竹田ダニエル「ON STAGE ON AIR」

エンターテインメントを支える人たちのリアルな声を聞くPODCAST。 NAVIGATORはアメリカ在住のジャーナリスト/研究者 竹田ダニエル。 音楽を中心に多様なエンターテインメントを深掘り。ポップカルチャーの魅力だけでなく、社会性やアイデンティティ、そして、そこから生まれるトレンドまでゲストとともに考察します。 毎週火曜お昼12時配信。 FMラジオ J-WAVE(81.3FM)「PEOPLE'S ROASTERY」内 「PODCAST PICKS」(15:40~)にて毎週火曜日、ダイジェスト版をON AIR。

  1. 2 DAYS AGO

    #27:REIKO × 竹田ダニエル「いま僕らが祝えること」

    最終回のゲストは、シンガーソングライターのREIKOさん! BMSG所属アーティストたちとの関係性や、 サードカルチャーキッズとしての社会との向き合い方、 REIKOさんが思う自分自身の役割などについて伺いました。 ▼フィリピン生まれ、愛知県育ちの  サードカルチャーキッズ・REIKO ▼MAZZEL、STARGLOW……  BMSG所属アーティストたちとの深い関係 ▼REIKOから見た今のBMSG  「自分しか行けない道を進んでる途中」 ▼“BMSG ALLSTARS”としてリリースされた  『GRAND CHAMP』は急成長への誓いの楽曲 ▼SKY-HIとの出会い  「僕が主人公の漫画を描いてくれる」 ▼REIKOが夢見る“グローバルなアーティスト” ▼お父さんとお母さんを  ヨーロッパ旅行に連れていきたい ▼両親、きょうだいとの生活から上京して学んだこと ▼社会に対する責任感 ▼音楽の力を生活の一部にする  フィリピンのカルチャー ▼実家にあったスピーカーとマイクで  ずっとカラオケを歌っていた ▼シンガポールで初めてのライブ「夢が広がった感じ」 ▼フィリピンでもREIKOというアーティストの  ホームと呼べるコミュニティを作りたい ▼サードカルチャーキッズは  経験が一緒でなくても分かり合える ▼マイノリティー同士やその価値観同士で  戦わせる構図にばかり目が行きやすい ▼心の壁はいくらでも作れるが、その分壊せるはず ▼社会に属していることに意識を向ける  「責任感を持ってマイクを持てる人でいたい」 ▼ボーイズグループオーディション『THE LAST PIECE』で号泣 ▼BMSGのオーディションは本質的な平和 ▼BMSGアーティストの  パフォーマンス力の高さの理由 ▼笑いと感動が両立するMAZZELの凄さ ▼「いま僕らが祝えることを祝っていきたい」  すでに持っているものに感謝して良いものに繋げていく大事さ ▼マイクに通す声と音楽は  “祝いの言葉”でいっぱいにしたい ▼REIKOが思う  自分自身のアーティストとしての役割 ▼6月リリースの新曲『LOVE DEEPER』  ライブでも盛り上がる一曲 ▼今世界がどういう状況になっているか、  日本でどういう事が起きているのかは、  自分のクリエイティブに影響を与えている ー REIKO Information ー REIKO  X REIKO  Instagram Digital Single 『LOVE DEEPER』配信中 *配信情報は、配信日時点の情報になります。 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    44 min
  2. 23 SEPT

