Vol.15『陪審員2番』(監督:クリント・イーストウッド)

PARAKEET CINEMA CLASS

「イーストウッドはなぜ玄関にこだわるのか?」

数多くの西部劇やアクション映画に出演するほか、『許されざる者』(1992)『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)など数々のヒット作を世に送り出してきた、説明不要の名俳優であり名監督、クリント・イーストウッド最新作。恋人を殺害した容疑で被告となった殺人犯の裁判をめぐり、陪審員に選ばれたジャスティン・ケンプ(ニコラス・ホルト)。実は彼は思わぬかたちで事件と関わっており…? 被告を有罪にするか、釈放するか、深刻なジレンマに悩むことになる法廷ミステリーだ。

今年8月に廣瀬さんが刊行した『監督のクセから読み解く名作映画解剖図鑑』(彩図社)の中で、イーストウッドのクセとして取り上げた「疑いの眼差し」は今作でもキーポイント。舞台のジョージア州、裁判というモチーフ、「体裁を取り繕う」テーマが共通する97年の監督作『真夜中のサバナ』と比較しながら、“あからさま”な「演出」に注目しつつ、紐解いていきます。

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