の火星衛星探査機「MMX」が10月20日にH3ロケット10号機で打ち上げられます。火星の衛星・フォボスに降り立ち、サンプル(岩石のかけら)を採取。2031年に地球に戻ってきてサンプルを収めたカプセルを帰還させる計画です。小惑星探査機はやぶさ、はやぶさ2で培ったサンプルリターン技術を活かし、火星圏からサンプルを得ることができれば世界初。現在火星は明け方の空に見えるので、火星を眺めながらMMXを応援しましょう。 5:47 この時期の宵の空では天頂をはさんで西寄りに夏の大三角、東寄りに秋の四辺形が見えます。南の空には0等級の土星や、みなみのうお座の一等星・フォーマルハウトも。これらを目印に暗い星座を探せます。夏の大三角の一角、わし座のアルタイルと、秋の四辺形の南の辺の間には「いるか座」。4等星が小さなひし形を作ります。秋の四辺形西の辺とフォーマルハウトの間には「みずがめ座」、水瓶を持つガニメデスの手首に当たる三ツ矢マークが目印です。みずがめ座の両隣には「やぎ座」「うお座」も。どれも暗い星ばかりで作られるので、街明かりの届かない空で探してみては。 プラネタリウム一夜語 https://www.hitoyogatari.com/ ご意見やご感想はこちらへ https://www.hitoyogatari.com/pages/5774304/page_202202052042

  3. Sep 27

    一夜語Podcast~2026年10月前半の星空~

    2026年10月前半から後半にかけての星空案内です。 0:36 10月5日に土星が衝となります。秋の四辺形の近くに0等級の輝きで、観察シーズンを迎えています。昨年2025年が環を横から見る土星環消失の年でした。今年は少し傾いて、土星本体から飛び出たトゲのような環が観察できます。土星の周りをまわりながら観測した探査機はカッシーニ。ホイヘンスというプローブを搭載しており、これを衛星タイタンに投下しました。厚い大気に覆われているタイタン表面に着陸し、そこにメタンやエタンの海があることを確かめました。ホイヘンスは現時点で地球から最も遠いところに着陸した人工物です。 6:31 北東の空にカシオペヤ座が昇っています。北極星探しに役立つカシオペヤ座、北斗七星からも探せますが、この時期の宵空では北の空低いところにあります。北極星は天の北極にほど近いところにあるため、位置をほとんど変えません。その場所の緯度に等しい高さにある天の北極の周囲にある星は、沈むことのない周極星。北に行くほど範囲は広く、南では狭くなります。もし北極点に立ったならば、天の北極が頭の真上で、すべての星が周極星。昇りも沈みもせず地平線に平行に巡る不思議な北極の空を想像してみては。 プラネタリウム一夜語 https://www.hitoyogatari.com/ ご意見やご感想はこちらへ https://www.hitoyogatari.com/pages/5774304/page_202202052042

  4. Sep 12

    一夜語Podcast~2026年9月後半の星空~

    2026年9月後半から10月前半にかけての星空案内です。 0:36 2026年の中秋の名月は9月25日です。月表面の灰色の模様は海と呼ばれる地形です。黒っぽい玄武岩質の溶岩が埋めたところで、海だけでなく、小さな地形には沼や湖、入江もあります。この模様はよく餅をつくウサギとされますが、世界各地ではカニやライオン、女性の横顔などさまざまに見立てられています。自然の地形など意味のないものに意味のあるものを見出す心の働き、パレイドリア。さてあなたには月の模様が何に見えるでしょうか。 5:48 9月27日に海王星が衝となります。海王星は太陽系の第8惑星、地球の直径の4倍ほどある巨大氷惑星です。図鑑などでは深い青色の姿でおなじみですが、これは表面の大暗斑などの模様を見やすくするためコントラストが強調されたものであり、最近の研究で人間が見た色味に近くすると、ぐっと薄い色になってしまいます。インターネットで海王星を検索すると、この新しい見解の海王星の姿が出てくるので、記憶にある海王星と比べてみては。 プラネタリウム一夜語 https://www.hitoyogatari.com/ ご意見やご感想はこちらへ https://www.hitoyogatari.com/pages/5774304/page_202202052042

  5. Aug 27

    一夜語Podcast~2026年9月前半の星空~

    2026年9月前半から後半にかけての星空案内です。 0:37 頭上に高い夏の大三角と、南西の空低いさそり座やいて座の間にあるのがたて座。防具の盾、88の星座の中で5番目に小さな星座です。星座を小さいほうから並べると、みなみじゅうじ座、こうま座、や座、コンパス座、たて座となり、みなみじゅうじ座とコンパス座は日本のほとんどの地域では見えません。残りは今の宵空で探すことができ、ペガスス座に頭を並べるこうま座、夏の大三角の中にあるや座、そして天の川の中に浮かぶたて座です。どれも暗い星ばかりで作られていますが、かわいらしい小さな星座たちにも目を向けてみてください。 6:18 北東の空から昇ってきたエチオピア王家の人々。王妃カシオペヤに王女アンドロメダ、そして王がケフェウスです。ケフェウス座のμ(ミュー)星は、ガーネットスターと呼ばれています。ガーネットはザクロ石、赤い色味が特徴の宝石で、この星は望遠鏡で見ると確かに赤く感じられます。星の進化の最後の段階、赤色超巨星で、太陽の直径の千倍以上あるとされ、表面の温度が下がって赤い色になっています。夜空に潜む宝石のひとかけを探してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  6. Jul 27

    一夜語Podcast~2026年8月前半の星空~

    2026年8月前半から後半にかけての星空案内です。 0:41 毎年お盆のころに多くの流れ星がみられるペルセウス座流星群。13日および14日のそれぞれ夜半から夜明けにかけてがピークとされます。ペルセウス座はカシオペヤ座の隣にあって見つけるのも難しくはありませんが、流れ星は空のどこにでも飛ぶので、広く空が見渡せるように寝っ転がってみることをお勧めします。街明かりや街灯の光を避け、また安全にも十分注意してください。なお、13日の未明に新月となって月明かりは皆無ですが、この新月はアイスランドやスペインで皆既日食を起こします。13日の2:50頃(アイスランド)から3:30頃(スペイン)に皆既となるこの日食のインターネットのライブ中継を行うところもあるでしょう。流星群を楽しみながら、同時に起こっている皆既日食のライブを見るのも面白いかもしれません。 7:05 日が暮れた西の空には金星の輝き。頭上には七夕の星、ベガ・織女星とアルタイル・牽牛星も見えます。今年は8月19日が伝統的七夕の日です。二人の間を流れる天の川は南の低い空のさそり座やいて座のほうに。夜半前に東の空に姿を現すのは土星、望遠鏡では環がわかります。夜明け近くになるとおうし座やオリオン座など、冬の星座も見え始めます。夜もすがら、夏の短夜を楽しんでは。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

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一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/

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