    #26 :MAZZEL × 竹田ダニエル「ずっと愛され続けるグループでありたい」

    前回に引き続き、ゲストは8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZELのEIKIさんとSEITOさん! この人すごい!と思ったアーティストや、 これからMAZZELとしてやってみたいことなどについて伺いました。 ▼スマホの中にある直近の検索履歴は? ▼オフの日の過ごし方  「一歩も家から出れないタイプ(SEITO)」  「トレーニングはリフレッシュ(EIKI)」 ▼元気をくれたHiplinの音楽 ▼BE:FIRSTの楽曲にも作詞作曲で参加  eillのバラードが沁みる ▼TikTokが流通し始めてディグりやすくなった  流行っていない曲でも辿りつける環境 ▼キラキラしたアイドルに元気をもらった ▼ライブで一番楽しい曲は? ▼「自分が書いたリリックをメンバーが歌ってるのを見ると   色んな感情が湧き出てくる(SEITO)」 ▼サマソニで観たAlicia Keysが凄かった! ▼同じ人間だと思えなかった  音楽の可能性を改めて感じた瞬間 ▼中島健人とKing & Princeのライブを観に行ったEIKI  「人生変わったレベルでヤバって思った」 ▼会場が大きくなればなるほど  幸せにできる人が増えることを体現 ▼アーティストとしての心構えが変わった ▼BMSGの規模が大きくなって行く中で  MAZZELが担う立ち位置 ▼社長・SKY-HIの言葉  「MAZZELほどバラバラでカラフルなグループ見たことない」 ▼BMSGというワードを世界に体現しながら  伝えていくグループはMAZZEL ▼「ずっと愛され続けるグループでありたい」  メンバー全員が抱く想い ▼バンドを持ちたい  今まで体ひとつマイク1本でやってきたから  もっといろんなMAZZELを見せたい ▼めちゃくちゃステージに立って  めちゃくちゃ歌いたい ▼歌ってる瞬間もファンと会える瞬間も好きだからこそ  それが一緒にできるライブが本当に最高 ▼メンバー8人の中で  “MAZZELっぽさ”のニュアンスは  話さなくても共有できる ▼「どんな曲も自分たちの色に染められる自信があります」 ▼社長・SKY-HIとLOAR (INIMI)が  レコーディングで引き出してくれる ▼楽しみながら録っていけるから  より良いテイクが出る ▼『King Kila Game』レコーディング裏話  最初は巻き舌じゃなかった? ▼BMSG魂として巻き舌をライブでやりたかった ▼少しでも気になった人はライブに来てほしい  新たなMAZZELを観れるのをお楽しみに ー MAZZEL Information ー MAZZEL  X MAZZEL  Instagram Digital Single 『DANGER』配信中 【BMSG FES'25】 2025年9月27(土)28(日)お台場BMSG FES特設会場 *開催情報は、配信日時点の情報になります。 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    33 min
  3. 16 SEPT

    #25 :MAZZEL × 竹田ダニエル「ファンを幸せにしたい、助けたい、救いたい」

    今回のゲストは、8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZELのEIKIさん、SEITOさん! デビューからの日々を振り返って感じることや、 同い年で共に歩んできたお互いの存在などについて伺いました。 ▼2023年5月にデビュー  メンバーとファンと一歩一歩進んできた濃い2年 ▼いろんな世界観に挑戦できるMAZZELの特徴 ▼ターニングポイントは『J.O.K.E.R.』  MAZZELの良さを形にして世に出すことができた ▼MAZZELの個性を因数分解 ▼ストーリーを考察して楽しんでほしい  『MAZQUERADE』MV ▼メンバー全員がMVやライブなどの  制作面への熱を持っている ▼男女問わずさまざまなアーティストの  MVやライブを観ることがインスピレーションに ▼楽屋にいてもメンバーそれぞれが  いろんなアーティストのライブ映像を観ている ▼EIKI・SEITOは演出が大好き  ライブのリハでアイデアを出し合う ▼「MAZZELはこういうアーティストです」  セットリストも考えながら作り上げた2ndツアー ▼とにかく楽しんで帰ってほしいという思いで制作 ▼規模が大きくなる中で変わったこと、変わらないこと  「どこまでいってもファンとの距離感は大事にしたい」 ▼2ndツアー 有明アリーナ公演後にもらった社長からの言葉  「MAZZELが世界的に大きくなっていけばいくほど助かる人が絶対いる」 ▼幸せにしたい、助けたい、救いたいが一番 ▼デビュー当時よりもさらけ出せるようになった ▼全員が自然にお互いをリスペクト  誰が何をやっていても応援できる、尊重できるメンバー ▼SEITOから見たEIKI  「MAZZELの柱みたいな存在」 ▼自分たちのことめちゃくちゃ理解していて  それをしっかり言葉にすることができる ▼「上辺だけの自信ではなくしっかり準備したからこそ   かたい自信になってるんじゃないかなと感じる(EIKI)」 ▼りょんりょん先生の指導でスイッチが入った ▼EIKIから見たSEITO  「MAZZELを引っ張ってくれる存在」 ▼先頭をとにかく突っ走ってくれてるような感じ  SEITOの強い歌声がMAZZELっぽさを濃くしている ▼SEITOのクリエイティブ面に対する意欲  誰がどんな曲をやりたいのか  メンバーの一番近くで聞いているからできること ▼アーティストとしてのMAZZELだけでなく  普段のMAZZELを知っているからこそ  魅力的な見せ方がわかるSKY-HIのプロデュース ▼『J.O.K.E.R.』以降の楽曲は  特にレコーディングでこだわるように ▼ニュアンスもテクニックも感情の入れ方とかも  全部クリアして100点満点じゃないと納得できない ー MAZZEL Information ー MAZZEL  X MAZZEL  Instagram Digital Single 『DANGER』配信中 【BMSG FES'25】 2025年9月27(土)28(日)お台場BMSG FES特設会場 *開催情報は、配信日時点の情報になります。 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    39 min
  4. 9 SEPT

    #24 :藤田織也 × 竹田ダニエル「残された人間に何ができるのか」

    前回に引き続き、ゲストはシンガーソングライターの藤田織也さん! NYで衝撃を受けたカニエ・ウェストの音楽や、クライアントワークをする上でのポリシー、新曲『DON MAI』で伝えたかったメッセージなどについて伺いました。 ▼藤田織也のコアとなる存在・R&B  80'sのディスコ、90'sのスロージャム… ▼70年代はカルチャーの転換期  ジャンルにとらわれず音楽を作っている人が多い ▼80年代になると一旦商業的に消化され始める  ギラギラした音楽が増え、入り口として入りやすい音楽が多い ▼90年代はヒップホップが台頭  レイドバックしたような音楽も増加 ▼音楽留学で渡ったNYで最初に出た課題曲が  Boyz II Men『End of The Road』 ▼同時期にダンス&ボーカルのレッスンで  MOTOWNの音楽に出会う ▼フィラデルフィアやナッシュビルの  レコードショップでジャケ買い ▼毎週水曜日はアポロ・シアターへ  演奏されている曲やDJで流れる曲を全部練習 ▼MOTOWNから80's、90's、70'sを聴いて  やっと2000年代を学び始めた ▼12歳の時はヒップホップが好きではなかった ▼メンバーからの言葉でヒップホップにのめり込む ▼転換になったカニエ・ウェストの存在 ▼『Ultralight Beam』の衝撃 ▼カニエ・ウェストを聴き始めたきっかけはファッション ▼ポップアップで並んでいる時に初めて観たのが  『Ultralight Beam』のSNLでのライブ ▼カニエのアバンギャルドなサウンドが  幼い頃に聴いた音楽と同じ感覚に戻してくれた ▼カニエの音楽は  スーパーパワーを手に入れた子どものよう ▼最近注目しているムーブメント・New Soul ▼New Edition『Can You Stand The Rain』を  現代解釈したみたいな音楽が今来ている ▼英語力の維持は海外の友達と会って話して意見交換 ▼「今は東京が、僕が住んでた時のNYになってる」 ▼クライアントワークをする上でのポリシー  「僕じゃない人がやってもいいことはやりたくない」 ▼REIKO、MAZZELが作品の可能性を広げてくれた ▼曲を書く時は大体ボーカルディレクションもセット ▼日本語になると子音が弱いからこそ大事に ▼ボーカルディレクションで意識しているコト ▼いろんな事情で辞めてきた人達を見てきた  残された人間に何ができるのか ▼ライブも見越したレコーディング ▼グループ活動ができなくなった時に  引き上げてくれたのがChaki Zulu ▼Chaki ZuluやT.KURAの勤勉さ  すごいハングリーですごい謙虚 ▼自分の曲との向き合い方  大事にしているのは正直であること ▼新曲『DON MAI』は正直の塊 ▼Ace Hashimotoとの出会い ▼1st EPの時には出そうと思わなかった  『DON MAI』というタイトル ▼自分がやろうと思わなかったこと、真逆なことがやりたい ▼今の日本の音楽は、シーン的にも音的にも潤っている  「だから僕は渇きが必要だなって」 ▼伝えたかったメッセージは本当にシンプル  10年前に比べて社会が暗い ▼暗い曲が人に寄り添うこともあるけど、  何も考えずに聴ける曲がない ▼ずっと白黒だった服装が  いきなりカラフルになるっていうのが  『DON MAI』だった ▼「5歳の時になりたかった自分になる時が来た」 ▼Tyler, the Creator『Call Me If You Get Lost』  Playboy Carti『i am music』  影響を受けたミックステープ的な考え方 ▼大事なのは自分自身であること ▼『DON MAI』アートワークに込めた意味 ▼ネクスト原宿を背負う  グラフィックデザイナーtokyosinkとともに制作 ー 藤田織也 Information ー 藤田織也 X 藤田織也 Instagram 自主レーベル【Enfant Terrible inc.】第1弾 『DON MAI』配信中 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    42 min
  5. 2 SEPT

    #23 :藤田織也 × 竹田ダニエル「自分の周りにいる人たちを見渡してほしい」

    今回のゲストは、シンガーソングライターの藤田織也さん! 幼少期に影響を受けた存在や音楽を始めたきっかけ、 音楽留学のために渡ったNYで学んだことなどについて伺いました。 ▼5歳の時にボーカル、ダンスレッスンを受け始める ▼10歳でシンガーソングライター・JUJUに抜擢され  日本武道館で『この夜を止めてよ』をデュエット ▼12歳から3年半、NYへ音楽留学  日本に帰国後、NYで出会った仲間と  ヒップホップグループ【Bleecker Chrome】を結成 ▼2011年に【藤田謙也】としてソロデビュー ▼2025年、自主レーベル【Enfant Terrible inc.】を立ち上げ ▼小さい頃から目立ちたがり屋 ▼父がきっかけでEXILEをたくさん聴いていた幼少期 ▼アルバム『EXILE EVOLUTION』が音楽を始めるきっかけに ▼『めちゃ2イケてるッ!』が大好き  ナインティナイン 岡村隆史がEXILEのライブに  乱入する企画に影響を受けた ▼『きらりん☆レボリューション』の存在  小さい時から女性的な視点と男性的な視点、  両方から影響を受けたクリエイティブが多い ▼エイベックス・アーティストアカデミーの入学オーディション  フィンガー5『学園天国』を歌っていたら、やり直しに? ▼オーディション終了後の恩人からの言葉 ▼当時、課題曲で歌っていたJ-R&B ▼アカデミー在籍時に練習していたアーティストや  影響を受けた人と、今一緒に仕事ができるのが嬉しい ▼『EXILE EVOLUTION』の  タイトル曲をプロデュースしている  T.Kuraとも一緒に音楽を作る ▼5歳の自分、今の自分、30歳の自分のため ▼LDHとエイベックスが手を取り合って立ち上げた  一大プロジェクト【PROJECT TARO】で渡米 ▼カルチャーや音楽媒体のアーティクルを読んで  感想文を書かないと朝食を食べられなかった ▼1日最低でも1時間半  さまざまなジャンルのダンスレッスンを受ける ▼NYでは、アジア人の子どもとしてしか見られていなかった ▼自分であることの大事さ、  それを受け入れることの大事さをNYで学んだ ▼情報過多になっている現代  本当の意味での繋がりがなくなってきている ▼現場にいることが大事、そこにいる人たちは同志 ▼ごちゃ混ぜ感をすんなりと受け入れるのは  日本人の昔からある特性 ▼「今、自分の周りにいる人たちを見渡してほしい」 ▼どうしても隣の芝生が青く見えるけど  今持ってるものが結局正解だと気づくときが来る ▼アメリカで学んだファミリービジネスの意識 ▼日本はすごいカルチャーを持っている国 ▼今の自分が良いって思うものが正解 ▼「みんな正しい答えを出そうと頑張りすぎてる気がする」 ▼来年で20年目、全てを変えたい ▼R&Bを背負う、藤田織也がやるべきこと ▼単純にみんなに楽しんで聴いてもらいたい  みんなの人生がもっと豊かになる音楽を作りたい ▼音楽を作る上で意識している3つ  街の音、スタジアム、人生のサウンドトラック ▼ニューシングル『DON MAI』  何も考えずに踊りながら歌えるような曲であってほしい ▼プロデュースにはFoux、DJ UPPERCUT、  コライトにはAce Hashimotoが参加 ▼2000年代を生きていた人にも  新しい世代の人達にも聴いてほしい ー 藤田織也 Information ー 藤田織也 X 藤田織也 Instagram 自主レーベル【Enfant Terrible inc.】第1弾 『DON MAI』配信中 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    34 min
  6. 26 AUG

    #22:山本恭輔 × 竹田ダニエル「“大人も楽しめるパーク”とはどういうものなのか?」

    前回に引き続き、ゲストは東京大学大学院博士課程の山本恭輔さん! 世界各国のディズニーパークを訪れ、研究を続ける山本さんに、 世界唯一のフランチャイズである東京ディズニーリゾートの傾向や 日本における「ディズニー」という概念にパークが与えた影響などについて伺いました。 ▼大人も子どものように純粋に楽しめる  ディズニーパークのポイント ▼親戚が東京ディズニーリゾートのダンサー  幼い頃から東京ディズニーリゾートへ ▼日本で「ディズニー」という一言は  パークのことを指していることが多い ▼日本における「ディズニー」の認識  テーマパークが与える影響 ▼コロナ禍を経ての変化 ▼キャラクターがメインではなかった東京ディズニーシー  開園5年ほど経ったあたりから路線変更? ▼子どもの頃に感じる「よく分からなさ」も  ある種ひとつの大事な経験 ▼ミッキーやミニーを中心にしたファンタジーの世界と  何をクロスさせるかが独自展開として面白い ▼世界のパークの中で直営じゃないのは  東京ディズニーリゾートだけ ▼20周年を迎えた直営パーク 香港ディズニーランドへ ▼どこに力点を置くのか  直営パークの手の入れ方の違い ▼アナハイムのディズニーパーク  夜のショーにはピクサーやマーベル、  スターウォーズなど傘下のキャラクターも大集合 ▼アナハイムのディズニーパークでは  新作ドラマの配信直後や劇場公開の直後に  そのキャラクターが登場 ▼作品の中で多様なアイデンティティーを持つ  キャラクターを出すことが  実際のパークでの雇用機会の拡大に繋がる ▼作品とパークの相乗効果  それができるのはやっぱり直営パークだから ▼「ディズニー」というもののイメージが  日本でなかなか変わらないのは  いわゆる大人の事情的な部分が大きい? ▼アメリカのディズニー好きは  日本のディズニーパークを羨ましがる ▼香港ディズニーランドでは  2024年公開『モアナと伝説の海2』の曲が  既にBGMで流れていて子供たちが歌っていた ▼コンテンツが入れ替わることが  ダイバーシティ&インクルージョンの一環かつ  IP(知的財産)の有効活用に ▼日本のアトラクションは  みんなが知っている映画の話を追体験する形 ▼竹田ダニエルが衝撃を受けた  フロリダのエプコット  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ▼どういうコンセプトでテーマパークを  作ろうとしていたのかということに対するこだわり ▼”大人も楽しめるパーク”とはどういうものなのか? ▼ウォルトは体験型のアメリカの  タイムスリップ博物館みたいなのを作りたかった ▼子どもの頃の純粋な気持ちを思い出させる場所 ▼どこまでリアルな歴史の視点を持ち込むのか ▼ネバーランドアドベンチャー  ラストのピーターパンの一言  「いつまでも子供のままでいてね」 ▼子ども=夢を見る存在という位置づけが  日本におけるディズニーという概念の定着に ▼”夢の国”の夢を壊すことはNGという共通認識 ▼ディズニーが持っている社会性に目を向けると  学べることがもっとある ▼もっといろんな人に対して  開かれて包み込むようなカルチャーとして  ディズニーがこれからも残っていってほしい ー 山本恭輔(westergaard)Information ー westergaard  X westergaard  WEGAチャンネル westergaard  作品分析 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    41 min
  7. 19 AUG

    #21:山本恭輔 × 竹田ダニエル「ディズニープリンセスが持つ象徴性」

    今回のゲストは、東京大学大学院博士課程の山本恭輔さん! ディズニー作品を独自の視点で分析・発信されている山本さんに、 ディズニープリンセスが持つ象徴性や 日本向けにローカライズすることの難しさ、面白さなどについて伺いました。 ▼竹田ダニエルとの出会い  「こんな面白い研究してる人が日本にいるんだ」 ▼1998年生まれ、ピクサー作品の盛り上がり、  ディスニーと近しい幼少期を過ごす ▼関心があるのは作品制作よりも制作者たち ▼大学でジェンダーや人種について学び、  そのアプローチで映画を研究するように ▼共存するディズニー・ピクサー作品への  熱い愛と批評的な視線 ▼ファンか敵か  二元論で語られてしまうことの難しさ ▼良い面も悪い面も含めて向き合っていきたい ▼揺りかごから墓場まで  ディズニーはエンタメ以上に、いろんな人の生活の中に ▼どのパークでウエディングをするかが  ひとつのステータスに ▼ディズニープリンセスが持つ象徴性  『シュガー・ラッシュ:オンライン』から  批判を取り込むこと自体がブランドを強化する方向に ▼最終的に全て恋愛結婚で終わるプリンセスの作品が  幼少期はあまり好きではなかった ▼『アナと雪の女王』のエルサがきっかけで  ディズニープリンセスについて考え直すように ▼いろんな形で抑圧されている人が  エルサに自分を重ね合わせることができた ▼引っかかる『Let It Go』の日本語訳 ▼『アナと雪の女王』の爆発的なヒット  趣味で翻訳を始めたことが研究に ▼原曲の歌詞と日本語訳された歌詞  何が違うのかを考えることによって  いろんなことが見えてくる ▼社会構造ではなく、  個人のメンタルの持ち方に帰結する  ポストフェミニズム ▼より多くの人が共感しやすいようにする方向性  情報量を減らす過程で何が消えていくのかが  ローカライズのひとつの面白さ ▼『ポカホンタス』が抱える様々な問題  歴史を知らない観客たちが作品を楽しむには  どうすればいいのか ▼歴史の誤認識にもつながりかねない  ディズニー作品はそれほどの影響力を持っている ▼ディズニーが興味を持つフックになるからこそ  文化や歴史に対して、どういう認識を持つかが大事な部分 ▼旧来的なものの象徴として扱われてきた  ディズニープリンセスたちが  いつの間にかポリコレ・Wokeの権化に ▼ディズニープリンセスという枠組みを変えずに  新しいものを一定程度取り込んできた結果 ▼ここ数年のディズニー・ピクサー作品は  本当にWokeなものなのか? ▼有色人種が有色人種のままで  物語を語ることができないのはなぜ? ▼いわゆる移民系の話になると  どうしても同じような形式になりがち ▼ディズニー・ピクサーに対する  日本特有のイメージと現実との乖離 ▼研究者は制作者が意図してないところで  何が起こっているのかを追求する ▼政治的な話を表立ってしない文脈の人達だからこそ  ポピュラーカルチャーに対して出てくる本心を  見つめていくことがすごく大事 ▼いろんな人をキャラクターとして  取り扱っているからこそ作れる豊かな物語 ▼新しいことや挑戦的なことが評価されるのか、  慣れ親しんだものを観る方が楽しいのか ▼現在の日本におけるディズニーの位置付け ー 山本恭輔(westergaard)Information ー westergaard  X westergaard  WEGAチャンネル westergaard  作品分析 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    40 min
  8. 12 AUG

    #20 :Aile The Shota × 竹田ダニエル「成功したオタク」

    前回に引き続き、ゲストはシンガーソングライターのAile The Shotaさん! 新曲『向日葵花火』をプロデュースする☆Taku Takahashi(m-flo)の存在や、 疑いながらアップデートすることの大事さなどについて伺いました。 ▼今年は春夏秋冬でシングルをリリース ▼夏のシングル『向日葵花火』  ☆Taku Takahashi(m-flo)プロデュース ▼2005年~2012年ごろのJ-POP青春期の音楽をリスペクトして制作  夏に聴きたくなるJ-POPにしたかった ▼ポップスの2つの書き方  キャッチーなフックを作るスキルと物語を描くスキル ▼『向日葵花火』制作時期は  back numberを聴いていた ▼春は桜、卒業、夏は花火、夏祭り…  みんなが同じような経験をしているのは日本独特 ▼☆Taku Takahashi(m-flo)との出会い ▼オーディション番組『THE FIRST』最終審査の  課題曲『Shining One』を☆Takuが手掛ける ▼☆Takuの自宅でセッション  独特な間も含めて、ただただ優しい人 ▼「良いJ-POPとは?」ディスカッションから  『向日葵花火』の曲作りがスタート ▼☆Taku Takahashiは  Aile The Shotaを次の段階へ引っ張ってくれた人 ▼フィーチャリングアーティストの良さを  引き出すような視野が広い曲作り  受け止めてくれる土台が大きい ▼デビュー前から日本のインディーシーンに詳しかった  Aile The Shotaは成功したオタク ▼共作する上で大事にしていること  Aile The Shotaがどんな存在でどんな音楽なのかを  テーブルの上に出し続けた状態でセッションする ▼複雑なストーリーを  限られたリリックの中で伝える緻密な作業 ▼歌詞の軸になるキャラクターは  自分の心から引っ張ったものから作る ▼インスピレーションは人との会話から ▼大学でダンスを始めて洋楽を聴き始めた  ダンスがなかったらAile The Shotaはいない ▼竹田ダニエル J-POPに憧れたアメリカでの幼少期  いきものがかりや嵐のCDを聴いていた ▼ダンスは音楽のいい入り口 ▼ダンサーが聴いて踊れるポップスを作る ▼KATSEYEの振り付けの良さ  振りがつくことでイメージが変わった『Gnarly』 ▼Aile The Shotaがプロデュースする  ダンスアーティストクルー「ODORI」 ▼ダンスシーンは、繋がりがないとフィーチャーされない  フラットなオーディションをやりたかった ▼学校の先生になった気分 ▼日本が踊りたがっている予兆をすごく感じる ▼ダンスで人生変わったタイプ  音楽を聴いて体が揺れるところまで  自分を持っていけると音楽がより楽しくなる ▼Beyoncéのコンサート  動画を撮らずに観客も一緒に踊る空間 ▼アメリカ中が踊らなくなった問題  スマホ動画を撮られて恥ずかしくて踊れない ▼周りの目を気にしないで踊る機会は、世界共通で減っている ▼音楽と文化、歴史はセット  伝えられる立場の人が柔らかく教え続けることが大事 ▼疑いながらアップデートしないと  自分の視野も狭めていくことになる ▼月1でアップデート、先月と今月の考え方が違ってもいい ▼今の日本の音楽シーンは  事務所ごととかに分けて見られやすい  ファン同士でバチバチするのはもったいない ▼チルでメロウな曲を聴く時間が増えた  音で聴きたいときは、わからない言語の曲を聴いている ▼DREAMS COME TRUEやback numberの歌詞を見て  「どうしてここまで行けるんだろう?」 ▼Instagramで同世代の活動をインプット ▼多岐に渡った活動を長い時間をかけて一つの大きい結果に ▼ステージを上げていくのは自分とファンの楽しみ ー Aile The Shota Information ー Aile The Shota  X Aile The Shota  Instagram ☆Taku Takahashi(m-flo)プロデュース 『向日葵花火』 配信中 8月17日(日) ZOZO マリンスタジアム&幕張メッセ SUMMER SONIC 2025 BMSG POSSEとして出演 *開催情報は、配信日時点の情報になります。 ー 番組 & 竹田ダニエル Information ー ON STAGE ON AIR  X 竹田ダニエル Instagram 竹田ダニエル X

    40 min

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エンターテインメントを支える人たちのリアルな声を聞くPODCAST。 NAVIGATORはアメリカ在住のジャーナリスト/研究者 竹田ダニエル。 音楽を中心に多様なエンターテインメントを深掘り。ポップカルチャーの魅力だけでなく、社会性やアイデンティティ、そして、そこから生まれるトレンドまでゲストとともに考察します。 毎週火曜お昼12時配信。 FMラジオ J-WAVE(81.3FM)「PEOPLE'S ROASTERY」内 「PODCAST PICKS」(15:40~)にて毎週火曜日、ダイジェスト版をON AIR。

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